羽生善治のレビュー一覧

  • 先を読む頭脳(新潮文庫)

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    自分の好きな人の一人である、羽生さんの本です。
    少し前にコンピューターとプロ棋士が対局して、プロ棋士が負けたのが話題になったのを思い出しました。
    チェスの世界ではコンピューターが人間と同等以上の戦いができるのに対して、将棋は「取った駒を使える」というルールによってゲームが奥深くなり、コンピューターはトッププロには及ばないと言われていたのも昔の話になりました。
    本書で羽生さんはコンピューターが強くなるのを「楽しみ」と感じている様に思いました。いつも相手の得意戦法を拒まないスタイルもそうですが、男らしい!の一言です。

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    2013年07月13日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    予想していたより子ども向けの本だった。
    でも、継続することの難しさと大切さを思い知った。
    そう、何よりも継続することが難しい。
    そしてもう1つ。集中することも難しい。
    羽生さんのように頭を真っ白にするだとか自分が
    集中できる仕組みを作ることが大切だと思った。
    『集中すること』『継続すること』
    心がけていこう。

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    2013年06月19日
  • 勝負哲学

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    サッカー日本代表を率いた岡田元監督と、将棋のトッププロ羽生善治氏の対談集である。

    スポーツの監督と、将棋棋士。全く異なる分野の二人だが、その意見は驚くほど一致する。データと直感の大事さ、リスクの採り方、人の育て方。それは、ほとんどの読者が仕事に取り組む際のマインドの参考となるだろう。

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    2013年05月21日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    グランドマスタードロー という言葉を知った。
    オリンピックのやる気ない試合した、あれみたいなの。

    GFK空港が、昔、アイドルなんとか空港って名前だったとか。
    読み終わって忘れるところが自分で悲しいが。

    と、関係ないことが感想に。。。^^;

    すごく濃く生きた人なのかな、という印象。

    Bobby Fisher's Remarkable rise and fall

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    2013年05月02日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    生誕から亡くなるまでが書かれた伝記である。チェスの世界チャンピオンになるまでは、楽しく読めたが、その後は、つまらなかった。

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    2013年04月17日
  • 勝負哲学

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    ゾーンに入るためには、外からのプレッシャーを利用する方法もある。入ろうと思って入れるものでもない。
    良い考えを思い浮かべるには、頭の中にスペースを作っておく、つまりそのことを考えることから離れることも必要。

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    2013年04月06日
  • 簡単に、単純に考える

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    秀才は、経験則を大事にする。学習能力があり、日々強くなる。
    自分の型やパターンを身につけて、
    それがはまったときには猛烈な強さを発揮する。
    ➡相対的な能力評価

    天才は、パイオニア
    何かを発明するとか、発見するとか、周りが驚くことをして、
    その人の出現から何かが変わる。
    ➡周りは気にならない。
    ➡相手がいなくてもいい。一番興味があるのは、自分自身。

    『天才は2進法で考える』
    常に簡単な選択をすることによって、より早く到達する。
    オンとオフだけでいく➡決断のスピードが速い。

    物事を中間地点におかない。
    あいまいさがないことが。

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    2016年07月17日
  • 勝負哲学

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    考えて決断する。結果はすべて自己責任。サッカーであれ将棋であれ簡単なことではない。自分に置き換えて考えてみると出来てないなぁ。

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    2013年01月09日
  • 直感力

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    自分の経験をもとに、直感力について述べた本。直感力は磨くことができる、ミスの後の対処法、マラソンのラップを刻むように継続する力など、参考になることが多い。

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    2020年10月26日
  • 勉強の仕方

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    これを読んだのは8歳くらいの時かな?幼いながらも羽生さんのことを慕っている時にこの本に出会いました。棋士二人の対談という形で進み、それぞれの過去を語りながらその中で自分の考え方を述べていたように記憶しています。当時は羽生さんしか知りませんでしたが、羽生さんでない方の考え方が面白かったという印象があります。

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    2012年06月26日
  • 勉強の仕方

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    年齢によって勉強の仕方も変わる。
    セールスの勉強だってそうだと思う。
    いつも思うけど、棋士ってスゲえな。

    『兄貴たちは頭が悪いから東大に行った。私は頭が良いから棋士になった』は米長プロの言葉。

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    2012年06月25日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    「継続は力なり」「好きこそものの上手なれ」を地でいくお方。もちろんそんな単純な事ばかりでないことは分かっていますが、飄々としている姿はそう思わせます。なにか新しいことをやってくれそうな予感。

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    2012年05月13日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    ヤングアダルト向けの本だけど、中身は大人でも楽しめる良本。羽生さんへの個人的な感想では、感情は殺さずに受け入れてどう処理するかを決めるというプロットの部分、しかも対局中に。試験中に緊張したら、まず自分は今緊張してるなと受け入れて、その中で次どうするかを考えろと言っていた予備校の師を思い出した。客観視する力を育成しろ!

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    2012年04月02日
  • 自分の頭で考えるということ

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    人間は当事者意識がない限り、失敗から学ばない。
    論理的に言語化し、推理して、失敗の理由を白目にさらさないとダメ。理性的な過程を踏まないと失敗からの学習はできない。

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    2012年03月15日
  • 自分の頭で考えるということ

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    羽生さんの本は初めて読んだ。端々に刺激になるエピソードや考察が。
    特に印象に残ったのは、「目的」と「全検索」が生み出す人の盲点を突くコンピュータの”勝負”や、人の美意識・恐怖心・制約が生み出す強さ。

    大量の情報や技術の向上により、人はより「全検索」的思考を実践できるようになろうかという中で、人が自分の頭で考えることの価値について考え直す機会を得た。

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    2012年02月09日
  • 勝負哲学

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    戦うとはどういうことか?

    羽生善治が将棋の土俵で、岡田元監督がサッカーの土俵で培ってきたものをベースに「勝負」の様々な角度を題材にしての対談。
    それはスポーツなどに限定せずに、人生や恋愛などにも当然通じてくる話。

    勘の重要性、戦いに求める美学、リスクから逃げるたびに弱くなる、の3つが再確認したというか重要だと思ったこと。
    「分かってはいるものの、再認識したこと自体が重要」という自分の中での位置づけ。

    やっぱり、何事にも「美学」というか「美しさ」って重要だよね。
    研究職だけれど、仕事の中でも「美しさ」を改めて追及していきたい次第。

    定期的にこういう本を読んで刺激を入れて、自分の進みたい道

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    2012年01月16日
  • 自分の頭で考えるということ

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    プロ将棋士の戦略が、過去のデータからであることなど初めて知った。パソコンの全検索の手法がそれと類似しているが、人間的な感性とパソコンとの感性は違うということや、情報化によって現代人は、情報整理に時間をかけるが、考える時間が減っていることなど、なるほど~っおもうことがあった。

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    2012年01月14日
  • 自分の頭で考えるということ

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    おそらく、「将棋」とは世界一完成度の高いボードゲームであろう。

    長い月日と血を吐くような先人たちの努力によって、様々な戦略や攻略が生み出されているが、その頂上はいまだに見えず。
    その複雑さは、現代技術の粋を集めたコンピューターでも底が知れない。

    現代棋士の代表格である羽生善治氏の思考法を、稀代の脳科学者茂木氏が語り合いながら紐解いていく対談集。

    「自分の頭で考える」ということを放棄しがちな現代人には目から鱗の一冊です。

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    2011年12月01日
  • 自分の頭で考えるということ

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    茂木さんの「君はこうだから、つまり脳科学的にはこうだよね」という、一度体内で咀嚼してから再び吐き出すという話し方が、昔からあまり好きではありません。
    反論したくても、脳科学的にそうであるなら、納得せざるを得なくなっちゃうから。
    けど本著で、天才羽生善治が対等に言い合っているのが面白かった。
    「いいぞ善治、もっとやれ!」な。

    面白かったのは、人間の本質が「逸脱」であるということ。
    コンピュータは全検索により、最も良い手法を常に見つけ出す。
    だから近い将来将棋のプロが勝てなくなった時、果たして彼らに価値はなくなるのかというと、羽生さん曰く否。
    人間には「何かを見つけたい」という気持ち(神経経済学

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    2011年11月04日
  • 勉強について、私たちの考え方と方法

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    羽生さんと小山さんの対談本。
    それぞれ個人の話は面白いが、対談自体は話が噛み合っていない印象。

    羽生さんは相変わらず物事に対する視点に煌きがある。
    話を読んでいて面白い。
    小山さんの話も個人レベルでは面白いのだが(学生時代にどれだけ勉強したとか、一つのことを極めることの熱など)、対談になると互いの次元が違うことがはっきりする。特にタイトルである勉強について、はほとんど議論されていない。

    対談にした意味があまりなく、井戸端会議を聞き耳したような感覚。

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    2011年05月21日