羽生善治のレビュー一覧

  • 捨てる力
    将棋業界ならではの話が多かった
    自分は将棋は指さないが楽しめた

    定石の話が個人的には面白かった
    何故それが定石になっているのかちゃんと考える必要があることを認識させられた
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    各界で活躍する一線の著名人たちが、若いころ何を考え、何に向かっていったかが、講演と対談という形で提示されている。それぞれの人が、自伝的に記述してしまうと、逆にくどく感じるものができあがりそうなので、程よい感じだと思った。
  • 人間の未来 AIの未来

    山中教授と羽生さんが、IPS細胞や人工知能や、人類の今後について対談してる。

    その2人である必要性はあまり感じなかったけど(特に羽生さん)、2人とも安易な言葉で説明していて、読みやすく面白かった。

    人間の寿命は、心臓や関節などは代替できるようになるだろうから、結局は脳の寿命に帰着するだろうって...続きを読む
  • 決断力
    ・何事でも一回経験していれば対処しやすい。
     ゼロと一の差は大きい。

    ・報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、それこそが才能である。

    ・「天才とは1%のひらめきと、99%努力である」(エジソン)

    ・初心者が何かを学ぼうとす...続きを読む
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)
    将棋における「先を読む頭脳」を研究している。前半は主に「将棋脳」とでも言うべきか、将棋に長けた人達の思考方法を研究している。後半は主にコンピューター棋士の発達の仕組みの研究だ。

    将棋は他の似たようなゲーム(チェスなど)に比べて「取った駒を使える」のが独特のルールで、それが指し手の複雑さになり、チェ...続きを読む
  • 将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ
    羽生先生が子供向けに語った話がベースなので将棋の基礎知識を復習できた感じ。また羽生先生の将棋に向き合う考え方は人生訓であり数々の修羅場をくぐり抜けてきた重みを感じた。
  • 捨てる力

    なにかを成し遂げた人の言葉は重いし響くなと思った。その辺の人が言ってたら素通りしてしまいそうなことでも!

    特に印象に残ったのを2つ。

    ·子供の頃から小さなことでも「何かを成し遂げた」経験はすごく大事だということ。自分の中に「努力と成果のモノサシ」があることで不安な時間にも耐えて努力することもで...続きを読む
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方
    ・新しいことにチャレンジする
    ・できるかできないか、ギリギリのところに取り組む
    ・リフレッシュは全然関係ない事をする

    という事を説明しています。
    羽生さんの事例が読みやすいです。
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    ▼目的
    ・上司のお勧めの本。物事を対極的に捉えることで動作に余裕が生まれるのではと考えたから。
    ・「テンパるのは自己位置を把握していないから」という格言に近しい考え。

    ▼エッセンス
    ⭐️物事に取り組む前に、一呼吸付き、戦局の全体像を俯瞰すること。
    ・そして何通りもの手を考えること。
    ・プロ棋士は数...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

    「簡単に検索ができる今日において、知識を覚えることは必要だろうか」

    「続けることは偉大な才能である」
  • 人間の未来 AIの未来
    山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長と、羽生善治棋士の対談形式になっています。

    科学と将棋の世界でのAIの位置づけや今後どのようになっていくのだろうかというお話が、それぞれの専門の立場で語られて非常に興味深かったです。

    帯に書いてあるような「10年後、100年後の世界の予言」は出てこないのですが...続きを読む
  • 捨てる力
    覚えている必要のないものは、忘れてしまう必要がある。なぜなら、人間には一定の記憶量あるからだである。沢山の情報を得るためには、選ぶというよりいかに捨てるかである。また、新しい閃きを得るためにも、過去のデーターを捨てることが必要であると言うことを言っている。
    この本から僕が学んだことは、新しい閃きを得...続きを読む
  • 人間の未来 AIの未来
     山中先生は当然として、羽生さんの知識というのか教養の深さに驚きました。AIについて、かくも深く知っているとは。

     シンギュラリティは、私は来ないと思っているのですが、そういうことよりも、大切なのは、人間を特徴付ける一つである「知能」とは何なのかを考えてみること、そしてまた、人間とは何なのかを考え...続きを読む
  • 直感力
    羽生さんのような、いわゆる“凄い”人が何をもって判断しているか、羽生さんなりに自己分析された本です。

    個人的にですが、半分は共感できますが半分は共感できない、そんな内容でした。

    羽生さんはこの本を40代前半で記されているので、その年代に近い方々には、“自分を信じて判断してね”といった内容は響くと...続きを読む
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    どのような気持ちで過ごしているのかが垣間見れた。将棋について知識があれば、もっと感じるものがあるように思うので、あと数年後にもう一度読んでみたい。
  • 大局観 自分と闘って負けない心
    決断力、も読みましたが、タイトルは違うものの、どちらも新しいことにチャレンジすることの大切さについて書かれています。
    決断力もそうでしたが例えが豊富だなと思いました。
    内容については2書で違いはあまりありませんでした。どちらかを読めばよいかと思います。
  • 歩を「と金」に変える人材活用術
    将棋とスポーツを題材として、組織、人材活用、勝負のあや、教育論などについて語られた対談集。特に羽生さんの指摘は将棋を超えて、社会一般にあてはまる鋭いものが多い。
    対談ということもあって、ややまとまりのない印象。

    古本屋で購入した1冊だが、最後の教育論のところでページが2枚も切り取られていて、がっか...続きを読む
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」
    将棋をいろんな角度からとらえた本。今の将棋と昔の将棋の違いや、日本将棋が誕生したとされる頃の分析とかもあって面白かった。
  • 才能とは続けられること 強さの原点
    羽生さんの全体の流れと、考えを簡潔にまとめた内容。少し内容が軽い感じだが、羽生さんを最初に知るにはよい一冊
  • 人工知能の核心
    ■AIと人間の差は恐怖心と美意識
    ディープラーニングには「誤差逆伝播法」という、明らかに間違っているものを間引く(=情報を捨てる)技術が活用されており、膨大なデータに対して計算を省力化することが出来る。
    これは人間の"直感"に近い分析を可能にするが、AIの出す答えは必ずしも人間が心地よいと感じるもの...続きを読む