羽生善治のレビュー一覧

  • 人間の未来 AIの未来

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    山中教授と羽生さんが、IPS細胞や人工知能や、人類の今後について対談してる。

    その2人である必要性はあまり感じなかったけど(特に羽生さん)、2人とも安易な言葉で説明していて、読みやすく面白かった。

    人間の寿命は、心臓や関節などは代替できるようになるだろうから、結局は脳の寿命に帰着するだろうって話はなるほどなって思った。

    こういう凄い方の話を読むと、自堕落な自分がホント嫌になる、、

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    2021年03月13日
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)

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    将棋における「先を読む頭脳」を研究している。前半は主に「将棋脳」とでも言うべきか、将棋に長けた人達の思考方法を研究している。後半は主にコンピューター棋士の発達の仕組みの研究だ。

    将棋は他の似たようなゲーム(チェスなど)に比べて「取った駒を使える」のが独特のルールで、それが指し手の複雑さになり、チェスに比べてコンピューター棋士が強くなる速度が遅れた。その性能はソフトよりもハード、計算速度の早さで決まるものらしい。

    羽生氏は「コンピューター棋士は指し手の読み込みは早いが、人間味のある指し方はできない。それができるようになれば面白い」と語っている。コンピューター棋士の研究だけに留まらず、人工知能

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    2021年02月25日
  • 将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ

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    羽生先生が子供向けに語った話がベースなので将棋の基礎知識を復習できた感じ。また羽生先生の将棋に向き合う考え方は人生訓であり数々の修羅場をくぐり抜けてきた重みを感じた。

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    2020年12月28日
  • 捨てる力

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    なにかを成し遂げた人の言葉は重いし響くなと思った。その辺の人が言ってたら素通りしてしまいそうなことでも!

    特に印象に残ったのを2つ。

    ·子供の頃から小さなことでも「何かを成し遂げた」経験はすごく大事だということ。自分の中に「努力と成果のモノサシ」があることで不安な時間にも耐えて努力することもできれば、自分には向いてないと諦めもつく。

    ·どんなことでも前例がある。自分が置かれてる状況や悩みは既に誰かが経験してるケースがほとんど。どうやってそこから脱出するかはじっくり探せば絶対に見つかる。


    特に後者については今ものすごく悩んでいてそこから脱出する術もわからず、諦めかけている皆に読んで欲

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    2020年07月16日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    ・新しいことにチャレンジする
    ・できるかできないか、ギリギリのところに取り組む
    ・リフレッシュは全然関係ない事をする

    という事を説明しています。
    羽生さんの事例が読みやすいです。

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    2020年06月11日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    ▼目的
    ・上司のお勧めの本。物事を対極的に捉えることで動作に余裕が生まれるのではと考えたから。
    ・「テンパるのは自己位置を把握していないから」という格言に近しい考え。

    ▼エッセンス
    ⭐️物事に取り組む前に、一呼吸付き、戦局の全体像を俯瞰すること。
    ・そして何通りもの手を考えること。
    ・プロ棋士は数千ものパターンの手を考えるが、どれが適切かは、直感で大体分かってしまう。瞬間で3手に絞れる。その直感は経験によってのみ磨かれるのだとか。
    ・リスクにきちんと向き合い、リスクに伴う恐怖や不安に打ち勝つことが永久的にリスクを取り続ける王道。
    ・1番手強い敵は漠然とした不安。
    ・最も良いパフォーマンスを発

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    2020年05月24日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

    「簡単に検索ができる今日において、知識を覚えることは必要だろうか」

    「続けることは偉大な才能である」

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    2020年05月17日
  • 人間の未来 AIの未来

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    山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長と、羽生善治棋士の対談形式になっています。

    科学と将棋の世界でのAIの位置づけや今後どのようになっていくのだろうかというお話が、それぞれの専門の立場で語られて非常に興味深かったです。

    帯に書いてあるような「10年後、100年後の世界の予言」は出てこないのですが・・・。

    本書の中で、「将棋で言えば、現状、AIは過去のデータを基にその場その場で一番いい手を指してくるのに対し、今日は攻めて行こうとか、持久戦でいこうといった「対局の流れ」から次の手を指すことはできない」というのが印象的でした。(もちろん今は流れを読むような研究も進められているようですが。)

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    2020年05月06日
  • 捨てる力

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    覚えている必要のないものは、忘れてしまう必要がある。なぜなら、人間には一定の記憶量あるからだである。沢山の情報を得るためには、選ぶというよりいかに捨てるかである。また、新しい閃きを得るためにも、過去のデーターを捨てることが必要であると言うことを言っている。
    この本から僕が学んだことは、新しい閃きを得るには過去のデータにとらわれないようにすることである。

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    2020年03月08日
  • 人間の未来 AIの未来

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     山中先生は当然として、羽生さんの知識というのか教養の深さに驚きました。AIについて、かくも深く知っているとは。

     シンギュラリティは、私は来ないと思っているのですが、そういうことよりも、大切なのは、人間を特徴付ける一つである「知能」とは何なのかを考えてみること、そしてまた、人間とは何なのかを考えてみることだと、この本を通して思いました。


     本書の最後の方で、山中先生の「生物って本当にすごいです、人間にしてもよくこんな精妙なものができたなと思います。例えば進化論が説明するような偶然の産物だけで本当に僕たちはできているのかなと感じる時もあります。」との言葉が一番心に響きました。

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    2020年02月15日
  • 直感力

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    羽生さんのような、いわゆる“凄い”人が何をもって判断しているか、羽生さんなりに自己分析された本です。

    個人的にですが、半分は共感できますが半分は共感できない、そんな内容でした。

    羽生さんはこの本を40代前半で記されているので、その年代に近い方々には、“自分を信じて判断してね”といった内容は響くと思います。
    一方、現在20代の自分には、その判断材料となる経験が浅く、またその経験の積み方にも不安があり、どうにも納得できませんでした。
    20代向けの自己啓発は大体、
    ・熱中できることを見つけろ
    ・熱中できることに集中できる環境に身を置け
    ・挑戦あるのみ
    と書いてありますが、羽生さんはそれを前提とし

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    2020年01月26日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    どのような気持ちで過ごしているのかが垣間見れた。将棋について知識があれば、もっと感じるものがあるように思うので、あと数年後にもう一度読んでみたい。

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    2020年01月22日
  • 歩を「と金」に変える人材活用術

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    将棋とスポーツを題材として、組織、人材活用、勝負のあや、教育論などについて語られた対談集。特に羽生さんの指摘は将棋を超えて、社会一般にあてはまる鋭いものが多い。
    対談ということもあって、ややまとまりのない印象。

    古本屋で購入した1冊だが、最後の教育論のところでページが2枚も切り取られていて、がっかりした。。

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    2019年10月27日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    将棋をいろんな角度からとらえた本。今の将棋と昔の将棋の違いや、日本将棋が誕生したとされる頃の分析とかもあって面白かった。

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    2019年09月03日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    羽生さんの全体の流れと、考えを簡潔にまとめた内容。少し内容が軽い感じだが、羽生さんを最初に知るにはよい一冊

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    2019年06月12日
  • 人工知能の核心

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    ■AIと人間の差は恐怖心と美意識
    ディープラーニングには「誤差逆伝播法」という、明らかに間違っているものを間引く(=情報を捨てる)技術が活用されており、膨大なデータに対して計算を省力化することが出来る。
    これは人間の"直感"に近い分析を可能にするが、AIの出す答えは必ずしも人間が心地よいと感じるものとはならないことがある。将棋に特化したAIは、将棋界の人が美しいと感じるような打ち手とは違う手を打つことがある。AIは人間と異なり恐怖心を持たないためそのような打ち手を打てるが、美意識のある人間にとってはそれが違和感となる。

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    2019年05月26日
  • 自分の頭で考えるということ

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    チェスト商業比べてチェスは駒が1時にしても操守って的に音が入ったりしないんだけれど、将棋は寝返るなんてまことしやかに言う人がいますよね。でもあれは実は交易をしているんだ。俺はこの銀はいらないけれどその角を頂戴とか

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    2019年05月13日
  • 人工知能の核心

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    羽生氏の書籍は「決断力」以来かもしれない。本書は、AI(人工知能)の内容だが棋士として元々の視座や考察を踏まえた人工知能へのアプローチは、とても分かりやすく述べられているため、読みやすかった。他の人工知能関連も読み合わせて参考にしたい。

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    2019年04月30日
  • 勝負哲学

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    ●リスクをとることこそ、リスクから逃れる最高のすべ。

    ●新しいことにチャレンジする勇気と、同じことを継続できる粘りは、同価値。

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    2019年01月14日
  • 将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ

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    羽生善治 著「将棋から学んできたこと」、2017.1発行。この本は「挑戦する勇気」(2002.12)に加筆・修正し改題した本です。小・中学生を対象にしています。さっと一読しました。将棋の魅力は「必然性」で「言い訳がきかない」ことと。また、プロに必要なのは「捨てる技術」だそうです。好きな駒は「銀」。対局できるとしたら、時代を先取りしていた升田幸三先生と対局したいと。小さい頃、目標にしていた人は谷川浩司さん。

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    2018年12月10日