羽生善治のレビュー一覧

  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた将棋棋士、羽生さんの著書。
    新書だけれども、エッセイ的な感じでさらりと読める。棋士としての考え方がいろいろとつづられているが、将棋に限らず仕事やプライベートでも同じような状況や思考になることはあるなと思いながら読んだ。
    たとえば、複数の選択肢をシミュレートして、どちらもうまくいきそうにない場合、最後に思いついた別の選択肢がやけにうまくいきそうに見えることがあるが、これは「なかなか決断できず苦しんでいる状況から、一刻も早く抜け出したい」という心境が生み出している錯覚であることが多いという台詞。身に沁みます。。。
    情報過多の時代に、消費ばかりの「情報メタボ」にならずに、供給サイドにも

    0
    2021年11月23日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    本のタイトルはあくまで羽生善治さんの考え方の1項目に過ぎない。
    基本的には彼の棋士としての将棋哲学というべき、考え方を記した本です。

    考え方は経験で得た結果を元に語られた哲学的なものであるが、羽生さん自身、とても感覚的な人だと思ぃした。また、それをちゃんと説明出来ているのが素晴らしいと思いました。

    0
    2021年11月01日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    歳を取るとどうしても守りに入る。無意識のうちにブレーキを踏んでいる。
    若いうちはブレーキなんてなかったのに。
    年をとったら、あえてアクセルを強めに踏む意識が必要。

    とりあえず何かを始めることが成功の近道。
    リスクが大きい=やりがいが大きいと捉える

    0
    2021年07月30日
  • 直感力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書の「はじめに」に、棋士は「直感」と「読み」と「大局観」の三つを使いこなしながら対局に臨んでいると述べ、そのうち「読み」については「計算する力といっても過言ではない」と述べている。「大局観」については、著書を読んでくれと言われている。そして、本書で「直感」について語ろうというのだ。

    ただ、本書のタイトルは「直感力」であるが、それだけについて語られたものではなかった。将棋という勝負の世界全般について語られている。自身の期待としてはプロの棋士の直感というものがどういうものかを知りたかったので、それについて述べられた最初の二章くらいがとても面白かった。

    第一章「直感は、磨くことができる」
    「直

    0
    2021年06月28日
  • 自分の頭で考えるということ

    Posted by ブクログ

    人が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるが失敗の理由を学ぶ事はほとんど心理的にはできない。

    脳の性質からして成功は勝手に強化される。これを強化学習と呼ぶ。しかし失敗から学ぶ事は非常に難しい。失敗の原因を突き詰めて考え、同じことを二度と繰り返さないようにすると言うこともごく単純な場合ならばできる。
    しかしもう少し複雑な場合、論理的に言語化し、推理し、失敗の理由を白日のもとに探さないと学習する事はできない。しかし多くのアマチュアの人間は失敗してもその理由を振り返ることがない。

    0
    2021年06月05日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    パラパラと、印象的な言葉を。

    •以前は才能は一瞬のひらめきだと思っていたが、今は十年、二十年、三十年と同じ姿勢で同じ情熱を傾けられる人のことだと思う

    •どの世界でも、教える行為に対して、教えられる側の依存度が高くなってしまうと問題である

    •勝つことだけを優先していると、自分の将棋が目の前の一勝を追う将棋になってしまう。今はいいが、将来を考えると「よくないな」と気づいた

    •いつも自分に有利な局面ばかりということなどないし、その逆に、いつも悪い局面ばかりということもない。だから必要以上に楽観することも悲観することもないし、瞬間的な出来事に一喜一憂することもないと思う

    •サルトルは「他者か

    0
    2021年05月29日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    将棋業界ならではの話が多かった
    自分は将棋は指さないが楽しめた

    定石の話が個人的には面白かった
    何故それが定石になっているのかちゃんと考える必要があることを認識させられた

    0
    2021年05月21日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    各界で活躍する一線の著名人たちが、若いころ何を考え、何に向かっていったかが、講演と対談という形で提示されている。それぞれの人が、自伝的に記述してしまうと、逆にくどく感じるものができあがりそうなので、程よい感じだと思った。

    0
    2021年05月18日
  • 人間の未来 AIの未来

    Posted by ブクログ


    山中教授と羽生さんが、IPS細胞や人工知能や、人類の今後について対談してる。

    その2人である必要性はあまり感じなかったけど(特に羽生さん)、2人とも安易な言葉で説明していて、読みやすく面白かった。

    人間の寿命は、心臓や関節などは代替できるようになるだろうから、結局は脳の寿命に帰着するだろうって話はなるほどなって思った。

    こういう凄い方の話を読むと、自堕落な自分がホント嫌になる、、

    0
    2021年03月13日
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    将棋における「先を読む頭脳」を研究している。前半は主に「将棋脳」とでも言うべきか、将棋に長けた人達の思考方法を研究している。後半は主にコンピューター棋士の発達の仕組みの研究だ。

    将棋は他の似たようなゲーム(チェスなど)に比べて「取った駒を使える」のが独特のルールで、それが指し手の複雑さになり、チェスに比べてコンピューター棋士が強くなる速度が遅れた。その性能はソフトよりもハード、計算速度の早さで決まるものらしい。

    羽生氏は「コンピューター棋士は指し手の読み込みは早いが、人間味のある指し方はできない。それができるようになれば面白い」と語っている。コンピューター棋士の研究だけに留まらず、人工知能

    0
    2021年02月25日
  • 将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ

    Posted by ブクログ

    羽生先生が子供向けに語った話がベースなので将棋の基礎知識を復習できた感じ。また羽生先生の将棋に向き合う考え方は人生訓であり数々の修羅場をくぐり抜けてきた重みを感じた。

    0
    2020年12月28日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    なにかを成し遂げた人の言葉は重いし響くなと思った。その辺の人が言ってたら素通りしてしまいそうなことでも!

    特に印象に残ったのを2つ。

    ·子供の頃から小さなことでも「何かを成し遂げた」経験はすごく大事だということ。自分の中に「努力と成果のモノサシ」があることで不安な時間にも耐えて努力することもできれば、自分には向いてないと諦めもつく。

    ·どんなことでも前例がある。自分が置かれてる状況や悩みは既に誰かが経験してるケースがほとんど。どうやってそこから脱出するかはじっくり探せば絶対に見つかる。


    特に後者については今ものすごく悩んでいてそこから脱出する術もわからず、諦めかけている皆に読んで欲

    0
    2020年07月16日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・新しいことにチャレンジする
    ・できるかできないか、ギリギリのところに取り組む
    ・リフレッシュは全然関係ない事をする

    という事を説明しています。
    羽生さんの事例が読みやすいです。

    0
    2020年06月11日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    ▼目的
    ・上司のお勧めの本。物事を対極的に捉えることで動作に余裕が生まれるのではと考えたから。
    ・「テンパるのは自己位置を把握していないから」という格言に近しい考え。

    ▼エッセンス
    ⭐️物事に取り組む前に、一呼吸付き、戦局の全体像を俯瞰すること。
    ・そして何通りもの手を考えること。
    ・プロ棋士は数千ものパターンの手を考えるが、どれが適切かは、直感で大体分かってしまう。瞬間で3手に絞れる。その直感は経験によってのみ磨かれるのだとか。
    ・リスクにきちんと向き合い、リスクに伴う恐怖や不安に打ち勝つことが永久的にリスクを取り続ける王道。
    ・1番手強い敵は漠然とした不安。
    ・最も良いパフォーマンスを発

    0
    2020年05月24日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

    「簡単に検索ができる今日において、知識を覚えることは必要だろうか」

    「続けることは偉大な才能である」

    0
    2020年05月17日
  • 人間の未来 AIの未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長と、羽生善治棋士の対談形式になっています。

    科学と将棋の世界でのAIの位置づけや今後どのようになっていくのだろうかというお話が、それぞれの専門の立場で語られて非常に興味深かったです。

    帯に書いてあるような「10年後、100年後の世界の予言」は出てこないのですが・・・。

    本書の中で、「将棋で言えば、現状、AIは過去のデータを基にその場その場で一番いい手を指してくるのに対し、今日は攻めて行こうとか、持久戦でいこうといった「対局の流れ」から次の手を指すことはできない」というのが印象的でした。(もちろん今は流れを読むような研究も進められているようですが。)

    0
    2020年05月06日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    覚えている必要のないものは、忘れてしまう必要がある。なぜなら、人間には一定の記憶量あるからだである。沢山の情報を得るためには、選ぶというよりいかに捨てるかである。また、新しい閃きを得るためにも、過去のデーターを捨てることが必要であると言うことを言っている。
    この本から僕が学んだことは、新しい閃きを得るには過去のデータにとらわれないようにすることである。

    0
    2020年03月08日
  • 人間の未来 AIの未来

    Posted by ブクログ

     山中先生は当然として、羽生さんの知識というのか教養の深さに驚きました。AIについて、かくも深く知っているとは。

     シンギュラリティは、私は来ないと思っているのですが、そういうことよりも、大切なのは、人間を特徴付ける一つである「知能」とは何なのかを考えてみること、そしてまた、人間とは何なのかを考えてみることだと、この本を通して思いました。


     本書の最後の方で、山中先生の「生物って本当にすごいです、人間にしてもよくこんな精妙なものができたなと思います。例えば進化論が説明するような偶然の産物だけで本当に僕たちはできているのかなと感じる時もあります。」との言葉が一番心に響きました。

    0
    2020年02月15日
  • 直感力

    Posted by ブクログ

    羽生さんのような、いわゆる“凄い”人が何をもって判断しているか、羽生さんなりに自己分析された本です。

    個人的にですが、半分は共感できますが半分は共感できない、そんな内容でした。

    羽生さんはこの本を40代前半で記されているので、その年代に近い方々には、“自分を信じて判断してね”といった内容は響くと思います。
    一方、現在20代の自分には、その判断材料となる経験が浅く、またその経験の積み方にも不安があり、どうにも納得できませんでした。
    20代向けの自己啓発は大体、
    ・熱中できることを見つけろ
    ・熱中できることに集中できる環境に身を置け
    ・挑戦あるのみ
    と書いてありますが、羽生さんはそれを前提とし

    0
    2020年01月26日
  • 歩を「と金」に変える人材活用術

    Posted by ブクログ

    将棋とスポーツを題材として、組織、人材活用、勝負のあや、教育論などについて語られた対談集。特に羽生さんの指摘は将棋を超えて、社会一般にあてはまる鋭いものが多い。
    対談ということもあって、ややまとまりのない印象。

    古本屋で購入した1冊だが、最後の教育論のところでページが2枚も切り取られていて、がっかりした。。

    0
    2019年10月27日