羽生善治のレビュー一覧

  • 決断力

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    将棋のプロ、羽生善治さんの考えが記載されている。決断するために、直感を鍛え、よりシンプルに判断し、リスクを負って、突き進むこと。将棋に限らず、人生においての教訓となりえる。才能とは、継続できる情熱を持ち続けることということ言葉には、不変な真実であると感じた。

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    2023年02月05日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    哲学者の梅原猛氏と羽生善治永世七冠の対談が非常に面白い。理系的直感と文系的経験、大山康晴と升田幸三、一見ムダに思えることがブレイクスルーを生む、けれどもAI全盛の今は「新手一生」が「新手一勝」といった話。
    いい具合に対話が広がっていって気持ちいい。

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    2023年02月01日
  • 決断力

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    昔羽生先生はこういうことを考えてたんだなーという歴史書みたいな感じだった
    今はAIの発展や藤井聡太先生の活躍で時代が変わったなぁとつくづく思う

    何人か森内先生や大山先生、加藤先生など棋士の話が出てくるが、羽生先生はそんなふうに捉えてるんだなーというのが貴重

    特に森内先生と佐藤先生は羽生先生にとってライバルというより仲間というのは、なるほどなと思った

    森内先生はYouTubeで羽生先生のことをライバルと言っては畏れ多いと言っていて、
    お互いにお互いを高め合う素晴らしい関係性だなと思った

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    2022年07月13日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    将棋本としてはイマイチかな。
    将棋そのものというか、それに関連する周辺の話というか。それぞれが逆に短すぎるような気がした。
    小学生に将棋を教える先生の話が一番面白かったか。まず、「負けました!」と大きな声で言えるところから始まる。

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    2022年07月01日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    今最も有名な将棋棋士といえば、藤井聡太。しかし、棋界のレジェンドと呼べるのは羽生善治を筆頭に長い将棋史の中でも数人しかいません。羽生が登場したとき、100年に一人の逸材といわれていましたが、50年も経たずに藤井聡太が現れたのは、AIの功績かもしれません。
    羽生善治が初めて打ち立て未だに破られない記録は数えきれないほどあります。その羽生をして、破られていない大山康晴の記録があります。その1つが、タイトル戦連続登場の記録です。羽生23期(3年)に対して大山50期(10年)。昔はタイトル数も今より少なかったので、よりすごい記録ですね。
    とはいえ、その怪物大山の記録をことごとく塗り替えたのが羽生善治で

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    2022年06月06日
  • 直感力

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    内容は感覚的か論理的と問われれば明らかに前者で、ちょっと難しいところもあったけど著者は分かり易く表現するよう努めてくれたと思う。
    野球でもゴルフでもそうだけど、その道に特化した人はそれで人生を例えるけど羽生氏も将棋で人生を見ている感があって興味深かった。

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    2022年05月31日
  • 決断力

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    ものを極めることに関しては、どの分野でも共通する部分が多くあるのでしょう。将棋全然知りませんが刺激頂きました。

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    2022年05月14日
  • 決断力

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    プロの心構え的な内容で、比較的オーソドックスかつ王道なもの
    タイトルはそこまで回収されてない気もする
    まあまあ時代を感じる内容もありますが、それもまた味だと思う

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    2022年04月12日
  • 人間の未来 AIの未来

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    ネタバレ

    棋士羽生善治と山中伸弥教授の対談本。表紙とタイトルが読者煽りすぎててあまり好きではないけど、第5賞「人間にできるけどAIにできないことは何ですか?」の選択肢を絞る大局観、経験を基にした直感力で勝つ確率を上げるの凄いわかる気がする…。経験に支配されず固定概念を作らないようにするのが大事!山中教授も元々整形外科医で、研究に没頭し始めたりと、無知だからこそ怖いもの知らずで飛び込めるのは成功者あるあるだなあ。慣れ親しんだ行動様式を変えると全身から不快感を感じるけど、飛び込んで概念壊してく教授好きー(しんいち)。ウルドさんの本でもあったけど、ポスドクの研究テーマ見つけるの大変だなあ。無意味に意味がある、

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    2022年04月09日
  • 捨てる力

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    ▶なぜ
    決断力のある羽生名人の考え方を知りたい

    ▶なに
    ・上手な人の真似をする
    ・一つのことを繰り返しやる
    ・学ぶ目的を明確にする


    ▶どのように

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    2022年03月17日
  • 直感力

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    世間からすごいと言われる人は皆共通する思考回路を持ってるんだなと思った

    道のりを振り返らないっていうのは確かに大事
    「これだけ時間をかけてやったのに…」っていう思考が成長を減速させるんだよね

    ✏論理的思考の蓄積が、思考スピードを速め、直感を導いてくれる

    ✏自分が学んでつくりだした「経験のものさし」によって、人は何かことに当たるとき、その時間の不安に耐えられるようになる

    ✏何を選ぶかは、選ばなかったことに対してどれだけ多くの創造力を働かせることができるかによると思う

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    2022年02月17日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    大学生の時の自分に読ませたかったな。とはいえ、今だからこそ響く内容なのかも…

    今の若い人たちを見ていると、できないことに対する不安が強すぎるかなという気がします。
    まさにこれ、自分だ。
    英語、全然できないし挫折
    転職、自分に何か長けてることないし挫折
    もう少し頑張ろうと考えさせられたかな。

    ゴリラの話が面白かった。

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    2022年02月08日
  • 決断力

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    将棋をさしたことがない私からすると、棋士という人たちはさぞかし凡人には理解し得ない思考回路の持ち主に違いないと思っていたが、そんなことはなかった。参考にしたい考え方や心構えが多々あった。複雑な問題に難儀したときは単純に考えることは実生活でも役立ちそう。

    若い頃と比べて物忘れが増えたなと感じても、脳に空きのスペースができたと考えるなど、基本的に羽生善治さんは前向きな人だなぁと感じた。意識的にしろ前向きな考え方をすることは、長く続けていく上で大切なことだと思う。

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    2022年02月02日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    言わずと知れた将棋棋士、羽生さんの著書。
    新書だけれども、エッセイ的な感じでさらりと読める。棋士としての考え方がいろいろとつづられているが、将棋に限らず仕事やプライベートでも同じような状況や思考になることはあるなと思いながら読んだ。
    たとえば、複数の選択肢をシミュレートして、どちらもうまくいきそうにない場合、最後に思いついた別の選択肢がやけにうまくいきそうに見えることがあるが、これは「なかなか決断できず苦しんでいる状況から、一刻も早く抜け出したい」という心境が生み出している錯覚であることが多いという台詞。身に沁みます。。。
    情報過多の時代に、消費ばかりの「情報メタボ」にならずに、供給サイドにも

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    2021年11月23日
  • 捨てる力

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    本のタイトルはあくまで羽生善治さんの考え方の1項目に過ぎない。
    基本的には彼の棋士としての将棋哲学というべき、考え方を記した本です。

    考え方は経験で得た結果を元に語られた哲学的なものであるが、羽生さん自身、とても感覚的な人だと思ぃした。また、それをちゃんと説明出来ているのが素晴らしいと思いました。

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    2021年11月01日
  • 捨てる力

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    歳を取るとどうしても守りに入る。無意識のうちにブレーキを踏んでいる。
    若いうちはブレーキなんてなかったのに。
    年をとったら、あえてアクセルを強めに踏む意識が必要。

    とりあえず何かを始めることが成功の近道。
    リスクが大きい=やりがいが大きいと捉える

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    2021年07月30日
  • 直感力

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    ネタバレ

    本書の「はじめに」に、棋士は「直感」と「読み」と「大局観」の三つを使いこなしながら対局に臨んでいると述べ、そのうち「読み」については「計算する力といっても過言ではない」と述べている。「大局観」については、著書を読んでくれと言われている。そして、本書で「直感」について語ろうというのだ。

    ただ、本書のタイトルは「直感力」であるが、それだけについて語られたものではなかった。将棋という勝負の世界全般について語られている。自身の期待としてはプロの棋士の直感というものがどういうものかを知りたかったので、それについて述べられた最初の二章くらいがとても面白かった。

    第一章「直感は、磨くことができる」
    「直

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    2021年06月28日
  • 自分の頭で考えるということ

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    人が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるが失敗の理由を学ぶ事はほとんど心理的にはできない。

    脳の性質からして成功は勝手に強化される。これを強化学習と呼ぶ。しかし失敗から学ぶ事は非常に難しい。失敗の原因を突き詰めて考え、同じことを二度と繰り返さないようにすると言うこともごく単純な場合ならばできる。
    しかしもう少し複雑な場合、論理的に言語化し、推理し、失敗の理由を白日のもとに探さないと学習する事はできない。しかし多くのアマチュアの人間は失敗してもその理由を振り返ることがない。

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    2021年06月05日
  • 捨てる力

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    将棋業界ならではの話が多かった
    自分は将棋は指さないが楽しめた

    定石の話が個人的には面白かった
    何故それが定石になっているのかちゃんと考える必要があることを認識させられた

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    2021年05月21日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    各界で活躍する一線の著名人たちが、若いころ何を考え、何に向かっていったかが、講演と対談という形で提示されている。それぞれの人が、自伝的に記述してしまうと、逆にくどく感じるものができあがりそうなので、程よい感じだと思った。

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    2021年05月18日