羽生善治のレビュー一覧
-
”考える”ということをテーマに棋士 羽生善治と脳科学者 茂木健一郎が対談した貴重な一冊。
この対談に棋士 羽生善治の対局の真髄が見えたような気がして、非常に興味深かった。
対談形式の本というのは話がはずむほど、各論良し、総論悪しになることが多い。本書においても茂木氏は自身の持ち味を発揮し、話を予期...続きを読むPosted by ブクログ -
忙しければ忙しいほど脱線しまくりで
別のことをしたくてしたくてたまらなくなる、って経験
ありません?
僕はついに本まで買って、読んでしまうわけだ。
「自分の頭で考えるということ」
(茂木健一郎×羽生善治著 大和書房)
昨日(9月9日)かな?
グーグルは検索語句を入力し終える前の、
最終的に検索...続きを読むPosted by ブクログ -
全く接点がない世界の二人が、共通の判断基準で決断している事で
お互いを尊敬しあえっているのは、なんとも羨ましい。
最後の方に「あきらめる」とは「あきらかに」「見極める」だと
言う箇所は極限を経験している人ではないと全く説得力がないが
二人の今までの経験や実績などをバックボーンにして出る言葉は
本当...続きを読むPosted by ブクログ -
超おもしろかった!
羽生さんの頭の中を覗かせていただき勉強になったなぁ
やっぱり、何かを習得していくには見よう見まねでパターンを自分の中に作ることが土台で、そのうえで熟考して自分らしさを作っていくもんなんだなぁ。
シンプルなんだけど、よく迷ってしまう自分の選択方法。
これ読むと、「やっぱそうだよね...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋界の天才、羽生善治。彼が登場する書籍、みな面白い。自分の頭で考えてつむぎ出すことばが派手さはないものの、ほとばしりでる感じ。確か梅田望夫氏の「WEB進化論」にも羽生善治氏のことばが引用されていたと記憶。Posted by ブクログ
-
続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
チャレンジをテーマとして各氏の講演と主催者である永田和宏氏との対談が収められている。何者でもなかった頃の話かと言われるとそうでもない感じもするが、基本的には若者向けのメッセージになっている。学びは多いと思う。
池田理代子
漫画家を中断してまでも声楽家を...続きを読むPosted by ブクログ -
大量の情報を仕入れる
自分でモチベーションを上げる
常識を疑うところから新しい発見がある
自分の頭で考える
初心者がなにかを学ぶときはどうしてその人がその航路をたどったのかその過程を理解すること。真似から理解へのステップが創造力を培う基礎となる。
生活の中でぼんやりする時間を持つ。Posted by ブクログ -
常に「美しい将棋」を志に棋士人生を歩まれる羽生先生。美しいとは無駄がなく、それが最終的正しさにも繋がる。その哲学が生き続ける限り、AIにはなし得ない人間らしい将棋に行き着き、ひいては生き方にも通じると気付かされた。Posted by ブクログ
-
第一線で活躍する勝負師の考え方が参考になった。
情報を得ようとするより手放すこと。簡単にシンプルに考えること。無理をしたらどこかで反動がくる。
どれもシンプルで単純なことだけどだからこそ協力だと思った。Posted by ブクログ -
今井むつみさんの『学びとは何か』からの流れで読みました。
今井さんが触れておられた「認知」テーマの内容は分量的には少なかったように思え、「認知」の独学のつもりで読むと、ちょっと違うかなと思いました。
とはいえ、この本は羽生さんが40歳の時の著作のようで、今の自分には響くところが多々ありました。
も...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋の各駒の動かし方から説明が始まります。
しかし、本の中心は勝利するために意識すべき5つのポイントでした。駒を動かす根拠が記載されている点がとても興味深いです。
今までは対戦してきた相手の見よう見まねでなんとなく駒を動かしていて、ミスすることも多かったです。5つのポイント考えると、ミスが減り勝ちや...続きを読むPosted by ブクログ -
2011年に出版された本
当時は二冠だったか三冠だったかくらいで、まだまだ頂点の頃
今も無冠ではあるけれども、タイトル戦の挑戦者にもなってるしまだまだトップクラスなのに違いはないんですけどね
若い頃との違いなどにも言及されている
読みの力は若いときの方が優れているけれども
年齢を重ねると細部ま...続きを読むPosted by ブクログ -
3章構成でAIやチョムスキーについて対談されている本。頭が悪すぎて文字にしても理解が追いつかないがこれを会話ベースで進めている本書の方々の知能レベルが高い事だけは分かった。チョムスキー氏は別の本でも見かけた事があるが、当局からマークされていたりする人物だったのは初めて知った。
2023年3月10日現...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋のプロ、羽生善治さんの考えが記載されている。決断するために、直感を鍛え、よりシンプルに判断し、リスクを負って、突き進むこと。将棋に限らず、人生においての教訓となりえる。才能とは、継続できる情熱を持ち続けることということ言葉には、不変な真実であると感じた。Posted by ブクログ