羽生善治のレビュー一覧
-
主題よりも副題がメインで、チョムスキーの言語学の入門書として良著
言語学と現代のAI技術に実は乖離があることが述べられている。
対談形式なのでスラスラ読める。Posted by ブクログ -
880
羽生 善治
将棋棋士。1970年生まれ。1996年、史上初めて七大タイトルを独占。2017年、永世七冠の資格獲得。2018年、国民栄誉賞。
梅原 猛
哲学者。1925年生まれ。京都市立芸術大学、国際日本文化研究センター名誉教授。ものつくり大学総長、日本ペンクラブ会長などを歴任。1999年...続きを読むPosted by ブクログ -
2人の天才の対談の中に生きる上で必要な大きなヒントがたくさんあったように感じた。
基本を忠実に学ぶ事も大切だが、既存の概念に囚われない姿勢も同じくらい大事であるということをとても感じた。
Posted by ブクログ -
勝利するために意識すべき5つの点の紹介から始まり、これらを軸として、序盤のコマの良い進め方、悪い進め方へと展開していきます。それらを踏まえて最後には定跡や戦法が紹介されています。
意識する5つの点は、何を指したら良いかわかりにくい序盤に、勉強になりました。脱初心者できそうです。
また、最初の1手の良...続きを読むPosted by ブクログ -
当代きっての勝負師が体得した大局観とは何か
・「大局観」とは具体的な手順を考えるのではなく、文字通り大局に立って考えることだ。パッとその局面をみて、今の状況はどうか、どうすべきかを判断する。
・将棋の対局中では、どのように考え次の決断を下すのか。「直感」、「読み」、もう一つが「大局観」である。
...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋の一手一手、一局一局を指すために決断するということは、他の手を捨てるということ。
人として、プロとして、社会人として、生き方にもつながる一冊。
将棋に詳しくなくても読みやすいと感じた!Posted by ブクログ -
お2人とも大変な叡智。
山中教授はノーベル賞受賞者だし、ある程度その知見は想像できたけれど、羽生善治氏の将棋以外の領域における知見の幅広さ、奥深さに脱帽し、一気に読み進めてしまった。続編に期待したい。
将棋のことに詳しくない人でも楽しく読めると思います。Posted by ブクログ -
山中教授の話は、あの山中先生でも⁉️と勇気付けられる思い出話
羽生さんの話は、もっと具体的な、こうした方が良いが書かれていて参考になった
是枝監督の話は、自分は絶対に監督になると思っていたのがすごいなと思った
感想を読んでいると山極先生の話が良かったという方が多かったが私にはあまりピンとこなかった。...続きを読むPosted by ブクログ -
(備忘録なので大したことは書いていません)
18冊しかない寂しい本棚に、今回はいい本が追加できそうだ。いつ買ったのか、どこで見つけたのか分からないが、最後の人以外を読んでいて放置していたのを思い出して、最後の人を読んだあと、もう1回始めから読み見返す気になった。何かしら教訓もあったかと思うが、基本的...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋のタイトルも色々あってこの本を読むまでよく知らなかったが、永世七冠がどれだけすごいことなのかがわかる一冊。ところどころで羽生さんの哲学も滲み出るのでおもしろかった。大人にももちろんオススメ。
巻末インタビューで子供向けにおすすめの本としてくまのプーさん、シャーロックホームズ、ライ麦畑でつかまえ...続きを読む -
山中伸弥先生の名前につられて購入しましたが、予想外にも羽生さんの知識の深さに驚きました。
特にAIについてのお話は面白かったです。
確かに対人のみの練習よりも、自分の都合に合わせてくれるAIの方が数をこなすには適しています。
私は将棋は打てませんが、AIの棋譜には流動的な思考というものを感じにくい...続きを読むPosted by ブクログ