羽生善治のレビュー一覧
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洗練された直感の7割は正しい。その境地にたどり着くまでにいかほどの鍛錬がいるのか?天才という言葉では語り得ぬほどの功績を残してきた羽生善治九段の思考の一端を見れたPosted by ブクログ
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先に読んだ続編もそうそうたる人たちだったけど、本書はそれを上回るような山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一というすごい面々。ま、男性ばかりという点では、女性と男性が2人ずつだった続編のほうがバランス的にいいけどね。
もともとは永田和宏さんが教鞭をとる京都産業大学で学生向けに開いた講演会を本にしたも...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋を多面的に解説する本で、将棋を指さない人にも日本の文化を知るという意味で読んでもらいたい。
梅原猛氏と羽生善治氏の対談、考古学から考える将棋の起源、数学的に分析する将棋の面白さ、美術品としての将棋の駒、将棋がもたらす教育的効果、将棋の観戦記の変遷など、読み応えがあるし面白い。
江戸時代の名人や棋...続きを読むPosted by ブクログ -
羽生善治の「決断力」(角川oneテーマ21)がとても良かったので、続編である本作も迷わず、読んだ、と言っても10年前の話。そして、メモがあったので、そこから書評にしてみる。書籍も手元にあるが、敢えてメモから。
「集中力を高める3つ」として羽生善治が挙げているのは、
・第一 何も考えないでボーとする...続きを読むPosted by ブクログ -
羽生さんの思考回路がよくわかる、非常に整理された一冊。
決断を下さない方が減点がないから、決断を下せる人が生まれなくなっている。積極的にリスクを負うことで、未来のリスクを最小限にしていきたい。Posted by ブクログ -
羽生先生が7冠を取り逃がした時や取った時の特集、羽生先生とどなたかの対談、羽生先生自身の執筆文書などがまとめられた一冊。
羽生先生の将棋感が随所に溢れ出ていた。
特に作家である朝吹先生との対談が面白かった。朝吹先生の将棋の見どころを読んで、だから、私も将棋が面白いと思うのか!っという感じだった。Posted by ブクログ -
20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。
羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通りの本。
本書の目的も「はじめに」で永田氏が言われている通り。
分かりやすいし、面白かった。
続編もあるので、読みたい。Posted by ブクログ -
羽生善治さんの心構えが書いてあって面白かった。
羽生さんは何者でもなかった頃はないけど,未だに,
プロ棋士の中の差はわずかなもので自分を特別だと考えていないことが,向上心を持ち続け慢心しない理由なのかなと思ったPosted by ブクログ -
最近気になるword…
「くだる」「おろす」そして、「捨てる」…
ただひたすら上だけを見て突っ走るのもイイケド、これからの人生を見据えた時、大事な要素が詰まっている。
登るよりも「くだる」方が難しい。
後のwordもまた然り。
先達に学ぶ。
羽生さんに学べるなんて!
実に貴重な一冊Posted by ブクログ -
羽生善治さんと山中伸弥さんの対談です。「AI」がテーマのようでもありますが、私には「AI」を材料にしたお二人の自由な思索の交歓のように感じました。ものすごく勉強になりますし、それでいて頭の中がスカッと爽やかにイニシャライズされたような心持ちになれます。読後の清涼感は、お二人の“人柄”の賜物ですね。Posted by ブクログ
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まさにこの前に読んだ「グリッド-やり抜く力」を地でいく人であり、「ザギフティッド」の大川翔君さながらの素直さに通じるものがあり、さらには羽生さんの人柄の良さというか実直さが感じられる読みやすい本だった。
それにしても、将棋で抜きん出た羽生さんには特別な能力(記憶力の良さとか頭の回転とか)に加えて、...続きを読むPosted by ブクログ