羽生善治のレビュー一覧
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ネタバレ基本を疎かにしない
→誤った時に修正がききやすい
→初心に帰る点でも良い
決めたことを思い切ってやる
→気持ちと決断が大事
→選んだものに対して責任を持つ
→決断に費やした時間や努力が安定剤になる
→決断したことに対して揺るがない
→選んだ以上は後悔しない、振り返らない
変化は必須
→でも留まりたい、守りたくなるもの
→意識的に「変化」にベクトルを向ける
→今決断すれば先延ばした後よりリスクが減る
欠点の裏返しが一番の長所
仕事の醍醐味は情熱を持続すること
夢中で打ち込んだから上達した
→低い階級から上がるごとにカードがもらえた
→子供心にそれが嬉しかった
→目に見える形での進歩が夢中に繋がった
伸び悩んでいる時「本当に好きか試される」
考え続けることができるのが才能 -
Posted by ブクログ
当代きっての勝負師が体得した大局観とは何か
・「大局観」とは具体的な手順を考えるのではなく、文字通り大局に立って考えることだ。パッとその局面をみて、今の状況はどうか、どうすべきかを判断する。
・将棋の対局中では、どのように考え次の決断を下すのか。「直感」、「読み」、もう一つが「大局観」である。
・情報と知識の洪水のなかで、「大局観」では「終わりの局面」をイメージする
気になったことばは次の通りです。
・若い頃は危機意識もなく、何も考えずに冒険ができた。
・勝ちに不思議の勝ちはあり、負けに不思議の負けはなし
・リスクをとらないことが最大のリスクだ
・部分的に見るだけでなく、全体的な認識を小まめにすることが、リスクを取るときには必要不可欠なようだ。
・相手を真正面から見ることは、現実を見据えることであり、逃げることなく挑戦することを意味する
・集中力を高める三つのトレーニング法
①何も考えない時間をもつ
②一つのことをじっくり考えることに慣れる
③時間と手間のかかることに取り組む
・とにかく毎日、練習を続けることが肝心だ。
・勝負の世界では、自分で決断をして局面を打開し、全責任を負わなければならない
・教える時に肝心なことは、教わる側は何をわかっていないかを、教える側が素早く察知することだ
・一方的に入ってきた知識は一方的に出ていきやすい 自分で体得したものは出ていきにくい
・法則性のないものは記憶しにくい
・真面目にコツコツと積み重ね、真面目に不必要な物を捨てるという作業を繰り返してゆく先には、深遠な真理があるのではないかと考えている。
・小泉純一郎談「人生には、上り坂もあれば下り坂もある。そしてもう一つ、”まさか”という坂がある」
・今再び、”野性のカン”が必要な時期に来ている
これが結論???
・対局に臨んだら、その時その時の局面で、自分ができることを精いっぱいやるだけだ。
目次は以下の通りです
はじめに
第一章 大局観
1 検証と反省
2 感情のコントロールはどこまで必要か
3 リスクを取らないことは最大のリスクである
4 ミスについて
5 挑戦する勇気
第二章 練習と集中力
1 集中力とはなにか
2 逆境を楽しむこと
3 毎日の練習がもたらす効果
4 教える事について
5 繰り返しの大切さ
第三章 負けること
1 負け方について
2 記憶とは何か
3 検索について
4 知識とは
5 直感について
6 確率について
7 今にわかる
第四章 運・不運の捉え方
1 運について
2 ゲンを担ぐか
3 スターの資質
4 所有について
第五章 理論・セオリー・感情
1 勝利の前進
2 将棋とチェスの比較
3 コンピュータと将棋
4 逆転について
5 ブラックスワン
6 格言から学ぶこと
7 世代について -
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(備忘録なので大したことは書いていません)
18冊しかない寂しい本棚に、今回はいい本が追加できそうだ。いつ買ったのか、どこで見つけたのか分からないが、最後の人以外を読んでいて放置していたのを思い出して、最後の人を読んだあと、もう1回始めから読み見返す気になった。何かしら教訓もあったかと思うが、基本的には興味深いという方向で最高レベルだったため高評価。
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山中先生
超有名人だが、ほとんどパーソナリティについて知らない。カッコ笑い付きで饒舌に語られる様子が文字から伝わる。ただの文字起こしだが、空気感まで十分に伝わってきた。気になった一節はアメリカでは一生研究者でいられるというもの。飛躍するが人生を楽しむためのツールとして、子供心や遊び心はいつまでも忘れたくないものだ。それらを持ってる人で、かつ何かしらで成功を収めている人に憧れる。
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山極先生
全然知らない人だが、進化論で社会学を解き明かそうとする研究者の経験が興味深い。具体的には餌づけならぬ、人づけという手法の内容自体が興味深かった。人間になつくゴリラ、想像するとなんて微笑ましいのだろう。ゴリラの衝撃の事実┌(┌^o^)┐ホモォ -
Posted by ブクログ
先に読んだ続編もそうそうたる人たちだったけど、本書はそれを上回るような山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一というすごい面々。ま、男性ばかりという点では、女性と男性が2人ずつだった続編のほうがバランス的にいいけどね。
もともとは永田和宏さんが教鞭をとる京都産業大学で学生向けに開いた講演会を本にしたもの。ホストの永田さんはすごい面々に、失敗を語ってほしいと依頼したとか。失敗を語ってもらうことで、学生たちに身近に感じてもらい、そうすることで「この人のようになりたい」というあこがれやロールモデルを見出してもらうようにしたいとの思いから。
そういえば書中で、たしか永田さんが、最近の若い人たちは目指したり尊敬する対象がいないんじゃないかみたいなことを述べていて、ふと思ったことがあった。最近……でなくてもここ20年くらい、「尊敬するのは親」なんてのたまう若者が増えてきた気がする。これが以前だったら、歴史上の偉人とか身近でも恩師のような立場の人が挙がっていた気がするんだけど……。こういう傾向も永田さんの懸念とシンクロしていると思う。
4人ともすごいんだけど、確かに身近に思えてくる。すごく頑張るのではなく、目の前の状況を受け入れ、その場その場でちゃんとやってきたということなのかなあ。
講演の後に永田さんとの対談があるんだけど、これがすごくいい。ゴリラの研究をしてきた山極さんのところで、コミュニケーションの何たるかに触れているんだけど、まさに一人でしゃべるのと会話のやり取りをするのとの違い……というか、意味ある会話の魅力が詰まっている。 -
Posted by ブクログ
羽生善治の「決断力」(角川oneテーマ21)がとても良かったので、続編である本作も迷わず、読んだ、と言っても10年前の話。そして、メモがあったので、そこから書評にしてみる。書籍も手元にあるが、敢えてメモから。
「集中力を高める3つ」として羽生善治が挙げているのは、
・第一 何も考えないでボーとする
・第二 一つのことをじっくり考えることに慣れる
・第三 時間と手間のかかることに取り組む
としている。手間のかかることの例として
紫式部「源氏物語」
山岡荘八「徳川家康」
を読むことを挙げている。
そして、最も良いパフォーマンスは、リラックスして落ち着いて楽しんでいる状態の時に、充実して活き活きと取り組むことで発揮され、その時は疲れも少なく、効率も上がり、内容も優れる、とある。
目標設定では、義務感や強制の気持ちが強くなると、やる気が落ちるケースもあると述べている。
目標設定の基準として、キーワードとなるのは「ブレイクスルー」である。
毎日練習を続けることを一日も休まず、というのはとても大事な心がけであるし、結果も出したいところ。
忘れることも大事。忘れるから生きて行ける。
書籍は「決断力」の方が「大局観」よりも優れている。どちらも手元に置いておきたい重要本なので、折に触れ読んでみたい。 -
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20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。
羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さんらしさを巧みに引き出しているのがさすがです。一流同士にしかわからないような、究極の発想法があるように思います。
一方、金出武雄さんはちょっと違うスタンスで、金出さん自身の話の中に興味深い話題がいっぱい隠れていて、それを羽生さんが引き出しているといった、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、立場が逆になっているように感じました。
無冠になった羽生さんは、当時と考え方が変わったのでしょうか。それとも、今も根本にある考え方は変わっていないのでしょうか。それを、この本の続編として聞いてみたいです。