羽生善治のレビュー一覧

  • 捨てる力

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    ネタバレ

    基本を疎かにしない
     →誤った時に修正がききやすい
     →初心に帰る点でも良い
    決めたことを思い切ってやる
     →気持ちと決断が大事
     →選んだものに対して責任を持つ
     →決断に費やした時間や努力が安定剤になる
     →決断したことに対して揺るがない
     →選んだ以上は後悔しない、振り返らない
    変化は必須
     →でも留まりたい、守りたくなるもの
     →意識的に「変化」にベクトルを向ける
     →今決断すれば先延ばした後よりリスクが減る
    欠点の裏返しが一番の長所
    仕事の醍醐味は情熱を持続すること
    夢中で打ち込んだから上達した
     →低い階級から上がるごとにカードがもらえた
     →子供心にそれが嬉しかった
     →目に見え

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    2022年06月13日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    当代きっての勝負師が体得した大局観とは何か

    ・「大局観」とは具体的な手順を考えるのではなく、文字通り大局に立って考えることだ。パッとその局面をみて、今の状況はどうか、どうすべきかを判断する。

    ・将棋の対局中では、どのように考え次の決断を下すのか。「直感」、「読み」、もう一つが「大局観」である。

    ・情報と知識の洪水のなかで、「大局観」では「終わりの局面」をイメージする

    気になったことばは次の通りです。

    ・若い頃は危機意識もなく、何も考えずに冒険ができた。

    ・勝ちに不思議の勝ちはあり、負けに不思議の負けはなし

    ・リスクをとらないことが最大のリスクだ

    ・部分的に見るだけでなく、全体的

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    2022年05月09日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    羽生さん

    さまざまな視点でプロ棋士・羽生善治を紐解いていく作品。勝負感、将棋に接する姿勢はビジネスにも通じる示唆に富んだ作品。

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    2022年05月03日
  • 捨てる力

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    将棋の一手一手、一局一局を指すために決断するということは、他の手を捨てるということ。
    人として、プロとして、社会人として、生き方にもつながる一冊。
    将棋に詳しくなくても読みやすいと感じた!

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    2022年04月21日
  • 人間の未来 AIの未来

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    お2人とも大変な叡智。
    山中教授はノーベル賞受賞者だし、ある程度その知見は想像できたけれど、羽生善治氏の将棋以外の領域における知見の幅広さ、奥深さに脱帽し、一気に読み進めてしまった。続編に期待したい。
    将棋のことに詳しくない人でも楽しく読めると思います。

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    2022年02月11日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    山中教授の話は、あの山中先生でも⁉️と勇気付けられる思い出話
    羽生さんの話は、もっと具体的な、こうした方が良いが書かれていて参考になった
    是枝監督の話は、自分は絶対に監督になると思っていたのがすごいなと思った
    感想を読んでいると山極先生の話が良かったという方が多かったが私にはあまりピンとこなかった。愛は霧の彼方にを観てみたいと思った。

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    2022年01月05日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    (備忘録なので大したことは書いていません)
    18冊しかない寂しい本棚に、今回はいい本が追加できそうだ。いつ買ったのか、どこで見つけたのか分からないが、最後の人以外を読んでいて放置していたのを思い出して、最後の人を読んだあと、もう1回始めから読み見返す気になった。何かしら教訓もあったかと思うが、基本的には興味深いという方向で最高レベルだったため高評価。
    ・・・
    山中先生
    超有名人だが、ほとんどパーソナリティについて知らない。カッコ笑い付きで饒舌に語られる様子が文字から伝わる。ただの文字起こしだが、空気感まで十分に伝わってきた。気になった一節はアメリカでは一生研究者でいられるというもの。飛躍するが

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    2021年12月27日
  • 小学館版 学習まんが人物館 羽生善治

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    将棋一筋の人生

    将棋のタイトルも色々あってこの本を読むまでよく知らなかったが、永世七冠がどれだけすごいことなのかがわかる一冊。ところどころで羽生さんの哲学も滲み出るのでおもしろかった。大人にももちろんオススメ。
    巻末インタビューで子供向けにおすすめの本としてくまのプーさん、シャーロックホームズ、ライ麦畑でつかまえてを挙げられていたがその理由も気になった。

    #カッコいい

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    2021年12月24日
  • 人間の未来 AIの未来

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    山中伸弥先生の名前につられて購入しましたが、予想外にも羽生さんの知識の深さに驚きました。

    特にAIについてのお話は面白かったです。
    確かに対人のみの練習よりも、自分の都合に合わせてくれるAIの方が数をこなすには適しています。
    私は将棋は打てませんが、AIの棋譜には流動的な思考というものを感じにくいというのも、棋士ならではのご意見だと思いました。

    人材育成についての考え方も、確かに日本の美意識のようなものが足を引っ張りがちなのかも知れないと、考えさせてもらいました。

    非常に読みやすく勉強になりました。

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    2021年11月25日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    先に読んだ続編もそうそうたる人たちだったけど、本書はそれを上回るような山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一というすごい面々。ま、男性ばかりという点では、女性と男性が2人ずつだった続編のほうがバランス的にいいけどね。
    もともとは永田和宏さんが教鞭をとる京都産業大学で学生向けに開いた講演会を本にしたもの。ホストの永田さんはすごい面々に、失敗を語ってほしいと依頼したとか。失敗を語ってもらうことで、学生たちに身近に感じてもらい、そうすることで「この人のようになりたい」というあこがれやロールモデルを見出してもらうようにしたいとの思いから。
    そういえば書中で、たしか永田さんが、最近の若い人たちは目指した

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    2021年09月03日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    将棋を多面的に解説する本で、将棋を指さない人にも日本の文化を知るという意味で読んでもらいたい。
    梅原猛氏と羽生善治氏の対談、考古学から考える将棋の起源、数学的に分析する将棋の面白さ、美術品としての将棋の駒、将棋がもたらす教育的効果、将棋の観戦記の変遷など、読み応えがあるし面白い。
    江戸時代の名人や棋士のレベルについての羽生さんの見解だとか、升田幸三がGHQに呼び出されて将棋の精神について説いた話、「負けました」や無言で察することの重要さなどは忘れないでおきたい。

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    2021年03月14日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    羽生善治の「決断力」(角川oneテーマ21)がとても良かったので、続編である本作も迷わず、読んだ、と言っても10年前の話。そして、メモがあったので、そこから書評にしてみる。書籍も手元にあるが、敢えてメモから。

    「集中力を高める3つ」として羽生善治が挙げているのは、
    ・第一 何も考えないでボーとする
    ・第二 一つのことをじっくり考えることに慣れる
    ・第三 時間と手間のかかることに取り組む 

    としている。手間のかかることの例として

    紫式部「源氏物語」
    山岡荘八「徳川家康」

    を読むことを挙げている。

    そして、最も良いパフォーマンスは、リラックスして落ち着いて楽しんでいる状態の時に、充実して

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    2024年02月29日
  • 捨てる力

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    短い文章の中に珠玉の言葉が詰まっている一冊。「将棋とは…」を自分の仕事や置かれている状況に置き換えるとグサッと突き刺さってくる。
    「勝敗を決するのは、高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性」
    マイナス面に打ち勝てる知性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を活かし切るのは難しくなってしまう」
    対局中のミスについて「反省は勝負がついたあとでいい」

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    2020年09月06日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    ネタバレ

    羽生先生が7冠を取り逃がした時や取った時の特集、羽生先生とどなたかの対談、羽生先生自身の執筆文書などがまとめられた一冊。
    羽生先生の将棋感が随所に溢れ出ていた。

    特に作家である朝吹先生との対談が面白かった。朝吹先生の将棋の見どころを読んで、だから、私も将棋が面白いと思うのか!っという感じだった。

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    2020年08月24日
  • 簡単に、単純に考える

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     20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。

     羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さんらしさを巧みに引き出しているのがさすがです。一流同士にしかわからないような、究極の発想法があるように思います。

     一方、金出武雄さんはちょっと違うスタンスで、金出さん自身の話の中に興味深い話題がいっぱい隠れていて、それを羽生さんが引き出しているといった、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、立場が逆

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    2020年06月11日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    タイトル通りの本。
    本書の目的も「はじめに」で永田氏が言われている通り。
    分かりやすいし、面白かった。
    続編もあるので、読みたい。

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    2020年01月08日
  • 直感力

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    ネタバレ

    ・同じ指示を出されても、人によって仕上がりは異なる。同じ単語でも、人によって解釈は異なる。→基本を踏まえ、一手ごとの選択をし、時にはリスクを冒して決断するといった経験を重ね、道のりを歩いてのちに、自然に個性は出てくる。

    ・色んな環境や関わる人、経験などによって、「その人」が出来上がっていく。例えば、たまたま長女に生まれたからこそ、責任感や面倒見が育まれる。私の場合、人と調和することよりも、自分が興味のあることをやりたい。その為には1人でも構わない。1人で参加すれば、初めての人とも関わることが出来る。

    ・向かうべき答えが分からない場面→何をしてどう考えるべきかが、非常に大切でありその人の個性

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    2019年12月29日
  • 羽生善治 闘う頭脳

    匿名

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     羽生善治棋士は私が新たに将棋に興味を持ち始めた時から、特別な存在である。

     7冠を取得した時は残念ながら将棋に興味がなく、その軌跡をリアルタイムで見守る事ができなかったがこの本でその時の世間の興奮ぶりや羽生棋士の心境とかを知ることができた。

     羽生棋士の強さの一端や、羽生棋士の将棋に対する考え方が描かれており、とても価値のある一冊である。

     羽生棋士は現役のレジェンドである。

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    2019年12月13日
  • 直感力

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    僕は何かを選択する時に直感というものを日々の生活の中で大切にしている。
    将棋の世界で一流のプロ棋士である羽生棋士が考える直感力とは何か、一流の人の直感力を学んで自分の人生に生かせるものを探してみたくてこの本を手に取った。

    『この本を通じて感じたこと』
    「直感で決めました。」と聞くと、行き当たりばったり的、責任感の薄い選択というような印象を受けることはあると思う。
    しかし、羽生さんは、直感とは論理的思考の蓄積により導かれるものであると言う。
    つまり、直感とは、今までの経験に基づいた無意識下で行われる瞬間的な論理的思考により下される決断。
    この言葉を聞いてとても納得させられた。

    そして、直感力

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    2019年11月15日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    羽生善治さんの心構えが書いてあって面白かった。
    羽生さんは何者でもなかった頃はないけど,未だに,
    プロ棋士の中の差はわずかなもので自分を特別だと考えていないことが,向上心を持ち続け慢心しない理由なのかなと思った

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    2019年10月29日