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勝者は、複雑なものの考え方をしない! 本書は、天才・羽生善治の思考法則を、二宮清純、平尾誠二、金出武雄ら各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。“対局中は論理的に考えない。10手先のことを考えたり、休んだり、バラバラに考えたものを最後にまとめてから指す”“情報は「選ぶ」より「捨てる」。この手はありえないと、瞬間的に消していく”――など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。にもかかわらず多くの人は、論理的思考の末に辿りついた考えや発想こそが、いい結果に結びつくと考えがちだ。しかし現実は、ギリギリの状況から生まれた直感の方が、いい結果を生み出すことも少なくない。要は追い詰められた状況を何度も経験して「勝負勘」を養い、従来の方法に捉われないやり方を導き出すことが大切なのである。柔軟な発想をするための「頭脳教科書」である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年06月11日
20年くらい前の本です。私は面白いことが書いてあったページの角をちょっと折り曲げて目印にしているのですが、こんなに何ページも折り曲げたのは、本当に久しぶりです。いい本でした。
羽生さんの話の中には、もちろん参考になる言葉がたくさん散りばめられているのですが、二宮清純さんと平尾誠二さんが、羽生さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月21日
読書録「簡単に、単純に考える」4
著者 羽生善治
出版 PHP文庫
p224より引用
“金出・私は学生に話すときに「キス・アプ
ローチでやれ」というのです。KISSというの
は"keep it simple,stupid"の頭文字です。
これはアメリカの俗語で、軍隊用語から来...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月17日
秀才は、経験則を大事にする。学習能力があり、日々強くなる。
自分の型やパターンを身につけて、
それがはまったときには猛烈な強さを発揮する。
➡相対的な能力評価
天才は、パイオニア
何かを発明するとか、発見するとか、周りが驚くことをして、
その人の出現から何かが変わる。
➡周りは気にならない。
➡相...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
羽生さんの本を読みました。
昨日羽生さんを強く勧めてくれた先輩と話していて
気がつかされたのですが、羽生さんって執筆の方ではないので
本人が書いた本っていうのはあまりないんですよね。
なので、今回の本も、対談形式になっています。
元ラグビー日本代表監督、ジャーナリスト
ロボット工学の権威の方との対...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
プロ棋士羽生喜治と、
二宮清純 スポーツジャーナリスト
平尾誠二 ラグビー選手
金出武雄 工学博士
の対談。
各々自分の専門分野から見た「思考」についてってのがおおまかなテーマ。
僕はテーマ直接じゃなくて、
人間24、25くらいが能力的にはピーク
という文言に焦燥感を覚えました。
だって、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
棋士の考え方や発想法に興味ある。早熟天才の集団って印象あるから、どう発想してるか知りたくて。本書は7冠達成後の著者が、3人との対談集。スポーツ・ライター、ラグビー選手、工学博士。羽生への質問より、将棋の文脈で語れる箇所をすり合わせたあとの意見交換が、とても興味深く読めた。しかし羽生は良く勉強している...続きを読む
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