羽生善治のレビュー一覧

  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    どの人もさすが第一線で活躍されている方。こんな風に歳をとりたい。

    山中伸弥…20代はなんでもいいから失敗してでも打ち込めるものを見つけて貰いたい。それと体力は裏切らない。

    羽生善治…失敗を挽回できないほど重ねないこと。ミスを重ねないためには「その時点から見る」という視点が大事。「次の一手から始まる」とその場に集中していく。様々な物差しを持つと何かに挑戦する時に必要以上に不安にならないし考えすぎない。結果だけを求めると上手くいかず苦しくなることもあるが、プロセスの中で「面白い!やって良かった」という感動を見つけられることが挑戦を続けることの支えになる。挑戦をスムーズに続けるにはどこまでアクセルを踏んでどこでブレーキを踏むか適切な判断ができるかにかかってる。相手の立場で考える難しさ。相手の立場に立って自分の価値観で考えてしまう。

    是枝裕和…読者は目に見えない存在。うなづいているかどうか殆ど自信が持てない。だがみんなに分かってもらおうとすると最大公約数になってしまい、何も面白くない。もっともらしい言葉がないのがいい。
    世界はいつも自分の文脈の中で認識される。文脈を外れてそれ以外の見方で接することは中々難しい。悪を排除して解決できることなんて、実は大した問題ではない。真っ白と真っ黒を放棄したグレーゾーンの中で物語を作り続けたい。

    山極壽一…勝つ論理と負けない論理。どちらも共存するためのルール。勝とうと思ったら相手を屈服させなければならないから、恨みを買ったり、相手が自分を避けたりする。しかし負けない論理のゴールは相手を押しのけることではなく友好的に共存することだから相手を失わない。自分にしかできないことは何だろう、自分だからこそできることを探す。それが自分の知識をまとめることにも繋がるし、他人が考えたのではないことを自分が考えることにも繋がる。動物は諦めが早いが、人間はしつこい。

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    2021年06月06日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

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    羽生先生と梅原猛氏の対談ももちろんよかったが、飯田先生の研究者として、また大川慎太郎氏の観戦記者としての視点からのアプローチが興味深かった。
    飯田先生の将棋を含めたゲームやスポーツの面白さの評価は、将棋の面白さが絶妙なバランスの上に成り立っていること、スポーツのルールが変わる視点を教えてくれた。大川氏は河口先生の時代とは異なるAI時代の観戦記者としての立ち位置を教えてくれたような気がします。

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    2021年05月06日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    第1部が茂木さんが書いていて、第2部は羽生善治さんが書いている。
    また、第3部は両者の対談を纏めたもの。
    アンチエージングがテーマで、新しいことに挑戦すること、毛づくろいをすることが大切と理解した。
    印象に残った文章
    ⒈ 苦労した人ほど明るくなれる
    ⒉ 自分の個性は長所と短所の表裏一体
    ⒊ その時羽生の手が震えた
    ⒋ 上にいく向上心を持っていない人は、同じ場所にさえいられない。
    ⒌ 多様性を知る大切さは相手の立場に立って相手の価値観を知る機会が増えることを意味しています。
    ⒍ 脳の成長に終わりはない
    ⒎ 個性を活かすことが、そのまま脳のアンチエージングにつながる。

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    2021年04月11日
  • 直感力

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    伝説の棋士、羽生善治の思考のエッセンスが凝縮された一冊。
    将棋の話だけではなく、そこから得られた様々な対象についての洞察が記されている。読みやすく、こうした考えもあるのかと参考になる。良書。

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    2021年03月28日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    ネタバレ

    どんなにひどいミスをしても、すぐ忘れるようにしてきた。
    おかげで最近は、努力しなくてもすぐ忘れられる。
    どうであれ、次の一日は、始まるのだ。
    一つの選択によって極端にプラスになるわけでもないし、取り返しのつかない
    マイナスになるわけでもない。地道にプラスになるような小さな選択を重ねることで、いつか大きな成果に至るのではないかと思っている。
    ⇒目の前のことだけを考えないで、物事を大きく見るようにしたい。
    今の悩みは一年後にはたいしたことないと思えるようになっているはず。

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    2024年05月23日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    【所感】
    将棋の世界に限らず、ビジネスの現場で決断や勝負が必要な場面に活用できるノウハウが詰まった一冊

    【覚えておきたいポイント】
    いつも自分に有利な局面ばかりということなどないし、いつも悪い局面ばかりということもないから、必要以上に楽観も悲観もしないし、瞬間的な出来事に一喜一憂もしない

    教える側は教わる側に全てを教えるのではなく、考えさせることが必要である。一方的に入ってきた知識は一方的に出ていきやすい。自分で考えて習得したものは忘れることができない

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    2021年01月02日
  • 捨てる力

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    <感想>
    言わずと知れた羽生名人の語録。考え抜いた人だけが持つ言葉の力がすごい。
    天才も凡人と同じように迷い、考えるのだと知ることができるだけで勇気がわいてくる。

    <アンダーライン>
    ・同じプロセスを経ても、これくらいが「努力」と感じる人もいれば、これくらいは「当たり前」と感じる人もいます
    ★簡単に手に入ったものはすぐに消えていく
    ・新しいモノを入れるために、必要ないものは「忘れる」
    ★忘れていくというのは、次に進むための大事な境地
    ★対局相手は自分の個性を引き出してくれる存在
    ・積極的にリスクを負うことは、未来のリスクを最小限にすること
    ・敗北を全部受け止めると自己否定になる
    ・長くプロとして戦っていくうえで大切なのは、どうやってダメージを受けないようにするか
    ・「勝つこともあるし、負けることもある」
    ・負けるたびに自己否定していたら、身が持たない
    ・欠点を裏返すとそれがその人の一番の長所であったりする
    ・山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには「選ぶ」より「いかに捨てるか」のほうが重要である
    ・ひとつの手を選ぶということは、それまで散々考えた手の大部分を捨てること
    ★人間とは不思議なもので、自分が過去に選択しなかったことに対してすごく楽観的なところがある。「こっちを選べばよかったのに」と思うことはあっても、実際に結果がどうだったかなんて、誰にもわかりません
    ・実際は「選択」という同じ行為なのだから、どちらにも転ぶ可能性があります
    ★自分が選んだものに対して責任を取りつつ自信を持つことが大事
    ★どんな場面でも今の自分を認めること
    ・欲が考えを鈍くしたり、踏み込みを悪くする
    ・何が問題か分かったと思った時には、問題は半分以上、解決している
    ・勝負においては、自分が苦しいときは相手も苦しい
    ・これだけ努力すればこれくらいの成果が得られる」というモノサシ。それができると不安な時間にも耐えられるようになる
    ★リスクの大きさは、その価値を表しているものだと思えば、それだけやりがいが大きい
    ・「環境が整っていない」とリスクばかり強調する人がいるが、環境が整っていないことは、逆説的に言えば非常にいい環境だと言える
    ・成功も失敗も必要以上に大きく考えない
    ★年齢を重ねれば成功も失敗も増える
    ★「自分だけの悩み」なんて、そうそうあるものではない
    ・考えている中身より、費やした時間や努力が決断する時の安定剤になる
    ★望みが全てかなってしまうと、最後は死にたいと思うらしい
    ・学術的に何かを究めていく人は、課題が次から次へと出てくるから、長生きするらしい
    ★選んだ以上は後悔しない。あとは振り返らない
    ★反省は勝負がついたあとでいい
    ★長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。一時間以上考えている時は、考えているというよりも迷っている。長い時間かけて考えて、この筋はダメだという結論が出ても、その手筋を捨て去ることが思い切れなくなることもある。情が移ってしまうのだ
    ・プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるもの
    ★人は自分にとって必要なことのみ覚える能力がある
    ・緊張状態が続いても緊張に慣れれば疲れなくなってくる
    ・慣れないことをすると疲れる。逆に言えば、どんなことでも慣れれば疲れません
    ・何時間も考え続けることができる力、そして、その努力を何年もの間、続けていくことができる力

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    2020年12月26日
  • 簡単に、単純に考える

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    読書録「簡単に、単純に考える」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP文庫

    p224より引用
    “金出・私は学生に話すときに「キス・アプ
    ローチでやれ」というのです。KISSというの
    は"keep it simple,stupid"の頭文字です。
    これはアメリカの俗語で、軍隊用語から来て
    いるらしいですけど、部下がうまくできない
    ときに、軍曹が「もっと簡単にやれ、バカモ
    ン」という感じでしょうか。”

    目次より抜粋引用
    “経験、先入観のないことが武器になる。
     論理思考、感性を昇華したものが想像力で
    ある
     簡単に、単純に考えるだけで、鮮やかに解
    ける
     勝負をあきらめない勇気が、直感を導く”

     将棋界の第一人者と、各界の著名人による
    対談集。同社刊行作文庫版。
     スポーツジャーナリストから人工知能研究
    社まで、一線を走り続ける人たちの意見が記
    されています。

     上記の引用は、ロボット工学・人工知能研
    究者の言葉。何かに悩んで動けない時は、考
    え過ぎていることが原因であることもあるの
    かも知れません。
     何かに行き詰まっているときなど、解決の
    ヒントになる意見になるかもしれない一冊。

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    2020年12月21日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    羽生善治さんの自叙伝的な本。今の将棋会を差しているような文言もあり、羽生さんの先見の明が垣間見れる。いや、これが羽生さんの大局観なのかも。少し将棋を知っていると尚読みやすいと思います。

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    2020年11月02日
  • 人間の未来 AIの未来

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    トップランナー二人の対談、示唆に富むトピックばかり。印象に残ったのは、「人間にできてAIにできないこと」で、AIは数学的処理で言語を扱うためショートショートくらいの文章は書けても春樹の小説は書けないというところ。また、日本の教育は教科書に書いてあること、先生のいうことは正しくて、その通りに答えればマルをもらえる、ある意味子どもにとって「居心地のいい」環境で、それが危ない、といった山中氏の指摘。日本は直線型思考が主流で回旋型思考をしない、つまり回り道を恐れるし、失敗を貴重な経験と捉えない。たしかに。

    おふたりとも「ナイストライ」をし続けていこうと。気持ちの若いふたりに勇気づけられた。

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    2020年10月10日
  • マンガではじめる! 子ども将棋

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    羽生さんの子ども向けの将棋の教本。
    駒の動かし方を覚えた子どもたちが、その次に何を学べばいいのかと思い買ったのですが、大人が読んでも面白かったです。私も小学生の頃、将棋に夢中になった口でしたが、それでも知らないことがいくつか載っていて勉強になりました。また将棋をやってみようかな。子どもとの対戦が楽しめるようになったら楽しそう。
    マンガというスタイルなので、子どもたちの食いつきもとても良かったです。

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    2020年10月03日
  • 人間の未来 AIの未来

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    ネタバレ

    山中教授はもとより、羽生さんの見識の広さがよく分かる対談だった。
    以下、心に留まったポイント。

    ・創造的な出来事の99.9%は過去にあった出来事の組合せ
    ⇒イノベーションとは「既存事項の新結合」である(by シュンペーター)に通じる

    ・人間は継続性や一貫性を好み、そこには安心や安定がある。それが人間の美意識の基になっている。
    逆に言えば、人間は未知のものや未経験のことには不安や危機感を覚える。それは人間が生き延びるために必要な感覚やセンスだったはず。
    ⇒AIには元々恐怖心がないから、継続性や一貫性に基づいた美意識から解放され、ただただ過去のデータに基づいて最適解を計算してくる。
    だから人間だと絶対に選択しないような「危険」な手を指してくる。

    ・AIはデータに基づいて人間が好むもの、選ぶものを予測するのは得意だが、時としてとんでもないものを好きになる、意外性を愛する人間の可能性は予測できないはず。それこそが人間にしかできない創造的行為だ。

    ・実験をしてみて、予想していなかったことが起こった時に、それに食らいつき、原因を探究していけるかどうか。それが人間として他人と違うことをやるチャンスだ。

    ・この情報氾濫社会においては、膨大な情報の「量」をただ丸暗記するのではなく、自分なりに栄養素として吸収し、未知の局面に遭遇した時に自然に対応できるような「質」に転換できるかどうかが鍵となる。

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    2020年07月26日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    棋士、羽生善治さんの本。
    自己啓発とは少し違うが、概ねそのジャンルに当たる。

    情報が多く、これからは選択肢は多くなった分、失敗したときの後悔が増す。(あの時、あっちを選んでいれば......等)
    将棋の世界では「何を捨て、何を残すか」を迫られる。そんな時に大局観が育っていれば大きな流れを見て、考えられる限り最善の手に絞り込むことができる。
    世界は否応なく変化し続けている。自分が勝っている時、うまくいっている時に方向転換は難しいが、負けている時は方向転換し易い。確かに......長い目を見れば、勝っている時こそリスクが最も高まるのは頷ける。
    話はツキ(運)、ゲン、AI、格言、チェスと幅広くなってゆく。

    最後には、「目標を立ててやってきていない。人生は突き詰めてはいけないと思う。何のために闘うのかは、七十歳になってからじっくり考えたいと思う」だって!?そうなんだ(笑)脱帽です......読んでいて何故か、私はニヤっとしてしまった。

    この人は底知れない。

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    2020年07月13日
  • 盤上の海、詩の宇宙

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    狂気の可能性を逃げつつ受け入れる。

    全部の駒がきれいに働くと、駒がにっこり笑ってくれるような感じ。

    考えた指し手に愛着があるが、それをやっぱり考えていく中でその愛着を捨てていかなくてはいけないことがある。
    それだけ愛着がある分、未練もあることもある。せっかくこれだけ考えたんだから、やっぱり盤上に表さないとかわいそうだしもったいないという気持ちもある。

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    2020年07月11日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    物忘れとアンチエイジングがテーマだったみたいだけど、もうちょっと奥深い話になった。
    ユーモアや挑戦すること、それに気持ちの切り替えや毛づくろいのバランスシートなどの大切さについて、茂木さんと羽生さんがそれぞれ語り、語り合う。

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    2020年06月20日
  • 人間の未来 AIの未来

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    「プレイヤーは楽。努力すれば他の人に頼らなくても成績は上がる。監督やコーチは他の人に動いてもらう必要がある」

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    2020年05月10日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    羽生善治の考え方にちょっと触れられた気がした。 ちょうど子供に将棋を教えてみようかと、20年ぶりぐらいに将棋の駒を握ったタイミングでこの本に出会いました。
    内容は、将棋だけでなく、様々な分野から、著者の考え方や判断方法についてふれられており、その考えの深さや、それが故の抜け感など、やっぱり一流の人だな〜と感心させられました。
    将棋にあまり縁のない人でも充分学ぶことのできる内容で満足でした。

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    2026年04月18日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

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    ・将棋は「読み」と「大局観」のゲーム。複雑な状況下で決断を下すとき、「大局観」で無駄な「読み」を省略でき、正確性が高まり思考が早くなる。
    ・将棋には「勝負手」と言われる手があるが、そのほとんどがマイナスの手である。
    ・将棋の棋士にとって、リスクを取らないことが最大のリスクである。今日勝つ確率の最も高い戦法は、三年経てば完全に時代遅れになっているから。
    ・将棋では、「着手する前に、四つの香車を確認しなさい」と言われる。それを見ると盤全体を観ることになり、見落としがなくなる。
    ・将棋の場合、1つの局面で平均80通りの可能性があると言われているが、その大部分はマイナスの手、パスした方がよい手である。

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    2021年07月27日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば何かが始まる!」の書籍化。
    登場人物は、iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥先生、将棋の羽生善治さん、映画監督の是枝裕和さん、京大の山際壽一総長という錚々たるメンバー。聞き手が科学者で、かつ、歌人の永田和宏という素晴らしいメンツ。
    どの人の話も含蓄があり、興味深い。
    どの分野でも一流になる方というのは、当たり前だけれども、自分の仕事を自分の言葉で語れる。

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    2020年04月19日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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     4人のスーパーリーダーが短い講演をして、そのあとそれぞれ永田和宏(生物学者、歌人)と対談するスタイルである。
     僕は傷が後を引くので、あまり積極的でなかった。傷が少なければリスクを取る事、機会を掴む事(オファーを受ける事など)を、心掛けたいと思う。

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    2020年04月06日