羽生善治のレビュー一覧

  • 決断力

    Posted by ブクログ

    「決断力」というタイトルながら、テーマは決断力に限らず、筆者の将棋師・勝負師としての人生論が語られている。個人的には、次の一節を心がけたい。
    --
    一つのことに打ち込んで続けるには、好きだということが根幹だが、そういう努力をしている人の側にいると、自然に良い影響が受けられるだろう。さらに、ペースを落としてでも続けることだ。無理矢理詰め込んだり、「絶対にやらなきゃ」というのではなく、一回、一回の集中力や速度、費やす時間などを落としても、毎日、少しずつ続けることが大切だ。無理をして途中でやめてしまうくらいなら、「牛歩の歩み」にギアチェンジしたほうがいいと思っている。

    0
    2025年04月12日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    羽生さんの文章を読んでいると、この一文を書くに至るまでにどれだけの経験を積み、思考を深め、血反吐を吐いてきたかを想像させられる。一言一言の密度が濃い。将棋の一手もきっとこの文章と同じで、背景に膨大な思考があるのだと思う。将棋のことは全くわからないけれど、羽生さんがとても大変そうに、かつとても楽しそうに将棋を語るので、体験してみたくなった。
    羽生さんはプロの棋士だけれど、会社員のわたしの日常にすぐにでも生きる考え方がたくさんある。トップレベルの人の視座は、業界に限られることなくどこにでも通用するのだ。

    0
    2025年04月04日
  • 羽生善治 はじめての子ども将棋 まんがイラストでよくわかる!

    Posted by ブクログ

    今年は将棋を学びたい〜
    と、ひそかな夢を持って
    羽生先生の本を手に取りました♪

    絵がいっぱい。
    ゲームのキャラみたいで
    男のコはこういう本が好きそうだなー
    な感じ。

    脳みそカタいのか、
    なかなか覚えられないんだけど涙
    子供向けの本で少しずつ学びます☆

    0
    2025年03月29日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    将棋というテーマを語る中で、羽生さんの考え方や将棋の特徴から、様々なことに通ずる見方・考え方を発見できた。

    著者は最後まで、『自らで行動や実践を繰り返し経験を積む』ことの重要性を説いている。
    また、それを自身の対局の心構えやイメージに照らし合わせ、新しい発見の喜びや出会いの奥深さを説得力をともなって読者に投げかけている。

    全体的に、不利な状況や嫌なこと等の『ネガティブ』な要素を、発想の転換によって『ポジティブ』な考え方にしていることも本書の特徴である。
    「純粋に好き」・「楽しい」・「嬉しい」・「やってみたい」・「やる気」・「絶好調」等の『ポジティブ』な言葉をキーワードとして、物事を捉え直し、人生で大切なことまでも示していると感じる。

    粋で、寛容で、まっすぐで、柔軟な羽生さんの将棋に対する思いと生き方は、読者にポジティブな刺激をもたらしてくれる。
    とてもいい本でした。

    0
    2025年02月28日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    やり続ける、フラットな気持ちでいつまでも将棋をさす、これが羽生善治氏の強さだと思われる
    凡事徹底なんかな?簡単そうでシンプルに思われるが実は1番難しい

    0
    2025年01月27日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    視野を広げ視座を高くすること、目先に捉えわれず行き当たりばったりにならないように気を付けようと考えさせる一冊。羽生善治先生の理知的で謙虚な姿勢がをヒシヒシと感じた。「大局観」というものを意識して日々精進したい!

    0
    2024年11月28日
  • 人工知能の核心

    Posted by ブクログ

    将棋の羽生さん 人工知能と対峙するも引けを取らない
    とても人間らしさを感じる
    頭脳も 明晰 直感力もすごい 棋師の凄さを知る 良い機会でなったと思う
    対する AI は 現在 2024年 LLC の1つ前 どちらかというとロボットの延長線上であるのあるかのような感じのもの
    学習によって積み重ねにより高度に対応力を実行するという感じ

    0
    2024年11月26日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    何度か、羽生善治さんの本が良いと聞いたので
    試しに本書「大局観」を読んでみた

    くどくなく、あっさりした文章で、するすると読めた

    タイトル通りというか、決断は誰にしてもある事なので
    我がことに置き換えて色々考えさせて読ませてもらった

    0
    2024年10月18日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    余白を持って行動するところに特に感銘を受けた。人との会話、ジム、散歩、なんでも良いからそれらをできる心の余白を持つことは非常に大事であると再認識させられた。

    0
    2024年09月29日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    羽生善治さんが当時最強の騎士だった理由がよくわかる一冊。約二十年前に書かれた本だけれど、普遍的な内容で今にも十分通ずることが多かった。彼の考え方や姿勢は将棋だけでなく、様々な仕事やスポーツ、スキルの根幹にある大事なものなので、将棋に興味がない人にもハッとさせられる一節が見つかるはず。

    0
    2024年08月31日
  • 教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」

    Posted by ブクログ

    将棋に関して様々な角度から紐解いた一冊。

    オムニバス形式なのでまとまりはないものの、将棋について幅広く知る上では有効かと。

    0
    2024年06月27日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大量の情報を仕入れる
    自分でモチベーションを上げる
    常識を疑うところから新しい発見がある
    自分の頭で考える
    初心者がなにかを学ぶときはどうしてその人がその航路をたどったのかその過程を理解すること。真似から理解へのステップが創造力を培う基礎となる。
    生活の中でぼんやりする時間を持つ。

    0
    2024年04月28日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    常に「美しい将棋」を志に棋士人生を歩まれる羽生先生。美しいとは無駄がなく、それが最終的正しさにも繋がる。その哲学が生き続ける限り、AIにはなし得ない人間らしい将棋に行き着き、ひいては生き方にも通じると気付かされた。

    0
    2024年04月17日
  • 羽生善治 闘う頭脳

    Posted by ブクログ

    羽生善治 闘う頭脳
    著:羽生 善治
    文春文庫 は-50-1

    対談集と関連するエッセイでできている不思議な書です

    巻頭で勝つために必要な6つのプロセスが提示されます

    それは

     ①目標設定
     ②情報処理
     ③自己管理
     ④コミュニケーション力
     ⑤大局観
     ⑥モチベーションの維持

    そしてそれに続く7つの力

     ①思考力
     ②勝負力
     ③発想力
     ④人間力
     ⑤持続力
     ⑥考える力
     ⑦捉える力

    羽生をいろいろな角度から眺める書であると思いました

    気になったのは以下です。

    ・試行錯誤によって、自分の戦法の精度を上げていくというアプローチを繰り返しました

    ・情報過多な時代では、自分にとって必要な情報、知識というのは、日々刻々と変わってゆくものです
     だから、迷ったら大胆に捨ててしまい、必要なタイミングで拾いあげればいいのです

    ・対局の現場で、棋士は「読み」と「大局観」の2つを駆使しています

    ・将棋では、はっきりと答えがでないものについて考え続ける能力が必要とされています

    ・エジソンの有名な言葉に、「1%のひらめきと、99%の努力」というものがあります

    ・うまく能力を伸ばして行くためには、スイッチを次々に切り替えることが必要なのだと思っています

    ・知識の積み上げの結果つけられる「知恵」の一つに「直感力」があります
     そしてもう1つの大切な「知恵」が、「見切り」です

    ・つまり、将棋の勝負においては、新たな判断の選択肢を「得る」よりも
     まさに思考を捨ててしまうこと、判断をある段階で断ち切って決定する「見切り」のほうがむしろ大事なのです

    ・将棋で一番大変なのは、似て非なる局面をたくさん覚えておかないといけないことなんです
     覚えてもちゃんと理解し、その後、意味あるものとして効果的に使えなければ意味がない
     わすれた時に、自分がどれだけ理解していたかが分かります

    ・「ひらめき」:たとえそれが1秒にも満たないような瞬間的な出来事であったとしても、なぜそれを選んだのか、あるいは選ばなかったのかをきちんと論理だてて説明できるものです
    ・逆に「直感」とは、何故だかわからないけれども、これはやってはいけないとか、こうしなければならないとかというように、理屈では説明することができないものです

    ・「木を見て森を見ず」とは、部分ばかり見ていて、全体を把握していない、理解していないことの例えとしてよく使われます
    ・「大局観」は、その逆に、全体を見た時に、今どうなっているのか、どういう流れでここまで来たか、あるいはどういう方向にむかっているのかというような抽象的な、大雑把な概念として捉える見方です

    ・将棋の世界には、「長考に好手なし」という格言もあります

    ・連続性や法則性、規則性のあるものは結構簡単に大量に覚えることができます

    ・ミスを重ねないためには、一息つくことも大事で、例えばちょっとお茶を飲むとか、外の景色を眺めるとか、僅かな時間でいいから一息つくことで、元の冷静さを取り戻すことができます
    ・もう一つはその瞬間に集中することです

    ・反省はするけれども、後悔はしない

    ・プロはスランプになるのが当たり前で、むしろ好調を維持するほうが難しいと思いますね

    ・師弟とはたんなる上下関係ではない、ということですね

    ・最善手というものは、人間が考え出すものではなくて、実はもうあらかじめ盤面に提示されているものであって、「手を読む」というのはそれを発見する作業なのです

    ・後で、詰むか詰まないかの判断を誤ったことは反省しなきゃいけないと思ったんです
     つまり、詰んでいて、それを詰ませられなくて負けたならいい、という言い方は変ですけれど、
     そもそも詰みのない局面だったわけで、前提の判断が誤っていたのです

    目次
    はじめに
    巻頭ロングインタビュー 勝つための6つのプロセス
    特別収録 エッセイ 原点の頃 羽生善治
    羽生善治の思考力
    羽生善治の勝負力―七冠プレイバック1995‐1996
    羽生善治の発想力
    羽生善治の人間力
    羽生善治の持続力
    特別語り下ろし対談 「考える力」と「捉える力」×沢木耕太郎
    公開トークライブ 七冠制覇は、自分の力で成し遂げた気がしませんでした×阿川佐和子

    ISBN:9784167905835
    出版社:文藝春秋
    判型:文庫
    ページ数:384ページ
    定価:660円(本体)
    発売日:2016年03月10日第1刷
    発売日:2016年05月25日第2刷

    0
    2024年04月10日
  • 捨てる力

    Posted by ブクログ

    第一線で活躍する勝負師の考え方が参考になった。
    情報を得ようとするより手放すこと。簡単にシンプルに考えること。無理をしたらどこかで反動がくる。
    どれもシンプルで単純なことだけどだからこそ協力だと思った。

    0
    2023年10月10日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    今井むつみさんの『学びとは何か』からの流れで読みました。
    今井さんが触れておられた「認知」テーマの内容は分量的には少なかったように思え、「認知」の独学のつもりで読むと、ちょっと違うかなと思いました。

    とはいえ、この本は羽生さんが40歳の時の著作のようで、今の自分には響くところが多々ありました。
    もう若くはない、けれどまだ先には長い道のりがある中で、どのように仕事や人生と向き合っていくか。
    参考になるエピソードや将棋に関する格言、色々な方の著書の引用等が盛りだくさんで、とても勉強になりました。

    0
    2023年09月30日
  • 決断力

    Posted by ブクログ

    2005年に出版された羽生善治の本

    中原誠や米長邦雄などの逸話
    加藤一二三の継続力などの話題もある

    他には若い頃の振り返り
    今の自分との違い


    将棋だけでなく、他の業界の人にとっても有用な考えが沢山

    目先の一勝ではなく、将来のために考える

    集中するには余白が必要
    これは、ジョン・ハンター「小学四年生の世界平和」で語られてたエンプティスペースの考えにも通じる
    余白がないと目の前の事に集中するのもなかなか難しいですからね

    熱意を持って将棋に向き合い続けられるのがプロ
    瞬間的な力ではなく継続力こそが必要


    出版された当時は三冠だったか四冠だったか?
    今や無冠で九段と呼ばれている現状ですけど
    先の藤井六冠とのタイトル戦にしても未だトップレベルであるのを感じたし
    以前の棋風とも違う現代の流れを踏襲しつつ、他の人が指すようなコンピュータの評価値にとらわれない戦法を選んでいるあたり、まだまだ熱意は失われていないのだなぁと感じる
    そんな羽生さんを跳ね除ける藤井七冠がものすごい別格という事なんだよなぁと改めて思う

    0
    2023年06月25日
  • 大局観 自分と闘って負けない心

    Posted by ブクログ

    羽生さんの言葉はいつも平易でありながらも、安易には単純化をしない真摯さを感じる。「無計画」に生きることについて、今後も考えていきたい。

    0
    2023年05月28日
  • 人工知能の核心

    Posted by ブクログ

    時間の概念は、人工知能にはない。
    あの匂いを嗅いで思い出すエピソードとか、音楽の一部フレーズを聞いた時に思うこと、五感の要素も人工知能にはない。
    人間にあるものは、そのさまざまな五感で感じ、結びついた記憶と時間の蓄積。

    人工知能が優れたいることは、記録である。場所日付を正確に「記録」することができる。

    美意識を人工知能がもつ日がくるのも、時間の問題なのかもしれない。
    これから失われるもの、変化していくものを見極めて生きたい

    0
    2023年05月12日
  • 改訂版 羽生善治の みるみる強くなる 将棋入門(池田書店)

    Posted by ブクログ

    将棋の各駒の動かし方から説明が始まります。
    しかし、本の中心は勝利するために意識すべき5つのポイントでした。駒を動かす根拠が記載されている点がとても興味深いです。
    今までは対戦してきた相手の見よう見まねでなんとなく駒を動かしていて、ミスすることも多かったです。5つのポイント考えると、ミスが減り勝ちやすくなった気がします。
    脱初心者できる1冊でした。

    0
    2023年05月03日