羽生善治のレビュー一覧
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羽生善治九段vs藤井聡太王将という世紀の大勝負が行われている今、12年前に発売された本書は、将棋という競技における重要な考え方だけでなく、自己啓発本としても読める素晴らしいものだった。一つのことを突き詰めることは大変だ。しかし、逃げずにやり続けると見えてくるものはあるはずだ。Posted by ブクログ
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池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。
池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょう...続きを読むPosted by ブクログ -
是枝監督のファンなので読みました。
天才5人がみんなと同じ人間だということを実感してもらうための書籍とのことでしたが、やはり5人とも若くから頭角を現しているように思う。
以下、備忘録。
山中伸弥
・iPS細胞のiはiPhoneをパクって小文字にした
・アメリカではみんな「素晴らしい研究だから頑...続きを読むPosted by ブクログ -
二十代。何をやったら正解というものはない。でも何もしないのだけはやめてほしい。どんなことでもいいから、何かに夢中になっていたら、自分の成長につながっていく。なんでもいいんだ。
一つでもいいけど、もう一つ何か力を尽くしてるものがあると、one of them で楽になれるかも。
自分にしかでき...続きを読むPosted by ブクログ -
羽生善治さんの思考や将棋への考えなどを図解を用いながら解説した一冊。
羽生善治の思考について興味がある人は読んでみるのがいいと思う。私はとても参考になった。
15年ほど前の本なので、今の羽生さんの思考と比較検討してみても面白いかもしれない。Posted by ブクログ -
変化の波にどう対応するか、勇気を持って未知のリスクを取らねばならない、明確な答えのないものをどう理解するか、、など日頃ビジネスを進める中で声高に叫ばれる内容が、羽生さんの書籍で触れられている。ビジネスも将棋も共通の課題があるのだと改めて感じました。Posted by ブクログ
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AIというワードに食いついたところ
言語学や神経科学の素養が割りと必要とされている感があった。
チョムスキーがいくらか知ることが出来たのでまぁいいか。Posted by ブクログ -
15年以上前の本だが読んでみた。物事の本質は変わらないなと改めて感じた。日本が誇る最高のプロ棋士でも、難しいことばかり考えるのではなく、物事の本質的な部分を考えている。Posted by ブクログ
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基本的な駒の動かし方から実践の棋譜を用いた話まであり、序盤から中盤、終盤にかけての戦い方まで書かれていて、たいへん勉強になりました。Posted by ブクログ
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とても読みやすい。わかりやすい。異職業であるがゆえにわかりやすく言い合っているから。対談の良さが出てる本。2人の頭の良さを感じる。自分も会話に入ったような気分になれます。
人間は変化を恐れ、安定を求める傾向があるけれど、変化を恐れないで新しい知識を得、行動していくことが大事。そんなメッセージを感じま...続きを読むPosted by ブクログ -
私自身将棋ではなく、卓球というスポーツを10年以上真剣にやってきた身だが(実力は草の根)、
失礼ながらも、「わかる」と感じる部分が多々あった。
特に「積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすること」というのは卓球をプレーしていて学んだ最も重要なことだった。Posted by ブクログ -
羽生善治さんのわかりやすい語り口で人工知能という最先端の問題について触れることができた。自分の生活にも直結してくるであろう人工知能をどう使うべきなのか、今後考えていくきっかけになった。Posted by ブクログ
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羽生さんの生き様、些細なことから学ぶ姿勢や頭の回転の速さは流石だなと思った。
大局観とは?の本筋よりも御本人の聡明さにただただ圧倒されてしまって自分にうまく応用できるかなーというところはあるが、何かを極めた人でも謙虚に、また、深い洞察から考え抜いているということがわかる。ますます羽生さんを尊敬したPosted by ブクログ -
立花隆『青春漂流』『二十歳のころ』にしろ、仮に美化されたものだとしても、誰かが己の青年期を回顧し、そこから人生訓を抽象化してくれるなら耳を傾けない手はない。そもそも正解がなく、比べられない人生。与えられるのではなく、掴み取ること。Posted by ブクログ
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直感は本当に何もない所から湧き上がることはない。
もがき努力した全ての経験を土壌として、ある瞬間に生み出されるもの。ほとんどが無意識下で行われ、意図的に行っているのかが自分自身にもわからないようになれば、直感が板についたと言える。そしてそれを信じることで、湧いてきた直感が初めて有効になる。Posted by ブクログ