羽生善治のレビュー一覧

  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    講演を元にした原稿ということで、わかりやすい、とっつきやすいハウツー本。特に、茂木さんパートが自己啓発的で良かったです。

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    2016年10月03日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本
    茂木健一郎による脳科学の雑学と将棋羽生名人の棋譜暗記から勝負についての話、そして両者の対談をまとめた本である。
    茂木健一郎の章には脳を若々しく保つには好奇心を持つこと、新しいことにチャレンジすることが良いと言うことや、人との交流も大事だと雑学的な話題が書かれている。
    一方の羽生名人の方は厳しい勝負の世界でマンネリ化しないで新しいことを考えていくこと、試合という緊張感とプレッシャーの中でこそ良い考えが浮かぶと言っている。
    言われてみれば当たり前のことが多い。やはり人間は易きに流れやすく、漫然と生きて生きがちであることを反省させられる。

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    2016年08月04日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    脳科学者の茂木健一郎が老いない脳をテーマに、そして棋士の羽生善治が棋士の脳の使い方について講演した内容、および二人の対談をまとめた本。
    茂木は、脳の老化を予防するにはドーパミンと呼ばれる物質が前頭葉を刺激することが重要としている。そのためには常に初めての経験や、びっくりするような経験をして脳にサプライズを与えることだとしている。
    一方、羽生は棋士が棋譜を全部覚えられるのは、将棋の中の規則性や連続性に従っているからであって、一般人が曲を何百曲も覚えていられるのと同じ構造である、とお述べている。
    あ、あと茂木はたまにで良いので、昨晩や一昨日の食事が何だったかを思い出すことによって、記憶を引き出す力

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    2016年07月23日
  • 勉強の仕方

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    19歳の羽生と53歳の米長により、20年前に行われた対談。米長の「打倒羽生を掲げて、精進している。」とのコメントが熱い。人生はそれぞれの時期に環境や役割が変化する。その時に、いかにアンラーニングできるかが、その後の人生の豊かさを決めるようだ。

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    2016年07月19日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    題名は「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本で副題が物忘れしない脳の作り方ですが、具体例が少なく、あまり参考にはなりませんでしたが、羽生善治さんについての話は興味深く読ませてもらいました

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    2016年06月04日
  • 捨てる力

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    一区切りずつが短くて、いまいち羽生さんの思考がつかめなかった。
    捨てる力についても、あんまり触れてなかった印象。

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    2016年05月29日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    氏による、あるいは氏をめぐる本は多く出版されていますが、本書はインタビューが豊富で、インタビュアーが多彩であるのが特徴の一つです。氏の代表作ともいえる『大局観』や『直感力』のように、一つの大きなテーマのもとに編まれていないことも特徴といえば特徴でしょうか。

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    2016年05月08日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    ややフィッシャーよりの立場から書かれている印象を受けるが、著者が丁寧に調査して書いたわかるフィッシャーの伝記。良書。

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    2016年04月09日
  • 直感力

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    「直感力」というよりは、創造力、継続力が軸だったような気がする。「決断力」から7年経った2012年の発行、40歳を過ぎてからの著書。これまでの著書とさほど変わり映えはしないことを考えると、30代では大きな心の変化はなかったのかもしれない。

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    2016年02月27日
  • 「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

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    スミセイ『脳の不思議』講演記録に加筆。若々しい脳を保つには、始めてのことにチャレンジしてドーパミンを出すこと。棋士の脳の使い方、人が音楽を覚えているように、棋譜の形式や法則で覚えている。

    素敵なタイトルですが、そのQ&Aというより周辺の話題。書き言葉的文章ですが、もとが講演ということで、ここでは笑いをとってるんだろうな、というのが垣間見えました。

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    2016年05月07日
  • 勉強の仕方

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    棋界を代表される二方の対談。
    本のタイトルから具体的な勉強法を期待したが、そういったものは少なかった。具体的な例も、将棋のやり方に関するものもあり、応用が必要になる。

    将棋の過去から未来、現代社会の問題点など多岐に渡って書かれており、見識のあるお二人の考えは興味深かった。

    しかし米長さんは自己評価が高く安定しているタイプなのだろうなと、発言の数々から推察される。教養も深く、頭の回転も活発のため、ほんとかどうか分からない持論を小気味良く矢継ぎ早に打ち出してくる。悪く作用していたらご本人が対談でおっしゃっている「中間業者」
    になれただろうと思うほど。
    羽生さんは冷静に論理的に訥々と返して行くと

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    2015年12月06日
  • 勝負哲学

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    日本代表監督の岡田さんと
    棋士の羽生さんの2人の勝負の世界について語った本。
    2人の勝負師としてのすごさと独自の哲学が書いてあって面白いです。
    将棋についてあまり詳しくないけど羽生さんのいろんな戦術を試合の中でチャレンジしてくことや
    若手の棋士のベテラン棋士からしたら奇抜ともいえる戦術が実は革新的で強くて、そこを素直に取り入れたり、若手の棋士からであっても学ぶ姿勢があることに羽生さんの強さがあるように思えます。
    岡田さんの言葉
    「決断するときの理由に美しいか美しくないかを入れる」
    「一流は隙がない」

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    2015年11月25日
  • 直感力

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    羽生善治という稀代の棋士が綴る勝負事における直感の大切さ。
    直感とは論理的思考が瞬時に行われるものであるため、日頃から様々な多様な価値観を取り入れることで直感力を鍛えることが肝要であるとしている。

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    2015年09月10日
  • 簡単に、単純に考える

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    若き日の、羽生さんの言葉。
    異分野のエキスパートとの対談集だが、

    ラグビーを観る、と言っていたのが意外だった。

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    2015年05月01日
  • 直感力

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    直感は信じても良いと思わせてくれる優しい語り口の本。
    ただ、その直感は経験に裏打ちされたものであることが大切なのですね。
    その為にも、普段からの気付き、工夫、努力を怠らない事、きちんと糧にしていく事を学びました。

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    2015年04月21日
  • 直感力

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    そんなに変わったことは言っていないのだが、数少ない「真の天才」の考え方と、自分との共通点を見つけると嬉しくなる。

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    2015年04月18日
  • 羽生の一手詰

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    『将棋初心者かつ羽生さんに興味がある人向けの詰将棋集』

    一手詰の詰将棋集です。
    問題数は81と多くはありませんが、解説が分かりやすく失敗図もあるので初心者には良い本だと思います。
    また、駒の動かし方から詰め将棋のルールまで詳しく説明してあるので、将棋を知らない人でも本書だけで問題無く詰め将棋の問題を解けるようになっています。

    タイトルに「羽生の」と付いているだけあり、羽生さんが監修したという事に留まらず、羽生さんに関する豆知識やインタビュー記事が載っていますので羽生さんには興味があるけれど、将棋はあまり知らないという人に向けた詰将棋本なのかなという感想を持ちました。

    問題の解説も本の作り

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    2015年03月22日
  • 決断力

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    【フレーズメモ帳】
    人間には2通りあると思っている。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。将棋界にも、最初からピンチを招こうと思っている人はいないが、ピンチに陥って奮い立ち、知恵を出せる人と怯んでしまう人がいる。不利な局面でも諦めずに、粘り強く淡々と指していくことが、勝負のツボを見出すポイントになり、逆転に必要な直感や閃きを導き出す道筋になると私は信じている。

    一般に経験は人を強くするという固定観念があるが、いろいろと考え過ぎてしまい、一番いい方法にたどり着くのに時間がかかってしまったり…ネガティブな選択をしているときもあるのだ。そういうマイナス面に打ち勝てる理性、自分自身をコントロール

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    2025年01月24日
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)

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    二人完全情報確定ゼロ和ゲーム。勝敗が明確で、情報が完全公開され、不確定要素を含まぬゲームという事だ。駒の役割が限定的である以上、どんな打ち手にも必ず勝てる道がある。しかし、その解析は天文学的数値の世界に入らざるを得ない。その世界で勝負しているのがプロの棋士たちであるが、そこにコンピューターが挑む。

    複雑な相互作用や役割の無限性を許容するなら、人間社会も同じような解析が成り立ち得るか。いや、無限性といいつつ、個々の反応は、ある常識という想定可能な範囲に留まるのであるから、まるで社会は盤上のように。従い、このことが勝ち組を生み、出来る奴は出来るというカラクリが生まれる。この個々の反応を読む力が感

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    2014年10月06日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    活字が大きめで、行間が広く、ふりがなが多い、という
    のは小学生にも読めるようにとの配慮かな。
    羽生善治さんのことは将棋の天才ということしか知らなかったので、この本ではじめていくつか知りました。
    始めは将棋が弱くて、将棋がよくわからなかったなんて。
    そして、わからなさが魅力で夢中になったというエピソードがすてき。その後も「続けること」をモットーとされているという姿勢に感銘を受けました。
    天才なんてカンタンに表してはいけませんね。

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    2014年09月19日