羽生善治のレビュー一覧

  • 直感力

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    読書録「直感力」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP新書

    p148より引用
    “目標は一気に課してはいけない。
     少しずつ積み重ねるっことによって、気がつけば着実に前進している。
     自然にできることを続けていくという健全さが必要なのだ。”

    目次から抜粋引用
    “直感は、磨くことができる
     無理をしない
     囚われない
     力を借りる
     直感と情報”

     将棋棋士である著者による、経験を土台と
    した直感について記した一冊。
     著者の考える直感の正体についてから著者
    の直感を養った子供時代の経験まで、将棋だ
    けでなく世の中について広く目を向けて書か
    れています。

     上記の引用は、自然体の強さと題された

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    2016年01月04日
  • 勝負哲学

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    サッカーの岡田監督と将棋の羽生氏の二人の勝負師が織りなす勝負に対する姿勢を語り合った本です。勝負に対するお互いの考え方も面白いのですが、日本人の根底に流れている勝負に対する美意識や指導者論についても言及されているところもあり、とても興味深く読むことができました。

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    2015年12月29日
  • 適応力

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    羽生世代すごいです! 同世代で羽生、森内、佐藤、丸山の4人の名人を輩出。羽生、森内は早くも永世名人の称号を! そしてその中で燦然と輝く羽生四冠!

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    2015年12月22日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    ネタバレ

     平成8年(1996年)25歳で前人未到の七冠(竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)を制覇した羽生善治さんの「才能とは続けられること」、2012.2発行。羽生さん、すごいですね! 2015年、44歳の現在も四冠(名人、棋聖、王位、王座)を保持されています。残りのタイトルは、渡辺明竜王・棋王と郷田真隆王将です。「継続は力なり」ですね!到達点の高低はあるでしょうけど、何事でも継続すれば、必ず何かを掴むことができますよね(^-^)
     退職してからは入ってくる情報が少なくなりました。自らアンテナを絞っていることも大きいとは思いますが。沢山の情報の渦の中で暮らしている羽生善治さん、情報は「選ぶ」よ

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    2015年12月15日
  • 捨てる力

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    再読です。史上初の七冠独占を25歳で成し遂げた羽生さんの、思考法。
    40歳を迎え、「変化」を求める攻めの姿勢と状況にあわせた思考の厚みをますことを、これまで以上に充実させ進化していきたいと述べる羽生さんの哲学が詰まったこの1冊は、何度読んでも心に響きます。

    一流と言われる人は例外なく、それぞれが自分の哲学を持っていて、単純に「才能があるから」という一言で終われるものでなく、攻める姿勢や継続する忍耐力、不調のときとの向き合い方などを兼ね備えていて、その強さに痺れるとともに自分を省みるばかりです。

    ついつい守りに入ったり、楽な方に流されてしまうけど、プロとして生きる人の己への厳しさや対象への愛

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    2015年11月15日
  • 捨てる力

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    簡単に手に入ったものはすぐに消えてゆく 知恵を積み重ねていく過程で”知恵”に変える必要がある 知恵とは、ひとつの場面で正確な判断を下すこと、そして解決するためのツボを見出すことです ”真似”から”理解”へのステップは想像力を培う基礎力になる 仕事の醍醐味とは情熱を持続すること、結果ではなく内容からおもしろさを発見すること、誇りと責任を持つこと 子どもの場合、何か形のあるものを与えられると、それをきっかけにもっと一生懸命に打ち込むようになります 「真似」から「理解」へというステップは、想像力を培う基礎力になる

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    2015年09月13日
  • 直感力

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    先行き不透明で不安な時代だからこそ、

    生きるための1つの指針としての直感力を磨いていく必要がある。

    直感とは決断するための思いきりのよさ。

    直感でそう思うのには、理由があり、自分の今までの人生と密接な関係のあるものである。

    そして、誰でも磨くことができるのが、直感力である。

    羽生さん直伝の直感力の磨き方が述べられてある。

    一番思ったことは、将棋をやりたい!

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    2015年08月27日
  • 勉強の仕方

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    『ジョコビッチ』の本の訳者のあとがきに、訳す前に読んだ本が10冊くらい紹介されていて、興味があるのを借りたり、買ったりしてみた。そのうちの一冊。
    「勉強の仕方」というよりは、将棋界トップの二人の「生き方」「学び方」。将棋に興味がない人でも、もちろん読めるけれど、将棋がやりたくなる。(微笑)

    二人の語録がとてもいい。

    米長語録
    「最終的に頼れるのは自分自身の力だけ。ということがわかっていないと、本当の成長はできない。さもないと、他人の残したものを少しずつ吸収するだけで、一生が終わってしまいます。」

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    2015年08月14日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    早熟の天才だが、人生はまったく幸せとは言えなかった。反ユダヤ的な宗教観をもち、さらにはアメリカやソ連に狙われているという妄想も持ってしまった。お金にも執着し、そのことでいろいろと損をしている。結局世界チャンピォンになった29歳までが絶頂で、そこからはチェスのキャリアもあまりつめなかったように思える。ただ、チェスでの圧倒的な才能、自分が最強という自信や、チェスに関する姿勢、異常なまでの勉強量、そういったもの魅了される。それ以外は全くかわいそうな人としか言いようがない。彼の忌み嫌うゲーリーカスパロフは人生もそつなくこなし、チェスでも彼より多くの業績を積むことができたと思う。

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    2015年03月17日
  • 勝負哲学

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    サッカー監督とプロ棋士の対談という、異色でとてもそそられる組み合わせです。
    非常に内容が濃かったです。勝負どころに臨む心境、メンタルコントロール、勝者敗者の境目、勝利への飽くなき挑戦・・・。畏敬の念を感じざるを得ない。
    仕事もそう、スポーツもそう。こうありたい、あぁいう姿勢で臨みたい、そういう理想を語っているのですが、言っている本人たちはそれに向かって必死にもがいている、突き進んでいる。
    いい本でした。

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    2015年02月11日
  • 勝負哲学

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    数々の勝負を戦ってきた岡田監督と羽生名人の非常にレベルの高い対談で面白かったです。サッカーも将棋もあまり詳しくないけれど、こんなに奥が深かったとは。特に岡田監督のW杯時のエピソードは興味深く、改めて名監督だったのだと思いました。お二人の他の著書もぜひ読んでみたい。

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    2014年06月15日
  • 勝負哲学

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    コツコツ積み上げることで辿り着ける境地、そこに辿り着いたものだけが得られる鋭い直感。
    論理を積み上げることは重要であるが、それに勝る直感もあり、私もそこに到達してみたいものです。

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    2014年05月23日
  • 勝負哲学

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    対談形式なのでサクサク読める。W杯南ア大会のときの心境なども語られていて、サッカー好きな人は面白いだろう。
    勝負師、というより指導者のあるべき姿が語られていて参考になる。特に印象に残ったのは、「人を育てるのは人ではありません。環境です」という言葉だ。

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    2014年01月13日
  • 勝負哲学

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    2013/11/20
    これはよかった。
    岡田監督のサッカー論は肌感覚として同じものを持ってるけど、将棋もやっぱり奥が深い!

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    2013年12月22日
  • 勉強の仕方

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    勉強方法に固定されたやり方はない。
    自分で見つけるしかない。
    それができなければ、没落あるのみ。

    そんなメッセージを読み取ることができます

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    2013年08月14日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    何かあらすじを読んで読みたくなったが、ちょっと想像していた話の展開と違った。チェスをまったくやらないので、天才なのは間違いないのだろうが、単なる狂人にしか見えない。ただ、天才を作る10万時間ルールや10年ルールで必ずといっていいほどボビー・フィッシャーが取り上げられた理由はよくわかった。

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    2013年07月06日
  • 勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

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    まったくフィールドの異なる二人の
    思考の根底が、非常に似ていたのが
    興味深い。
    羽生さんの、思考における破格の柔軟さには
    他の追随を許さない何かがある気がする。

    時折ある、お二人の写真がとっても楽しそうで、尚良し。
    仲良しなんだろうなー

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    2013年06月04日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    意外に面白かったわ。
    チェスはそんなに詳しくないけど、全くチェスが判らなくても読めるのではないか。
    内容に起伏はない。淡々とした文章が続いて行くが、天才の狂気と、翻弄される周囲の動きだけで読ませる。
    天才とは、天才故に天才で、それのみに価値がある。
    こんな人が、日本で逮捕されて、しかも牛久に収監されてたなんてのも驚いた。

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    2013年04月27日
  • 勝負哲学

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    サッカーと将棋全くジャンルの違う二人ですが、どちらも一流の勝負師なんですね。どこで決断をすべきか明確なものを持っていると思います。非常に参考になります。

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    2013年04月03日
  • 勝負哲学

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    当事者同士の批評に堕ちない言葉のやりとり。「先延ばしにする人は成功しない」「欠点を直すことに一生懸命にならない」「監督なんかから逃げ出したかった」・・リスクを取って決断を下した数だけ言葉は重みを持つ。ネットで跋扈する小賢しげな批評家との相違点。

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    2013年03月18日