羽生善治のレビュー一覧

  • 直感力

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    直感力は経験の積み重ねの上に成り立つ。
    スランプの時には、決して無理をしない。
    道のりをふりかえらないと言う話は、過去や自分の成功体験に縛られない。

    将棋の世界が、無駄なものを削ることで成り立ってきたこと。わびやさびの無駄なものを削った日本人の世界観に通じるものがあるのではと感じました。

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    2017年04月30日
  • 捨てる力

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    読書録「捨てる力」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP文庫

    p85より引用
    “山ほどある情報から
     自分に必要な情報を得るには
     ”選ぶ”より“いかに捨てるか”のほうが
     重要である”

    目次から抜粋引用
    “棋士の日常
     継続するために必要なプロセス
     どんなデータを捨てて何を選択するのか?
     挑戦を恐れない
     勝負の流れに乗る”

     若い頃から将棋界のトップに居続ける著者
    による、物の考え方や行動に関する発言等を
    集めた一冊。過去に他社から刊行された「羽
    生善治の思考」改題・再編集版。
     日々の行動についてから将棋に対する姿勢
    まで、簡潔な言葉で語られています。

     上記の引用は、題名に通じる、情報の取捨
    選択についての一文。
    自分にとって必要なものや情報は、本当はそ
    れ程多くないのかもしれませんね。手に入れ
    ようと思えば、いくらでも情報に触れること
    が出来る時代ですが、その分自分の時間は減
    る一方になってしまっては、もったいないの
    ではないかと思います。
     将棋に関しては最近、コンピュータとの対
    局などが話題になることも多くなってきてい
    ます。普段将棋に興味のない私でも、著者が
    電王戦に参戦されるかどうか、気になるとこ
    ろです。
     
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    2017年02月18日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
    将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。

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    2016年08月16日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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     同級生である将棋指しの話。思考の話や、対局前、中の心境の話が面白い。将棋そのものには今まで興味はなかったが、近年のコンピュータ将棋、電王戦で棋士が負けた、等のニュースで耳には残っていた。羽生氏の華麗なる歴史もほとんど知らず、その意味でも新鮮だった。
     インタビューの内容や分析記事には正直、似たようなことばかり質問して、と辟易するが、その何100回とされる質問に、氏がちゃんと答えてるところが見事。もう少し取材者は工夫を頂きたいところ。天才たる所以など、どうでも良い。

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    2016年06月09日
  • 羽生善治 闘う頭脳

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    ネタバレ

    羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。

    羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
    大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言ったら頑なに行かない羽生さん。

    また色々な本で見るけれど、インターネットの登場により、新しい手も一回しか使えない情報戦になったという話。本当に棋譜を知ってるか知らないかで勝敗が決することもあるそう。でもそれだけの膨大な棋譜があるのに、絶えず新しい手も生まれるというのは驚き。将棋がもっと海外でも指されるようになれば、さらに考えもつかなかった定石が生まれるだろうという話もすごく気になる。

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    2016年04月16日
  • 直感力

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    読書録「直感力」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP新書

    p148より引用
    “目標は一気に課してはいけない。
     少しずつ積み重ねるっことによって、気がつけば着実に前進している。
     自然にできることを続けていくという健全さが必要なのだ。”

    目次から抜粋引用
    “直感は、磨くことができる
     無理をしない
     囚われない
     力を借りる
     直感と情報”

     将棋棋士である著者による、経験を土台と
    した直感について記した一冊。
     著者の考える直感の正体についてから著者
    の直感を養った子供時代の経験まで、将棋だ
    けでなく世の中について広く目を向けて書か
    れています。

     上記の引用は、自然体の強さと題された章
    の、冒頭の一節。
    無理しなければ続けることが難しく、続ける
    ことが出来なければ上達できず、続けること
    が出来なければ経験を積むことが出来なくて、
    直感として自分の身につくこともないという
    ことのようです。
    物凄い天才と思える著者であっても、面白い
    と思って、子供の頃から続けることが出来た
    から、将棋が強くなったのですね。
    まあしかし、続けたからといって、皆が著者
    のようになれるわけがない所が、才能の差な
    のかもしれませんね。
     当てずっぽうではなく、どんなに素早く出
    てくる答えでも、後からキチンと説明できる
    位の、直感力が備わるように、日々何事も勉
    強として過ごせるようにしたいものです。

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    2016年01月04日
  • 勝負哲学

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    ネタバレ

    サッカーの岡田監督と将棋の羽生氏の二人の勝負師が織りなす勝負に対する姿勢を語り合った本です。勝負に対するお互いの考え方も面白いのですが、日本人の根底に流れている勝負に対する美意識や指導者論についても言及されているところもあり、とても興味深く読むことができました。

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    2015年12月29日
  • 適応力

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    羽生世代すごいです! 同世代で羽生、森内、佐藤、丸山の4人の名人を輩出。羽生、森内は早くも永世名人の称号を! そしてその中で燦然と輝く羽生四冠!

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    2015年12月22日
  • 才能とは続けられること 強さの原点

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    ネタバレ

     平成8年(1996年)25歳で前人未到の七冠(竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)を制覇した羽生善治さんの「才能とは続けられること」、2012.2発行。羽生さん、すごいですね! 2015年、44歳の現在も四冠(名人、棋聖、王位、王座)を保持されています。残りのタイトルは、渡辺明竜王・棋王と郷田真隆王将です。「継続は力なり」ですね!到達点の高低はあるでしょうけど、何事でも継続すれば、必ず何かを掴むことができますよね(^-^)
     退職してからは入ってくる情報が少なくなりました。自らアンテナを絞っていることも大きいとは思いますが。沢山の情報の渦の中で暮らしている羽生善治さん、情報は「選ぶ」より「捨てる」ほうが難しいと。「才能とは続けられること 強さの原点」(2012.2)、再読です。小学5年生で二上達也師匠に入門。6年生から3年間、最も将棋に打ち込んだ奨励会(6級で入会、中学3年生で四段)入会同期生(昭和57年組)に、森内俊之、佐藤康光、郷田真隆ら。19歳(1989年)に初タイトル竜王。1996年七冠。2017年永世七冠。

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    2015年12月15日
  • 捨てる力

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    再読です。史上初の七冠独占を25歳で成し遂げた羽生さんの、思考法。
    40歳を迎え、「変化」を求める攻めの姿勢と状況にあわせた思考の厚みをますことを、これまで以上に充実させ進化していきたいと述べる羽生さんの哲学が詰まったこの1冊は、何度読んでも心に響きます。

    一流と言われる人は例外なく、それぞれが自分の哲学を持っていて、単純に「才能があるから」という一言で終われるものでなく、攻める姿勢や継続する忍耐力、不調のときとの向き合い方などを兼ね備えていて、その強さに痺れるとともに自分を省みるばかりです。

    ついつい守りに入ったり、楽な方に流されてしまうけど、プロとして生きる人の己への厳しさや対象への愛情に触れると、本当に背筋が伸びる想いです。

    中でも印象に残っているが、羽生さんが好きだという『運命は勇者に微笑む』という言葉。そして、その根っこにある自分で決めたことを思い切ってやるという決断。

    そしてタイトルにある「捨てる力」について。
    膨大な情報にアクセスできる今、年齢を重ねて知識や経験が増えていきます。そうすると、選択肢や判断材料が多くて決められないということがでてきてしまう。
    失敗や挫折の経験からくる恐れが直感を鈍らせる可能性もある。
    だからこそ、捨てる力が大事になってくるし、「知識」として得た情報を積み重ねて「知恵」に変えていくために自分で考えることが大切。

    勝敗ももちろん大事だし、負けると悔しいというけれど、羽生さんの視線はいつももっと遠くの「美しい棋譜を残したい」という理想や、夢中になるほど大好きという想いがプロたる所以に感じます。
    挑戦することを辞めたらきっと、残りの人生は余生ですよね。何かを極めるというプロフェッショナルな姿勢がとにかくかっこよくて。ガツガツしていない熱い魂に触れられる1冊でした。

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    2015年11月15日
  • 捨てる力

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    ネタバレ

    簡単に手に入ったものはすぐに消えてゆく 知恵を積み重ねていく過程で”知恵”に変える必要がある 知恵とは、ひとつの場面で正確な判断を下すこと、そして解決するためのツボを見出すことです ”真似”から”理解”へのステップは想像力を培う基礎力になる 仕事の醍醐味とは情熱を持続すること、結果ではなく内容からおもしろさを発見すること、誇りと責任を持つこと 子どもの場合、何か形のあるものを与えられると、それをきっかけにもっと一生懸命に打ち込むようになります 「真似」から「理解」へというステップは、想像力を培う基礎力になる

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    2015年09月13日
  • 勉強の仕方

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    『ジョコビッチ』の本の訳者のあとがきに、訳す前に読んだ本が10冊くらい紹介されていて、興味があるのを借りたり、買ったりしてみた。そのうちの一冊。
    「勉強の仕方」というよりは、将棋界トップの二人の「生き方」「学び方」。将棋に興味がない人でも、もちろん読めるけれど、将棋がやりたくなる。(微笑)

    二人の語録がとてもいい。

    米長語録
    「最終的に頼れるのは自分自身の力だけ。ということがわかっていないと、本当の成長はできない。さもないと、他人の残したものを少しずつ吸収するだけで、一生が終わってしまいます。」

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    2015年08月14日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    早熟の天才だが、人生はまったく幸せとは言えなかった。反ユダヤ的な宗教観をもち、さらにはアメリカやソ連に狙われているという妄想も持ってしまった。お金にも執着し、そのことでいろいろと損をしている。結局世界チャンピォンになった29歳までが絶頂で、そこからはチェスのキャリアもあまりつめなかったように思える。ただ、チェスでの圧倒的な才能、自分が最強という自信や、チェスに関する姿勢、異常なまでの勉強量、そういったもの魅了される。それ以外は全くかわいそうな人としか言いようがない。彼の忌み嫌うゲーリーカスパロフは人生もそつなくこなし、チェスでも彼より多くの業績を積むことができたと思う。

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    2015年03月17日
  • 勝負哲学

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    ネタバレ

    サッカー監督とプロ棋士の対談という、異色でとてもそそられる組み合わせです。
    非常に内容が濃かったです。勝負どころに臨む心境、メンタルコントロール、勝者敗者の境目、勝利への飽くなき挑戦・・・。畏敬の念を感じざるを得ない。
    仕事もそう、スポーツもそう。こうありたい、あぁいう姿勢で臨みたい、そういう理想を語っているのですが、言っている本人たちはそれに向かって必死にもがいている、突き進んでいる。
    いい本でした。

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    2015年02月11日
  • 勝負哲学

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    数々の勝負を戦ってきた岡田監督と羽生名人の非常にレベルの高い対談で面白かったです。サッカーも将棋もあまり詳しくないけれど、こんなに奥が深かったとは。特に岡田監督のW杯時のエピソードは興味深く、改めて名監督だったのだと思いました。お二人の他の著書もぜひ読んでみたい。

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    2014年06月15日
  • 勝負哲学

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    コツコツ積み上げることで辿り着ける境地、そこに辿り着いたものだけが得られる鋭い直感。
    論理を積み上げることは重要であるが、それに勝る直感もあり、私もそこに到達してみたいものです。

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    2014年05月23日
  • 勝負哲学

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    対談形式なのでサクサク読める。W杯南ア大会のときの心境なども語られていて、サッカー好きな人は面白いだろう。
    勝負師、というより指導者のあるべき姿が語られていて参考になる。特に印象に残ったのは、「人を育てるのは人ではありません。環境です」という言葉だ。

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    2014年01月13日
  • 勝負哲学

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    2013/11/20
    これはよかった。
    岡田監督のサッカー論は肌感覚として同じものを持ってるけど、将棋もやっぱり奥が深い!

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    2013年12月22日
  • 勉強の仕方

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    勉強方法に固定されたやり方はない。
    自分で見つけるしかない。
    それができなければ、没落あるのみ。

    そんなメッセージを読み取ることができます

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    2013年08月14日
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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    何かあらすじを読んで読みたくなったが、ちょっと想像していた話の展開と違った。チェスをまったくやらないので、天才なのは間違いないのだろうが、単なる狂人にしか見えない。ただ、天才を作る10万時間ルールや10年ルールで必ずといっていいほどボビー・フィッシャーが取り上げられた理由はよくわかった。

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    2013年07月06日