羽生善治のレビュー一覧

  • 直感力
    直感力は経験の積み重ねの上に成り立つ。
    スランプの時には、決して無理をしない。
    道のりをふりかえらないと言う話は、過去や自分の成功体験に縛られない。

    将棋の世界が、無駄なものを削ることで成り立ってきたこと。わびやさびの無駄なものを削った日本人の世界観に通じるものがあるのではと感じました。
  • 捨てる力
    読書録「捨てる力」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP文庫

    p85より引用
    “山ほどある情報から
     自分に必要な情報を得るには
     ”選ぶ”より“いかに捨てるか”のほうが
     重要である”

    目次から抜粋引用
    “棋士の日常
     継続するために必要なプロセス
     どんなデータを捨てて何を選択するのか?
     挑戦...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
    最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
    将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。
  • 羽生善治 闘う頭脳
     同級生である将棋指しの話。思考の話や、対局前、中の心境の話が面白い。将棋そのものには今まで興味はなかったが、近年のコンピュータ将棋、電王戦で棋士が負けた、等のニュースで耳には残っていた。羽生氏の華麗なる歴史もほとんど知らず、その意味でも新鮮だった。
     インタビューの内容や分析記事には正直、似たよう...続きを読む
  • 羽生善治 闘う頭脳
    羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。

    羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
    大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言っ...続きを読む
  • 直感力
    読書録「直感力」4

    著者 羽生善治
    出版 PHP新書

    p148より引用
    “目標は一気に課してはいけない。
     少しずつ積み重ねるっことによって、気がつけば着実に前進している。
     自然にできることを続けていくという健全さが必要なのだ。”

    目次から抜粋引用
    “直感は、磨くことができる
     無理をしない...続きを読む
  • 勝負哲学
    サッカーの岡田監督と将棋の羽生氏の二人の勝負師が織りなす勝負に対する姿勢を語り合った本です。勝負に対するお互いの考え方も面白いのですが、日本人の根底に流れている勝負に対する美意識や指導者論についても言及されているところもあり、とても興味深く読むことができました。
  • 適応力
    羽生世代すごいです! 同世代で羽生、森内、佐藤、丸山の4人の名人を輩出。羽生、森内は早くも永世名人の称号を! そしてその中で燦然と輝く羽生四冠!
  • 才能とは続けられること 強さの原点
     平成8年(1996年)25歳で前人未到の七冠(竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)を制覇した羽生善治さんの「才能とは続けられること」、2012.2発行。羽生さん、すごいですね! 2015年、44歳の現在も四冠(名人、棋聖、王位、王座)を保持されています。残りのタイトルは、渡辺明竜王・棋王と郷...続きを読む
  • 捨てる力
    再読です。史上初の七冠独占を25歳で成し遂げた羽生さんの、思考法。
    40歳を迎え、「変化」を求める攻めの姿勢と状況にあわせた思考の厚みをますことを、これまで以上に充実させ進化していきたいと述べる羽生さんの哲学が詰まったこの1冊は、何度読んでも心に響きます。

    一流と言われる人は例外なく、それぞれが自...続きを読む
  • 捨てる力
    簡単に手に入ったものはすぐに消えてゆく 知恵を積み重ねていく過程で”知恵”に変える必要がある 知恵とは、ひとつの場面で正確な判断を下すこと、そして解決するためのツボを見出すことです ”真似”から”理解”へのステップは想像力を培う基礎力になる 仕事の醍醐味とは情熱を持続すること、結果ではなく内容からお...続きを読む
  • 直感力
    先行き不透明で不安な時代だからこそ、

    生きるための1つの指針としての直感力を磨いていく必要がある。

    直感とは決断するための思いきりのよさ。

    直感でそう思うのには、理由があり、自分の今までの人生と密接な関係のあるものである。

    そして、誰でも磨くことができるのが、直感力である。

    羽生さ...続きを読む
  • 勉強の仕方
    『ジョコビッチ』の本の訳者のあとがきに、訳す前に読んだ本が10冊くらい紹介されていて、興味があるのを借りたり、買ったりしてみた。そのうちの一冊。
    「勉強の仕方」というよりは、将棋界トップの二人の「生き方」「学び方」。将棋に興味がない人でも、もちろん読めるけれど、将棋がやりたくなる。(微笑)

    二人の...続きを読む
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯
    早熟の天才だが、人生はまったく幸せとは言えなかった。反ユダヤ的な宗教観をもち、さらにはアメリカやソ連に狙われているという妄想も持ってしまった。お金にも執着し、そのことでいろいろと損をしている。結局世界チャンピォンになった29歳までが絶頂で、そこからはチェスのキャリアもあまりつめなかったように思える。...続きを読む
  • 勝負哲学
    サッカー監督とプロ棋士の対談という、異色でとてもそそられる組み合わせです。
    非常に内容が濃かったです。勝負どころに臨む心境、メンタルコントロール、勝者敗者の境目、勝利への飽くなき挑戦・・・。畏敬の念を感じざるを得ない。
    仕事もそう、スポーツもそう。こうありたい、あぁいう姿勢で臨みたい、そういう理想を...続きを読む
  • 直感力
    【どんな本?】「直感」とは何か?を説明した本というよりは、羽生氏自身の人生に対する考え方を著した本。
    【著者紹介】
    ・1970年生まれ。将棋棋士。小学生6年生でプロ棋士養成機関の奨励会に入会。中学3年生で4段(プロ)。1989年、19歳で初タイトル竜王位を獲得。1996年、名人、竜王、棋聖、王位、王...続きを読む
  • 直感力
    【こんな方にお勧め】
    羽生さんのファンという方、また、過去の羽生さんの著書を読んで楽しく読めたという方

    【おすすめのポイント】
    サクッと読める部分が一番のおすすめポイントになります。
    あとは、将棋を例に挙げられている事例について、自分の仕事や課題に置き換えて読むことができれば多くの学びがあります。
  • 勝負哲学
    数々の勝負を戦ってきた岡田監督と羽生名人の非常にレベルの高い対談で面白かったです。サッカーも将棋もあまり詳しくないけれど、こんなに奥が深かったとは。特に岡田監督のW杯時のエピソードは興味深く、改めて名監督だったのだと思いました。お二人の他の著書もぜひ読んでみたい。
  • 勝負哲学
    コツコツ積み上げることで辿り着ける境地、そこに辿り着いたものだけが得られる鋭い直感。
    論理を積み上げることは重要であるが、それに勝る直感もあり、私もそこに到達してみたいものです。
  • 捨てる力
    羽生さんへのインタビューをまとめた本。

    羽生さんの人となりって実はあんまりよく知らなかったのだけど、なぜあんなに強いのかが分かる気がした。

    ・守りたければ攻めなければならない
    ・選んだ以上は後悔しない。あとは振り返らない。
    など、響く言葉がたくさんあったけど、一番響いたのは、将来の夢は?と聞かれ...続きを読む