羽生善治のレビュー一覧
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直感力は経験の積み重ねの上に成り立つ。
スランプの時には、決して無理をしない。
道のりをふりかえらないと言う話は、過去や自分の成功体験に縛られない。
将棋の世界が、無駄なものを削ることで成り立ってきたこと。わびやさびの無駄なものを削った日本人の世界観に通じるものがあるのではと感じました。Posted by ブクログ -
最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。Posted by ブクログ -
サッカーの岡田監督と将棋の羽生氏の二人の勝負師が織りなす勝負に対する姿勢を語り合った本です。勝負に対するお互いの考え方も面白いのですが、日本人の根底に流れている勝負に対する美意識や指導者論についても言及されているところもあり、とても興味深く読むことができました。Posted by ブクログ
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平成8年(1996年)25歳で前人未到の七冠(竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)を制覇した羽生善治さんの「才能とは続けられること」、2012.2発行。羽生さん、すごいですね! 2015年、44歳の現在も四冠(名人、棋聖、王位、王座)を保持されています。残りのタイトルは、渡辺明竜王・棋王と郷...続きを読むPosted by ブクログ
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早熟の天才だが、人生はまったく幸せとは言えなかった。反ユダヤ的な宗教観をもち、さらにはアメリカやソ連に狙われているという妄想も持ってしまった。お金にも執着し、そのことでいろいろと損をしている。結局世界チャンピォンになった29歳までが絶頂で、そこからはチェスのキャリアもあまりつめなかったように思える。...続きを読むPosted by ブクログ
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【こんな方にお勧め】
羽生さんのファンという方、また、過去の羽生さんの著書を読んで楽しく読めたという方
【おすすめのポイント】
サクッと読める部分が一番のおすすめポイントになります。
あとは、将棋を例に挙げられている事例について、自分の仕事や課題に置き換えて読むことができれば多くの学びがあります。Posted by ブクログ -
数々の勝負を戦ってきた岡田監督と羽生名人の非常にレベルの高い対談で面白かったです。サッカーも将棋もあまり詳しくないけれど、こんなに奥が深かったとは。特に岡田監督のW杯時のエピソードは興味深く、改めて名監督だったのだと思いました。お二人の他の著書もぜひ読んでみたい。Posted by ブクログ
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コツコツ積み上げることで辿り着ける境地、そこに辿り着いたものだけが得られる鋭い直感。
論理を積み上げることは重要であるが、それに勝る直感もあり、私もそこに到達してみたいものです。Posted by ブクログ