羽生善治のレビュー一覧

  • 勉強の仕方
    年齢によって勉強の仕方も変わる。
    セールスの勉強だってそうだと思う。
    いつも思うけど、棋士ってスゲえな。

    『兄貴たちは頭が悪いから東大に行った。私は頭が良いから棋士になった』は米長プロの言葉。
  • 才能とは続けられること 強さの原点
    「継続は力なり」「好きこそものの上手なれ」を地でいくお方。もちろんそんな単純な事ばかりでないことは分かっていますが、飄々としている姿はそう思わせます。なにか新しいことをやってくれそうな予感。
  • 才能とは続けられること 強さの原点
    ヤングアダルト向けの本だけど、中身は大人でも楽しめる良本。羽生さんへの個人的な感想では、感情は殺さずに受け入れてどう処理するかを決めるというプロットの部分、しかも対局中に。試験中に緊張したら、まず自分は今緊張してるなと受け入れて、その中で次どうするかを考えろと言っていた予備校の師を思い出した。客観視...続きを読む
  • 自分の頭で考えるということ
    人間は当事者意識がない限り、失敗から学ばない。
    論理的に言語化し、推理して、失敗の理由を白目にさらさないとダメ。理性的な過程を踏まないと失敗からの学習はできない。
  • 自分の頭で考えるということ
    羽生さんの本は初めて読んだ。端々に刺激になるエピソードや考察が。
    特に印象に残ったのは、「目的」と「全検索」が生み出す人の盲点を突くコンピュータの”勝負”や、人の美意識・恐怖心・制約が生み出す強さ。

    大量の情報や技術の向上により、人はより「全検索」的思考を実践できるようになろうかという中で、人が自...続きを読む
  • 勝負哲学
    戦うとはどういうことか?

    羽生善治が将棋の土俵で、岡田元監督がサッカーの土俵で培ってきたものをベースに「勝負」の様々な角度を題材にしての対談。
    それはスポーツなどに限定せずに、人生や恋愛などにも当然通じてくる話。

    勘の重要性、戦いに求める美学、リスクから逃げるたびに弱くなる、の3つが再確認したと...続きを読む
  • 自分の頭で考えるということ
    プロ将棋士の戦略が、過去のデータからであることなど初めて知った。パソコンの全検索の手法がそれと類似しているが、人間的な感性とパソコンとの感性は違うということや、情報化によって現代人は、情報整理に時間をかけるが、考える時間が減っていることなど、なるほど~っおもうことがあった。
  • 自分の頭で考えるということ
    おそらく、「将棋」とは世界一完成度の高いボードゲームであろう。

    長い月日と血を吐くような先人たちの努力によって、様々な戦略や攻略が生み出されているが、その頂上はいまだに見えず。
    その複雑さは、現代技術の粋を集めたコンピューターでも底が知れない。

    現代棋士の代表格である羽生善治氏の思考法を、稀代の...続きを読む
  • 自分の頭で考えるということ
    茂木さんの「君はこうだから、つまり脳科学的にはこうだよね」という、一度体内で咀嚼してから再び吐き出すという話し方が、昔からあまり好きではありません。
    反論したくても、脳科学的にそうであるなら、納得せざるを得なくなっちゃうから。
    けど本著で、天才羽生善治が対等に言い合っているのが面白かった。
    「いいぞ...続きを読む
  • 勉強について、私たちの考え方と方法
    羽生さんと小山さんの対談本。
    それぞれ個人の話は面白いが、対談自体は話が噛み合っていない印象。

    羽生さんは相変わらず物事に対する視点に煌きがある。
    話を読んでいて面白い。
    小山さんの話も個人レベルでは面白いのだが(学生時代にどれだけ勉強したとか、一つのことを極めることの熱など)、対談になると互いの...続きを読む
  • 自分の頭で考えるということ
    茂木さんと羽生さんの対談集。脳の素晴らしさ、将棋の奥深さ、コンピュータソフトのありかた等が良く分かりました。
  • 自分の頭で考えるということ
    コンピューターにはかなわない様な気がしていますが、やはり、人間の脳には無限の力があるようです。
    そして、究極にその力を発揮した時、トップギアで考えている時、時間の観念がなくその時間がどのくらい続いているのかわからないという羽生さんの言葉にジーンときました。

    棋士、という仕事は間違いなく贅沢品でしょ...続きを読む
  • 自分の頭で考えるということ
    対談形式で本書は綴られている。将棋から見えてくる未知の思考領域を科学的に解説。考える大切さが書かれた本!将棋好きの人なら読む価値あり。
  • 勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント
    七冠独占など、次々と偉業を成し遂げる名棋士、羽生善治氏と、単独世界一周ヨットレース「5 OCEANS」クラスⅠに日本人初出場ながら2位という快挙を成し遂げた海洋冒険家、白石康次郎氏による人生の切り開き方について語った対談集。
    家族、夢、現代社会や勝負哲学など、様々に話は展開され、全く異なる世界でトッ...続きを読む
  • 勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント
    メモ

    得意なところを伸ばせ

    夢にランクはつけるな

    連敗中の相手ほど侮るべからず。

    真剣勝負は見切りの感覚が大切

    たくさん球種を持つタイプ

    いま持っている力は温存せずに早く使う

    純粋に一生懸命夢を語る

    主導権を握るには序盤から積極的に行く。

    定石は崩ない

    運を引き寄せる準備をする。...続きを読む
  • 勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント
    将棋界でかつて、6冠に輝き、
    今も最強といわれる羽生善治氏と、

    「5OCEANS」クラス1に日本人として初参戦し、2位となった海洋冒険家、白石康次郎氏との対談形式で語られる本書。

    二人の経験を通し、物事について、どのように考えて判断しているのかは、相通じるものもあれば、そうでないものもあります。...続きを読む
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)
    私にとっては、かなり知っていることが多かった。
    将棋とチェスのルールの違いによる特徴、また勝負に関する考え方の違いは興味深かった。
  • 先を読む頭脳(新潮文庫)
    将棋の羽生さんからヒントをもらおう!
    の本

    とても面白いんだけど、将棋の基礎知識がないのでむずかしくって、
    途中で断念。

    でも確かに、ヒントはもらえる本。
  • 簡単に、単純に考える
    羽生さんの本を読みました。
    昨日羽生さんを強く勧めてくれた先輩と話していて
    気がつかされたのですが、羽生さんって執筆の方ではないので
    本人が書いた本っていうのはあまりないんですよね。

    なので、今回の本も、対談形式になっています。
    元ラグビー日本代表監督、ジャーナリスト
    ロボット工学の権威の方との対...続きを読む
  • [図解]羽生善治の頭脳強化ドリル 直感力、集中力、決断力、構想力を鍛える
    もちろん実現可能性は限りなく小さいが、もし直接対話できるとすれば、とてもおもしろい話ができそうな人。羽生氏の発言はとても興味深い。脳の中を覗いてみたい。もし覗けたとしたら、情報がどのように伝搬・処理されているかも含めて理解してみたい。自分の役には立たないだろうけど、鑑賞するだけでも幸せな気分になれる...続きを読む