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三手先を読む、三日先を予想しない/運の差じゃなくて、運をつかむ実力の差/負けない手を打っていては絶対に勝てない/いま持っている力は温存せずに早く使え/最終局面は反射神経が勝負を決める/画期的なアイディアはハイリスク/目先のことを一回否定してみよう……。
斯界で各々頂上を極めた棋士と冒険家。その異能の才が織りなす至言の数々に驚き、学び、愉しむ、珠玉の対談。冷静と熱情、至言と雄弁、すべてに対照的な二人が、相通じる勝負の「決断」を糸口に語る「問題解決力」とは? 勝負に、人生に、そして家族と、畏友はどのようにして、さまざまなハードルをクリアしてきたのか……。
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将棋の羽生さんと海洋冒険家の白石さんの対談。2010年。一見共通点のなさそうな二人の対談。一流の人はお互いに通ずるものがあるようだ。
二人とも小さな頃に興味を持ったことをずっと続けて、気がついたら今の位置にいた、らしい。外野の音を気にせずに興味のあるものに傾いていくと、そして、ある種の運が舞い込んできたときにそれをタイミングよくつかめると、道を究めるような一流の人間になれるようだ。本書の中では風、もしくは、風向きと表現していた。納得できるポイント。
また、本書の中で印象的だったのは、将来の自分の夢、期待するものとして、羽生さんが言った内容。夢を描いてそれを成し遂げる自分も良いが、予想できる姿ではない自分、予想できる場所にいない自分がいることを期待していると発言していること。なにやら奥が深そうだが、確かに思い描けるところに到達しても、達成感はでるがわくわく感は出ない気がする。さすが一流の人は言うことが違う。
Posted by ブクログ
帯のことば、三手先を読む。三日先を予想しないに惹かれて古本屋で購入。なぜか白石さんのサイン入り。
ヨットで世界一周する冒険家と羽生との対談。
将棋に対する羽生はなんでもやる(先方を決めない)あまりこだわりは無いと融通無碍。
一方のヨットの白石は野生の勘とエンジニアとしての冷静な判断という両立が求められる世界にいる。
ヨットレースと言うのは1億くらいの金が簡単にかかるのに世界的な大会の優勝賞金が400万円とかとても普通の人には行けない世界。
白石もようやく世界の入り口に日本人として初めてたったばかりで、乗るのは中古艇で壊さないように完走する所から。
早く走るのは簡単だが無理をすると艇が壊れてリタイアになると。
1レースの中で1日くらいは飛ばせる日がありその日は勘を信じて飛ばすとか。
羽生の方は経験とともに負けにくい手はわかってきているがそればかりでは勢いがつかない部分が有るので普段は意識してアクセルを踏んでいる状態だそうだ。
序盤からえいっと決めに行くと息切れして続かないと言うのはなんとなくわかる。
若い頃はリスクがわからずに指してたところもあるがそういうのも必要なのだろうと言っている。
Posted by ブクログ
七冠独占など、次々と偉業を成し遂げる名棋士、羽生善治氏と、単独世界一周ヨットレース「5 OCEANS」クラスⅠに日本人初出場ながら2位という快挙を成し遂げた海洋冒険家、白石康次郎氏による人生の切り開き方について語った対談集。
家族、夢、現代社会や勝負哲学など、様々に話は展開され、全く異なる世界でトップに君臨する2人の生き方に触れることができる。
タイトルに「常識にとらわれない問題解決のヒント」とあるので、ビジネス書的な位置づけになる書籍だと思われるので、その趣旨とはかけ離れたことではあるが、白石氏の資金調達の苦労話が大変興味深いもので、白石氏のヨットにかける熱意を感じることができた。
Posted by ブクログ
メモ
得意なところを伸ばせ
夢にランクはつけるな
連敗中の相手ほど侮るべからず。
真剣勝負は見切りの感覚が大切
たくさん球種を持つタイプ
いま持っている力は温存せずに早く使う
純粋に一生懸命夢を語る
主導権を握るには序盤から積極的に行く。
定石は崩ない
運を引き寄せる準備をする。
相手に手を渡す。
相手の出方を見る。
「後の先」
時間の制約の中に自分を追い込む
3手先まで考える
リスクマネージメント
石橋は叩いていたら流れをつかめない
リスクはわかって分散させる
豪速球の谷川
変化球の羽生
165P
長い目で見たとき遅くても一般道でいった方が順調に行ける。
データ中心で来た人は経験が劣る。創意工夫で到達した人間と創意工夫無しで到達した人間とでは、同じ到達でも経験の差がある。
理屈でなくて実体験。
現在はギリギリやらなくても生きられる時代。
そんななかあえて羅針盤の聞かない状況に身をおく。
ルール以外の風習は外側からしか見えない。
いろいろな手を使う。→羽生マジック
勝つために何をやってもいいのかという温度感が世界と日本では異なる。
調子がいい時は自分の直感を信じる。
あきらめるのも決断の一つ。→明らかに、見極める。
「いやどっちでもよかったんです」
「それはこだわらないですよ」
目先のことを一度否定してみる。
ルーティンに陥らないようにアグレッシブに行く。
一度選んだ以上振り返らない。
自分を裏切らない。
自分の想像を超えた自分になっていたい。
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ビジネス・実用
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