簑輪諒のレビュー一覧
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史実をベースにした物語!
まるっきりのフィクションかと思ったら、実際にあった「臼井城の戦い」をベースにした物語でした。
この軍師は実在の人だったのね。びっくり!
エンターテイメントとしてとても楽しめました。映画のシナリオのような物語!
永禄八年に上杉輝虎(謙信)が1万5千の兵を率いて臼井城へ侵攻開始!
臼井の兵は2千、さらに北条の援軍は250。
その援軍を率いるのが松田孫太郎
その軍師はひょんなことから知り合った易者の白井浄三!
城主の原胤貞含め、城内の家臣たちは北条からの援軍はどちらかというと迷惑..
そんな城内をまとめ上げ、闘うことができるのか?
浄三の過去が語られ、さらに謙信側の軍 -
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小説を読むきっかけとなったのは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」この本で坂本龍馬を一躍有名人に押し上げ、龍馬信望者、ファンが増えたと思います。人物を描く時に作者の思い入れ、愛情、表現のさじ加減によって作品と人物像が全く変わってしまうのは否めない。私は坂本龍馬が好きですが幕末の大仕事を彼一人の功績にみられるのはいかがなものか?暗殺された時に龍馬のそばにいたのが中岡慎太郎ぐらいの認識の人が多いのではないだろうか…縁の下の力持ちの中岡慎太郎にスポットをあてたこの本を是非読んでほしいです。個人的に龍馬よりヤンチャだと思う高杉晋作にスポットをあてているところに好感がもてます。
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購入済み
色々な味わい
7人の作者による7本の短編集。いずれも不利な情勢から逆転した戦い、しかもそれほど有名でない戦い という共通点を持たせている。どの作者もそれなりに良い味を出しているが、私はいくらか滑稽味を帯びた岩井三四二の作品が一番のお気に入りである。
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本能寺の変から清洲会議を経て、関ヶ原の戦い、大坂の陣。
まあ、この辺りの題材は多い。
が、主人公がにくい。
江口三郎右衛門正吉。若年より丹羽長秀に近侍し、若狭国吉城代、京奉行なども務める。長秀死後、丹羽家は没落し、多くの家臣が去る中、正吉は酒井直政らと共に後継の長重を支え、浅井畷では自ら大将として前田勢を相手に大戦果を挙げる。
歴史上ではマイナーだが、少なからず歴史を動かした男。
キャラ立ちが秀逸。
没落しつつも、丹羽家への忠義を胸に秘めつつ、他家の主人に仕える。蟄居からの依頼の大名復帰の直違紋には、落涙ものだ。
ぐいぐい来る一冊でした。素晴らしい。 -
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地元の城が舞台の小説だからと、父が貸してくれました。
なるほどよく知っている地名が次々登場し、地元の歴史の一部を知ることが出来てうれしい気持ちになりました。
室町幕府末期、北条対上杉の覇権争いが続く中で行われた一地方の小さな戦について描いた作品です。
一介の城主でしかない原胤貞は北条側につきながら本心から北条に傾倒しているわけではなく、領主ならではの立場とこだわり故であることや、城下の農民との折衝を通して農民側にもしたたかさ・逞しさがあることが垣間見えたことなど、有名な武将同士が戦う大きな戦では味わえない些細な物語の集まりが実は時代を変えているのかもしれない、と思わされる作品でした。
また、 -
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義を信念とし武勇を誇った多くの武将に仕えるも悉く負け続ける曲者御宿勘兵衛が主人公
武田が滅び信長亡き後、御宿勘兵衛が仕える依田信蕃は、信州の真田昌幸と共の尚も天下取りの野望を胸に北条と徳川の狭間で信州固めの為、岩尾城に立て籠もる大井行吉を攻める。しかし真田昌幸がその信蕃の裏をかき大井に授けた罠に嵌って死す。
その後勘兵衛は、信長亡き後越中富山城に篭り前田利家、上杉景勝の狭間で反秀吉派として武勇を誇る佐々成政に使えるも成政は、反秀吉派の織田信雄、徳川家康が秀吉に降る事からさらさら超え(冬の立山連山超え)をし説得に出るも説得成らず。然し秀吉10万軍を越中まで出陣させ、城内1万で迎え撃ち善戦する