しりあがり寿のレビュー一覧
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自分の将来の展望を思い描いている時、親の老後についてやけに思い詰めてしまって手に取った本。
「親とさよならする前に」確認しておきたいこと、全てを聞く勇気はなかったけど、それでもいくつかは本人たちの希望を聞くことができました。いいきっかけになる本でした。Posted by ブクログ -
「死」を学際的に検討する過程で、よりよい「生」とは何かについて考えされさせられた。死とは生物学的な個体の絶命という意味を超えた観念であると感じた。死者を弔うのは他者であるが、その死者の存命中はもちろん、死後に至っても相互作用の中で誰かの自己と社会が形成されていく。そのような「分人」的観点で捉えると、...続きを読むPosted by ブクログ
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ネットで断片的に見てみたものの、展覧会はコロナかということもあり、2回に渡る機会を逃していた。 ようやく全体が書籍化され嬉しい限り。細部がまた面白いのでかなりの度数の老眼鏡が必要になるが、サイズ感も寝転びながら読むことができるギリギリの心配りがある。一家に一冊あって全然おかしくない。Posted by ブクログ
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面白いです!
北斎の絵と対比させて、現代を交えた浮世絵風パロディ絵がたくさんあり、「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」はとにかく発想がおもしろいです。Posted by ブクログ -
去年1年のコロナ関係の色々なことが鮮明に思い出されてしまった。牛肉券なんて忘れてたよ。
地球防衛軍の人々は相変わらず完成度は高いが、全く知らなかった他のシリアスな作品が「方舟」を連想させて、これが素晴らしい。
大いに笑わせて気が付くと背筋が寒くなっている。Posted by ブクログ -
福沢諭吉の人生と思想を、非常にわかりやすく、おもしろく書いてある。
大人でも、福翁自伝などを読む前に、まずここから始めれば良いのではないか。
ぜひ、子供に勧めたい。Posted by ブクログ -
元オカルト少年だった著者が超常現象を懐疑的に取り上げる。雑誌
連載をまとめた1冊である。
最近は心霊現象や超能力を題材にしたテレビ番組も少なくなったが、
そんな番組で取り上げられることの多い宇宙人やUFO、超能力、
風水等を皮肉と屁理屈でやりこめるコラム集である。
がちがちの専門書ではないので、...続きを読むPosted by ブクログ -
以下笑いました。
・何度も言うが、私は宇宙人がいないとは思わない。ただ、自分たちよりはるかに劣った文明を持つ地球人を、不定期に観察しては、たまに肉眼や写真で見つかるヘマをやり、こそこそ隠れて家畜の死体を切り取ったり、車を空に浮かばせたりするために、光に近い速さで飛んでも何百年かかるところからやってき...続きを読むPosted by ブクログ -
弥次喜多inDEEPを彷彿とさせる絵柄とストーリー展開。
まだその全貌は明らかではないが、人間が生きて死ぬということに対して、著者なりの提示を今作でもしてくれると大いに期待できそうである。Posted by ブクログ -
現代の不安をうまく表現している、不気味な読み味は著者ならでは。
アレキサンダーが第一巻の子供の父親だったとは。
物語は螺旋を描く。
次の巻(最終巻?)が楽しみ。Posted by ブクログ -
原作者自らの手による解題の中に「おっさん達が若い娘をもてあそんでる!!」とあったので、どれどれ、と思って生年を見てみた。
作画/安永知澄(1979年生まれ)
原作/「わたしたちの好きなもの」河井克夫(1969年生まれ)
「ちぬちぬとふる」「カノン」上野顕太郎(1963年生まれ)
「なぎ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分だけは死なない、自分だけは大丈夫、と思っている人が、
死に直面した時の動揺を描くのがうまい。
地震があって、生を意識した。
今までとは違って、逆に、ポジティブな漫画になっているように思えた。Posted by ブクログ -
こういう悪ノリ企画は電子書籍ならでは!紙の本じゃなかなかお目にかかれないですね。続きもダウンロードしますよ。