原島文世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった!
面白かったけど、色々詰め込みすぎて複雑になりすぎてしまい
ところどころでけっこうちゃんとした「説明」が必要となり、冒険譚に最も大切なスピード感が損なわれてしまったのがマイナスでした
いやー、それにしても色々仕込んであったのねー
今回も色々出てきますよ
おそらく自分では気付けない「古典文学」のネタなんかもあったんだろうなー
今回は『ドラキュラ伯爵』がメインの元ネタとなっておりますが、面白いのはドラキュラたちのほうががっつり味方なんですよね
わかるー
わかるわー
なんかあるのよ
悪役に惹かれるみたいなあれが
ほんとにこの怪物たちを悪と断罪していいの?人間と違うというだけの理由で -
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Posted by ブクログ
物語の設定が、まず面白い。
何か一つのことだけしか魔法を使えない。それがこの世界の魔法使い。現実の世界でも、人は誰しも、大した役には立たないけど何か一つちょっとした特技を持っていたりするものだけど。それと同じかな、と思った。
きっと、どんな人のどんな個性も無駄と言うことはなく、みんな世界を救えるだけの価値を持っているんだ、と言うことなのかも。
ただし本書は、主人公モーナの明るさとコミカルな語り口に救われてはいるものの、けっこう重い話でもある。なぜか、ただのパン屋の娘が殺人の濡れ衣を着せられて逃げ回ったり、都市防衛の最前線に駆り出されたりしなければならない、この理不尽。街の魔法使いたちが協力して -
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Posted by ブクログ
ネタバレ元看護師の主婦パトリシアは隣の家のおばあさんが変になっちゃう姿や義母が大量のネズミに殺されたり明らかにおかしいことが起こっていることに気づく。ジェイムズハリスが男たちをお金で取り込み、おかしさに気づいて警察に連れて行こうとしたら男たちに反故にされたり途中わかっているのにムズムズしてモヤモヤした。何百年も生きてきた相手を倒す方法を色々なドラキュラ本から探してみんなで実行する姿は本当の姿だと思う。そうでもしないと倒せなかった。生半可な方法じゃないところに納得。実際におかしなことが起こっても、見つけた本人が病気かおかしな人と思われるのも本当だと思う。ミセスグリーンやシックスマイルとの生活、パトリシア
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Posted by ブクログ
ネタバレ不思議の国の少女たちの続きの本。
続きと言っても外伝的な役割。ジャクリーンとジリアンの双子の少女のお話。
ジャクリーンとジリアンの親がちょっとどうしようもないというか、自分のために存在するかのように子供を扱い強要しているのが辛かった。小さい子供たちはまだ言われるがまま受け入れるしかないのが前半辛かった。
不思議の国に行っちゃうよな、と思ってしまった。
同じ、荒野の世界に行ったにもかかわらず、ジャクリーンとジリアンは別々の生活を始める。ジリアンの心はちょっと変になっていき、最後の事件に結びついてしまう。
幼少期に、自分自身として生きることができなかったので、このようになってしまったのか、、、 -
Posted by ブクログ
三部作の完結編。
1作目で連続殺人事件にかき乱された学園。
そんな学園の亀の池に、少女が空から降ってきた。
少女はリニと名乗り、1作目で殺されたスミの娘だという。
!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
どうやらスミは帰ることができて、リニを産んだが
現実の世界でスミが殺され、未来のリニが消えかけている。
ケイドとクリストファーに加え、ナディアと
新人コーラの4人がスミを復活させるため旅に出る。
今回も面白かったです。
骨になったスミを復活させる方法が仰天。
あぁ・・ここで仰天するから、あちらの世界には
いけないのねぇ~と自分に突っ込みましたよ。
・・・続きも出ているらしい(^◇^;)
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Posted by ブクログ
ファンタジー3部作の1作目。
異世界へ行って戻ってきた少女たちが集まる学園での物語。
いくつも異世界があるという異色の設定が光ります。
転入生のナンシーは、学園に足を踏み入れる。
突然、「死者の殿堂」という異世界に飛び、ナンシーには何年もそこで過ごして順応した記憶があるのだが、現実には半年間の行方不明。両親に何を話しても、空想としか受け止めてもらえないまま。
この学園は、異世界に戻りたい気持ちを抱いている子のためのものだった。
学長のエリノア自身、異世界に行った経験がある。しかも、何度も。
それは異例なことで、普通は行くのは一度だけで二度と戻れないため、そのことをだんだんに受け入れ、こっちの -
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Posted by ブクログ
ファンタジー3部作の1作目。
魔法が公認されている世界で、才能のある女の子が活躍します。
1900年代初頭の雰囲気があるロンドンが舞台。ただし、女性が長いスカートをはいているぐらいで、歴史はほぼ関係ないです。
魔法学校で優等生だったシオニーは、金属の魔術師になることを目指していましたが、あまり人気のない紙の魔術師の所へ配属されてしまいます。
しかも、折り師である師匠のエメリー・セインはどうも変わり者らしい?
ここで実習して師に認められなければ、一人前にはなれません。
不満と不安を抱えつつ、同居しての研修が始まります。
ガラスの魔術師、など物質に即した魔術がいろいろあるという設定が面白いです -
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