原島文世のレビュー一覧
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ネタバレ元看護師の主婦パトリシアは隣の家のおばあさんが変になっちゃう姿や義母が大量のネズミに殺されたり明らかにおかしいことが起こっていることに気づく。ジェイムズハリスが男たちをお金で取り込み、おかしさに気づいて警察に連れて行こうとしたら男たちに反故にされたり途中わかっているのにムズムズしてモヤモヤした。何百年も生きてきた相手を倒す方法を色々なドラキュラ本から探してみんなで実行する姿は本当の姿だと思う。そうでもしないと倒せなかった。生半可な方法じゃないところに納得。実際におかしなことが起こっても、見つけた本人が病気かおかしな人と思われるのも本当だと思う。ミセスグリーンやシックスマイルとの生活、パトリシアたちの偏見なども南部の独特の雰囲気を感じた。ジェイムズが今までどんな人生だったのかも気になった。誰かに吸血鬼にされたならその前の人生とか。最後にパトリシアがカーターと離婚して終わったのもスッキリした。最後に題名をもう一度見てネタバレじゃんと思ったが、そこまでの道が長くてすっかり忘れていた。
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ネタバレ不思議の国の少女たちの続きの本。
続きと言っても外伝的な役割。ジャクリーンとジリアンの双子の少女のお話。
ジャクリーンとジリアンの親がちょっとどうしようもないというか、自分のために存在するかのように子供を扱い強要しているのが辛かった。小さい子供たちはまだ言われるがまま受け入れるしかないのが前半辛かった。
不思議の国に行っちゃうよな、と思ってしまった。
同じ、荒野の世界に行ったにもかかわらず、ジャクリーンとジリアンは別々の生活を始める。ジリアンの心はちょっと変になっていき、最後の事件に結びついてしまう。
幼少期に、自分自身として生きることができなかったので、このようになってしまったのか、、、ジリアン、自分が悪いと全く思っていないから、よけい哀れだと思ってしまう。
心を健康に保つのは難しい。 -
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三部作の完結編。
1作目で連続殺人事件にかき乱された学園。
そんな学園の亀の池に、少女が空から降ってきた。
少女はリニと名乗り、1作目で殺されたスミの娘だという。
!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
どうやらスミは帰ることができて、リニを産んだが
現実の世界でスミが殺され、未来のリニが消えかけている。
ケイドとクリストファーに加え、ナディアと
新人コーラの4人がスミを復活させるため旅に出る。
今回も面白かったです。
骨になったスミを復活させる方法が仰天。
あぁ・・ここで仰天するから、あちらの世界には
いけないのねぇ~と自分に突っ込みましたよ。
・・・続きも出ているらしい(^◇^;)
まだ和訳されてないみたいですね・・・ -
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ファンタジー3部作の1作目。
異世界へ行って戻ってきた少女たちが集まる学園での物語。
いくつも異世界があるという異色の設定が光ります。
転入生のナンシーは、学園に足を踏み入れる。
突然、「死者の殿堂」という異世界に飛び、ナンシーには何年もそこで過ごして順応した記憶があるのだが、現実には半年間の行方不明。両親に何を話しても、空想としか受け止めてもらえないまま。
この学園は、異世界に戻りたい気持ちを抱いている子のためのものだった。
学長のエリノア自身、異世界に行った経験がある。しかも、何度も。
それは異例なことで、普通は行くのは一度だけで二度と戻れないため、そのことをだんだんに受け入れ、こっちの世界に馴染む必要があるのだ。
お菓子の国など、不思議の国に近そうなイメージの異世界もあれば、骸骨国など見当がつかない世界、ヴァンパイア、死者など、危険そうな世界もある。
そんな世界の性質を表すのに、「ナンセンス←→ロジック」「邪悪さ←→高潔さ」という指標を使うのもユニーク。
ほとんどが女子だが、妖精の国で王女と扱われていた美少年のケイドのように、男子もいる。
そんな学園で殺人事件が起こり…?
今自分がいる世界に馴染めないでいる10代半ばの子は結構いるでしょう。
感じやすい年齢の少女が黒い口紅やキッチュなドレスで装うゴスロリ・ファッションを思わせるダークさがある世界で、表紙のイラストがぴったり。
設定が変わっている割には短い作品なので、これだけではわからない気もしますが。
1作目では男装しているクールなジャックと双子のジルが異世界にいた当時の話になっている、2作目が面白かったです。
ヒューゴー賞など主要な三賞を受賞している、骨太な作品です。 -
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ファンタジー3部作の1作目。
魔法が公認されている世界で、才能のある女の子が活躍します。
1900年代初頭の雰囲気があるロンドンが舞台。ただし、女性が長いスカートをはいているぐらいで、歴史はほぼ関係ないです。
魔法学校で優等生だったシオニーは、金属の魔術師になることを目指していましたが、あまり人気のない紙の魔術師の所へ配属されてしまいます。
しかも、折り師である師匠のエメリー・セインはどうも変わり者らしい?
ここで実習して師に認められなければ、一人前にはなれません。
不満と不安を抱えつつ、同居しての研修が始まります。
ガラスの魔術師、など物質に即した魔術がいろいろあるという設定が面白いです。
紙の魔術は、折り紙が動き出す、ような要素もあって、日本人にはなじみやすいかも。視覚的にも楽しいですね。これも映画化権は取得されているそう。
エメリー・セインが紙で犬を作ってくれたりして、しだいに親しくなっていく師と弟子。
世の中にいくつか不穏な兆候はあったものの、ある日、まさかの大事件が起こります。
師匠の心臓の中に入っていく、という魔法にしても想像を超えた設定がすごい。‥だって、紙の魔術師なのに?
これがなかなか上手く描写されていて、その発想と表現力に感心しました。
意外とダークな世界だったんです。
甘いロマンス要素でエンディングへ向かうのは好き嫌い分かれるかな?
「カラヴァル」より好みだな~と連想して、アップしました。
もう最後まで翻訳されているしね☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ三部作の完結編。
“迷える青少年たちのホーム“の池に、ある日突然リニという少女が落ちてきた。
彼女は母親のスミを探しに、お菓子の国からやってきたのだという。
お菓子の国で横暴なケーキの女王と闘い勝利するはずだったスミが“この世界”で殺されてしまったため、スミが成し遂げたはずの出来事は失われ、リニも既に身体のあちこちが溶け始めていた。
リニとお菓子の国を元通りにするには、スミを“お菓子の国では死んでいない”ことにしなくてはならない。
そこで、“この世界”では既に埋葬されているスミの骨を手がかりにスミを蘇らせようと、第一作で活躍したケイド、クリストファー、そしてリニが落ちてきた時に居合わせた二人の少女の一行は、いくつもの異世界を巡る探索の旅に出る。
ナンセンスでファンタジックでSF的なパラドックス要素も詰め込んだ完結編。
三部作の中で、一番わかりやすく素直に楽しめる作品だった。前の二作を読んで慣れてきたせいと、今作の仲間たちは、それぞれまったく異なる世界に生きる相手を尊重出来るキャラクターだったからかも。
作品中のほとんどを死んでいた(!)スニが、最後に最高に強烈に輝いていた。
そうそう気軽に訪れることは許されないだろうけれど、いつかスニとナンシーも再会できるといいなぁ。