原島文世のレビュー一覧

  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行 2ブダペスト篇

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    前作に引き続きキャラクター達が生き生きしている。ただし、今回はそれぞれのキャラクター達が過去と同折り合いをつけるかに右往左往してる感はある。
    また謎が残る終わり方だったので続きがますます待たれるところ。

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    2023年06月18日
  • パン焼き魔法のモーナ、街を救う

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    モーナとジンジャーブレッドクッキーがとにかく可愛いです。癒し。お話し自体は重めだけど、モーナがお話を明るくしている。
    14才のモーナは発酵を促したりパンをふわふわにしたり、と言ったパンや小麦粉、お菓子に関することの魔法使い。

    「ただのパン屋です。どうやってパンで人を殺すんです?」と言っていたモーナが、どうやって街を救うのか。
    大人があまりにも不甲斐なくて、タビサ叔母さんの頼もしさだけが救い。

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    2023年05月14日
  • ピラネージ

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    特殊な設定のファンタジー。設定に馴染むと面白いと感じられる。状況が分かってから結末までが少々冗長に感じるが、主人公の暮らす美しい広大な館に惹きつけられ、子供の頃の世界の捉え方を思い出すようなノスタルジアに満ちた作品。学者の世界の光と闇を少々大袈裟に詩的に描いた作品でもある。

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    2023年04月11日
  • パン焼き魔法のモーナ、街を救う

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    ネタバレ

    タイトルと装幀に似ず意外とシリアスな戦いの物語。
    外敵と通じて国を売ろうとしたあの大臣はなんでそんなことしたんだっけね。
    いわゆる権力欲というやつなのか。なんか逃げ延びてるし、続編がありそうではある。
    ジンジャーブレッド人形かわいい。パン種のボブはキモカワ?(笑)

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    2022年10月03日
  • 吸血鬼ハンターたちの読書会

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    ネタバレ

    元看護師の主婦パトリシアは隣の家のおばあさんが変になっちゃう姿や義母が大量のネズミに殺されたり明らかにおかしいことが起こっていることに気づく。ジェイムズハリスが男たちをお金で取り込み、おかしさに気づいて警察に連れて行こうとしたら男たちに反故にされたり途中わかっているのにムズムズしてモヤモヤした。何百年も生きてきた相手を倒す方法を色々なドラキュラ本から探してみんなで実行する姿は本当の姿だと思う。そうでもしないと倒せなかった。生半可な方法じゃないところに納得。実際におかしなことが起こっても、見つけた本人が病気かおかしな人と思われるのも本当だと思う。ミセスグリーンやシックスマイルとの生活、パトリシア

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    2022年09月06日
  • 吸血鬼ハンターたちの読書会

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    殺人ノンフィクション系の読書会に参加する主婦パトリシアはある晩、近所の老婆がアライグマを喰らう所を目撃し襲われる。それをキッカケに老婆の親戚ジェイムズと出会う。その彼に魅力を感じるが、徐々に不可解な出来事が…。読書会仲間の主婦達と正体を暴こうとするが失敗、自身が孤立し悲惨な目に遭うあたりがなかなかリアル。ジェイムズに簡単に取り込まれる夫達。子供達を守るため奮闘するパトリシア。屋根裏のシーンが強烈で夢に見そうだった。適度にホラー、適度にエンタメで面白かった。

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    2022年08月30日
  • 吸血鬼ハンターたちの読書会

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    思った以上に良かった。映像が目に浮かぶ様だ。
    いつの時代でも男性は保守的だと、いつのまにかパトリシアの側にいる自分に気付いた。

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    2022年06月08日
  • トランクの中に行った双子

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    ネタバレ

    不思議の国の少女たちの続きの本。
    続きと言っても外伝的な役割。ジャクリーンとジリアンの双子の少女のお話。

    ジャクリーンとジリアンの親がちょっとどうしようもないというか、自分のために存在するかのように子供を扱い強要しているのが辛かった。小さい子供たちはまだ言われるがまま受け入れるしかないのが前半辛かった。
    不思議の国に行っちゃうよな、と思ってしまった。

    同じ、荒野の世界に行ったにもかかわらず、ジャクリーンとジリアンは別々の生活を始める。ジリアンの心はちょっと変になっていき、最後の事件に結びついてしまう。
    幼少期に、自分自身として生きることができなかったので、このようになってしまったのか、、、

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    2022年05月12日
  • 砂糖の空から落ちてきた少女

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    三部作の完結編。
    1作目で連続殺人事件にかき乱された学園。
    そんな学園の亀の池に、少女が空から降ってきた。
    少女はリニと名乗り、1作目で殺されたスミの娘だという。
    !?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
    どうやらスミは帰ることができて、リニを産んだが
    現実の世界でスミが殺され、未来のリニが消えかけている。

    ケイドとクリストファーに加え、ナディアと
    新人コーラの4人がスミを復活させるため旅に出る。

    今回も面白かったです。
    骨になったスミを復活させる方法が仰天。
    あぁ・・ここで仰天するから、あちらの世界には
    いけないのねぇ~と自分に突っ込みましたよ。

    ・・・続きも出ているらしい(^◇^;)

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    2022年04月29日
  • トランクの中に行った双子

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    シリーズ第2弾。
    前作『不思議の国と少女たち』の続編といいますか
    ジルとジャックの前日譚です。

    外面と世間体だけを気にする夫婦が、ステータスとして
    子供を産むのだが、性格を築く上で重要な時期を
    束縛と強制で抑え込まれた双子が、祖母の残した
    トランクを開けたことで非日常の世界に突き進む。
    それぞれの双子が、それぞれの場所で経験して学ぶのだが
    そのせいで離れて行く双子。
    その結末は、前作の不思議の国と少女たちに続き
    そして、前作で荒野に戻ったジャックがどうしているか
    とっても気になります。

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    2022年04月19日
  • 不思議の国の少女たち

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    ファンタジー3部作の1作目。
    異世界へ行って戻ってきた少女たちが集まる学園での物語。
    いくつも異世界があるという異色の設定が光ります。

    転入生のナンシーは、学園に足を踏み入れる。
    突然、「死者の殿堂」という異世界に飛び、ナンシーには何年もそこで過ごして順応した記憶があるのだが、現実には半年間の行方不明。両親に何を話しても、空想としか受け止めてもらえないまま。
    この学園は、異世界に戻りたい気持ちを抱いている子のためのものだった。
    学長のエリノア自身、異世界に行った経験がある。しかも、何度も。
    それは異例なことで、普通は行くのは一度だけで二度と戻れないため、そのことをだんだんに受け入れ、こっちの

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    2021年06月26日
  • ミス・エルズワースと不機嫌な隣人

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    原題はSHADES OF MILK AND HONEY。milk and honey は富と芳醇さを表す表現のようなので、言い換えれば「豊かさの陰」の意味。邦題、ましてやショルダーコピーに掲げられた「幻想の英国年代記」では伝わらない本書のテーマがタイトルには込められています。つまり、19世紀初頭の英国郊外の上流層のまやかしをめぐるミステリーが本書です。

    「宇宙へ」の作者による2014年の作品。

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    2021年05月15日
  • 紙の魔術師

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    ファンタジー3部作の1作目。
    魔法が公認されている世界で、才能のある女の子が活躍します。

    1900年代初頭の雰囲気があるロンドンが舞台。ただし、女性が長いスカートをはいているぐらいで、歴史はほぼ関係ないです。
    魔法学校で優等生だったシオニーは、金属の魔術師になることを目指していましたが、あまり人気のない紙の魔術師の所へ配属されてしまいます。
    しかも、折り師である師匠のエメリー・セインはどうも変わり者らしい?
    ここで実習して師に認められなければ、一人前にはなれません。
    不満と不安を抱えつつ、同居しての研修が始まります。

    ガラスの魔術師、など物質に即した魔術がいろいろあるという設定が面白いです

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    2021年03月10日
  • 不思議の国の少女たち

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    不思議の国のアリスのように、異世界から帰ったものの
    戻りたいと切に願う少年少女たちが、現実と折り合う術を
    学ぶための寄宿学校が舞台。
    そこに既にある偏見と、起こってしまった殺人事件。
    それは連続殺人事件となり・・・

    十二国記「魔性の子」を連想しました。
    記憶を失ってはいたけど、帰って行った高里と、
    強く憧れながらも行けない広瀬。
    3部作というからには、続きを読まねば!
    ●トランクの中に行った双子 
    ●砂糖の空から落ちてきた少女

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    2021年01月24日
  • 砂糖の空から落ちてきた少女

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    ネタバレ

    三部作の完結編。

    “迷える青少年たちのホーム“の池に、ある日突然リニという少女が落ちてきた。
    彼女は母親のスミを探しに、お菓子の国からやってきたのだという。

    お菓子の国で横暴なケーキの女王と闘い勝利するはずだったスミが“この世界”で殺されてしまったため、スミが成し遂げたはずの出来事は失われ、リニも既に身体のあちこちが溶け始めていた。
    リニとお菓子の国を元通りにするには、スミを“お菓子の国では死んでいない”ことにしなくてはならない。
    そこで、“この世界”では既に埋葬されているスミの骨を手がかりにスミを蘇らせようと、第一作で活躍したケイド、クリストファー、そしてリニが落ちてきた時に居合わせた二

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    2020年11月08日
  • トランクの中に行った双子

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    ネタバレ

    前作で登場した双子のジャックとジルが、トランクの中の階段を下りてたどり着いた世界での出来事。

    前作での事件の前日譚。
    両親の身勝手な理想像を押し付けられて育ったふたりの苦しさ、荒野での奇妙な生活と、残酷な結末。
    ただ、ふたりの歪な心が語られる物語。
    ジャックはここでいくらか人間らしい心を獲得することができたのに対し、ジルはうまくいかなかった。この違いが前作に繋がるんだなぁ。

    うーん。何とも、またうまく言えない。
    けど、何故だか引き込まれる。

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    2020年10月25日
  • 仮面の帝国守護者 上

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    武人族が文人族を支配して帝国を築いている世界。帝国に捕えられた兄を救うため、奴隷となった妹は軍学校へ潜入し反乱軍の為に情報を探るが……というお話。
    軍学校が「特殊な仮面をつけたエリート兵士の養成校」だったり、主人公がイケメン兵士に一目惚れされて助けられ……とかちょっとラノベっぽいものかな~? と思ってたが意外と長く重く続きそうな感じでした。
    ただ主人公と兵士のロマンスなのか、ファンタジー帝国の興亡なのかややどっちもつかずな印象。

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    2020年08月23日
  • 不思議の国の少女たち

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    おもしろいいいい

    「自分の物語がどうやって終わるか教えられるのは自分だけ」

    スミの残したこの言葉にすべてが集約されてるように思える。

    物語に魅せられたかつての少女たちはみんなある意味自分の扉に執着しているのかも。

    続きも読まなくちゃ!

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    2019年05月10日
  • 龍の騎手

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    舞台はファンタジー世界ながら、話の展開はまさしく「高慢と偏見」。恋愛ものの苦手なわたしだけど、こういう素直になれないすれ違いモノは好物のようで。この作品も楽しめた。

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    2018年11月11日
  • 真実の魔術師

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    ■彼女だけが知った魔法の真実とは…

    魔術師実習生のシオニーは、来月に迫った紙の魔術師の最終試験の準備中。だがその試験官は、愛する師匠である紙の魔術師セインではなく、彼を毛嫌いするベイリー師が務めることになってしまう。そんなシオニーのもとに、以前、彼女やセインらの命を狙った邪悪な血の魔術師が、護送中に逃亡したという報せが届く。彼女だけが知る魔法の真実を駆使して、シオニーは敵と対決を試みるが……。〈紙の魔術師〉三部作、完結篇!

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    2018年07月16日