原島文世のレビュー一覧

  • 龍の騎手

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    ネタバレ

    洋物の訳、しかもいわゆるハイファンタジーなるものを久々に読んだのですが。
    おもしろかった!
    最初はとっきにくいかな、とおもったのですが、最後は一気読みでした。
    『高慢と偏見』のオマージュとのことですが、知らなくても楽しめました。本家も読んでみようかな。

    アラステア、ほんと嫌な奴というか不器用(笑)。でも、あーなっちゃうなんて……一途ですね。
    アカーラは文句なしにカッコイイし。主人公のアリザも度胸ありまくり。
    女性陣がカッコイイ物語でした。

    0
    2018年03月07日
  • 龍の騎手

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    「高慢と偏見」好きで「パーンの竜騎士」好きな私が嫌いなわけないと購入。ファンタジーの世界で、登場人物の名前は違えど、話の流れも完全に「高慢と偏見」。五姉妹の末の子があんなことになったり、あの人の娘もそんなことになったりと少しずつ違うのだけど、物語上必要だったのだろうし、なによりも本家本元より登場人物を好意的に見てるところが読んでいて気持ちよかった。特にカードレッド(本家ではコリンズ)の描き方は素晴らしい。主人公が親友は幸せな結婚生活を送ってるんだと気づくエピソードが私はとても好きだ。嫌な奴はウィドリック(ウィカム)だけで、あまりのクズっぷりにむしろ清々しく感じるほど。龍と人との関係も面白かったしファンタジーとしてもとても楽しめた本でした。ゾンビ、龍ときて次は何で高慢と偏見するのか楽しみ。

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    2018年03月06日
  • 紙の魔術師

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    紙を媒体にする魔術師の物語。

    折り師というのが、日本の折り紙のようなものを作るところが、ファンタジーとして独特な感じ。

    また、主人公シオニーが戦う場所があまりにも奇抜で斬新であった。

    0
    2018年02月03日
  • 紙の魔術師

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    普通に面白かった。
    が、魔法・魔術がバンバン出てくるかと思いきや、出てこなかった。
    魔術が普通に存在するためファンタジーではあるが、1巻目は心理描写や背景説明が多い。
    登場するキャラクター数が少ないため、一人一人のキャラがたち、登場人物が魅力的だった。
    次回作に期待。

    0
    2017年12月19日
  • 紙の魔術師

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    学校卒業したばかりの魔術師見習い女子と師弟関係になった師匠が30才位の男ってだけで、先が読める。
    「ニューヨークの魔法使い」シリーズを思いだす
    軽く読めます。
    疲れた時いいかな

    0
    2017年11月14日
  • 紙の魔術師

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    希望と異なり、人気のない紙の魔術師の実習生になった女の子と、師匠である変わり者の紙の魔術師の話。
    恋愛要素強めのファンタジー。

    王道のストーリーではありますが、とにかく頑張る主人公が可愛い。

    変わり者の先生に最初は引いていたシオニーが、
    師匠のセインの心に触れてちょっとずつ惹かれていくところが可愛かったです。
    三部作とのことですが、本作だけでも完結して読めます。
    ただ本作だけだとセインは本当に守られヒーローですね…。
    光属性の女の子が頑張って頑張って、闇の中にいる男性を引っ張り上げる話でしょうか。
    その手のストーリーが好きな人には性癖に刺さると思います。

    0
    2017年11月11日
  • ミス・エルズワースと不機嫌な隣人

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    いつ恋愛要素が始まるのか前のめりに読んでしまった。
    ファンタジーな世界観ではあるものの細かな描写が多く、貴族日常系の物語が好きならおすすめ。

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    2014年08月19日
  • ミス・エルズワースと不機嫌な隣人

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    ネタバレ

    19世紀初頭の英国。音楽や絵画と並んで魔術は女性のたしなみとして日常を幻で飾っている。魔術を使う時の表現が魅力的。だが、予想以上にロマンティックな展開だった。

    結婚せずに地道に生きようと決めているジェーンは芸術に絡んだ豊かな愛情を受け入れるが結局は古典的な幸せの形なのね、と思った。
    舞台設定の時代からいけば当然なのだけれど、女ってばかよね〜とか男ってどうしようもないよね〜とか、読んでいてしんどい。
    ジェーンと家族の関係性も辛い。
    魔術師の再登場は予想通りの形。どうせなら魔術でいかつく見せてたけど実は絶世の美青年くらいやっても良かったのでは。

    0
    2014年07月06日
  • フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫― 上

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    隣国ポロミエルとの攻防が続いているナヴァール王国で書記官を目指していた主人公が、軍の司令官である母親の命令によって竜に乗って戦う竜騎兵を目指すことになり、バスギアス軍事大学の竜騎科で奮闘する物語。

    友情あり、因縁の相手との恋愛あり、死と隣り合わせのシリアス要素ありのロマンスファンタジー…と私の好きな要素が詰め込まれいるので飛びついたものの、作り込みが甘くて突っ込みどころが多い。
    ファンタジーって現実から切り離された世界だからこそ、細部まで設定練られていないと途端に没頭しにくくなるんだよなあ…

    まず竜騎兵は危険な任務と竜の扱いづらさから死亡率がかなり高いらしいです。
    それなら人材を育てるためにも軍事大学では学生を大切にしたらいいのではと思うのだけど、入試試験からかなりの死人を出すような過酷さで、無事入学できても授業でもバタバタと人が死んでいくのは効率悪くないか?と思ったり。
    そんな環境の中で誰よりも身長が低くて華奢で特別強くもないヴァイオレットが生き延びるのを主人公補正だな〜とどこか冷めた目で見てしまったり。
    因縁の相手であるゼイデンは都合よく助けてくれるし。
    そして露骨な下ネタが多い。(これに関しては冒頭にちゃんと注意書きがあるので読むのは自己責任)


    登場人物は多いけど人物を深掘りされることないので名前だけ辛うじて覚えた人が亡くなっても悲しくなれない。
    唯一好きなのはヴァイオレットの竜であるタールンです。
    気難しくて口うるさいお爺ちゃんみたい。

    何より翻訳の問題で誰の台詞なのかわからない場面があったり、単語の選び方が不自然に感じたりして翻訳に引っかかりを覚えてしまうのが1番しんどかったです。
    少し前に日本語訳が読みづらすぎて読むのを断念した他の海外ファンタジー作品があるのですが、同じ翻訳者さんだということに購入してから気づいて納得。

    とはいえストーリーのおおまかな輪郭はすごく面白いので、文句言いつつたぶん下巻も読むんだと思います笑

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    2026年09月24日
  • ミス・エルズワースと不機嫌な隣人

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    19世紀初頭のイギリスが舞台の、貴族の生活と恋愛のお話。ダウントンアビーより100年ほど昔だが、世界観や雰囲気が馴染みやすかった。
    幻をつくる魔術が日常的に使われる世界で、その世界観が面白い。世界に魔法なんてものが存在するのに、それを日常を彩る芸術として使っているなんて、何と平和な。
    主人公ジェーンは聡明で能力のある女性だが、見目が良くないだけで家族からも社交界からも侮られているのがひどい。最後はハッピーエンドだが、スカッとする展開にはならないのがラノベと違うところかな。

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    2026年08月26日
  • 龍の騎手

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    オースティンも龍も大好きなので、すでに紙の本は絶版のようだったが探して読んだ

    龍に関しては、とても良かった
    龍が出てくる物語が好きなら、読んで損なしというくらい
    ストーリー展開は基本的に「高慢と偏見」なのに、ファンタジーとして全く異なる味つけとなっているのもお見事
    「高慢と偏見」では、胸焼けするくらいアクの強い人たちが数多く登場するが、こちらの登場人物たちはかなり念入りにアク抜き済みな感じでマイルド
    その分、生きる世界と起きる物事がかなりハードで、うまくバランスをとっているように思う

    「ハリー・ポッター」での「マグル」的な用語が何の説明もなくポンポン出てくるので、世界観を掴むまでは少し読みにくい
    読み進めるうちに文脈からなんとなく把握はできるものの、結局ほぼ説明はなかった

    それにしても、ただただ紳士階級の日常をほぼ積み重ねているだけなのに、スリルもアップダウンもあって面白い「高慢と偏見」すごいなと改めて思った

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    2026年08月26日
  • イラクサ姫と骨の犬

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    入江王国の第三王女マーラ。北方王国に嫁いだ長姉が亡くなり、続いて嫁いだ次姉は苦境に陥っている。修道院でひっそりと暮らしていたマーラだったが、姉をなんとか救いたい一心で手立てを探す。北方王国を守護する魔法に打ち勝つために、マーラはまじないを操る墓守女の助力を求めるが…。

    2023年ヒューゴー賞受賞作。
    冒頭部、与えられた課題をこなすマーラ。痛みに耐えながら刺草(イラクサ)のマントを織り、墓穴で“骨の犬”を作る。
    ティム・バートンの映画の世界観に似通った嗜好を感じる。(嫌いじゃない。むしろ、好き)
    中盤から一人、また一人と同行人が増えていく、RPGやハイ・ファンタジーでは王道のスタイル。その辺りからは一気読みでした。

    欲を言えば、各人の“存在意義”がもう少し明確に創り込んである方が好き。ちょっと物足りない。
    それと文章。回りくどい。思い入れたっぷりの表現なのは分かるけど、すごくアクが強い。訳文のせいかな。“てにをは”もヘンテコなのはそのせいか?
    登場人物のキャラクター設定はポリコレを意識しているのかな?その辺りも謎。

    とりあえず、“ハイ・ファンタジー好き”や“旅の仲間好き”にはヒットする。興味を持って読めると思います!


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    2026年08月25日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 下

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    ネタバレ

    大学を離反したあとの話。ポロミエルの飛行士たちと揉めて、なんとか納めて、結界をなんとかしようと東奔西走。最後はワイヴァーンの軍と大学で戦う。大学に残った奴らとも共闘。最後は結界の秘密を解き、再興。鍵はアンダーナが7つ目の種類の竜だったと言うこと。そして母の命をかけて力を込めることでなんとか解決。けれど最後に衝撃的な事実。ゼイデンがベニン化。

    とになく長くて読みにくさは変わらず。ただどのキャラも濃くて魅力的。もう一度読みたい気持ちもある。続編も読まざるを得ないな…
    最後に載ってた解説は先に読んだ方がいいな。そしてもう少し絵があればなぁ。想像の中だけではなかなか厳しい。SF、ファンタジー筋がかなり必要。正直よくわからない状況がけっこうあった。
    ただ、物語として世界観の作り方、人物の感情、動きが秀逸で、もっとはやってもいいと思う。
    映像化も、楽しみである。

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    2026年08月14日
  • フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 下

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    ネタバレ

    結構なページ数の割には中身が記憶に残っていないのは何故なのでしょうか。
    私の読解力とカタカナ登場人物が覚えられないという問題はあるにしても、シーン(情景)が描きにくい、想像しにくいというのはあると思います。
    たいていヴァイオレットは骨折しているし、誰かが命を落としています。
    この巻で印象に残っているのはアンダーナがヴァイオレットとの絆を断ったこと。
    絶対戻ってくると思いましたが、戻ってきたんだよね?

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    2026年08月09日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、本屋をたてなおす

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    ネタバレ

    シリーズ2作目だが前日譚なので、主役のヴィヴはまだ若い。前作の頃より考え方や行動が若い、というのがうまいこと表現されていたように思う。

    傭兵としての戦闘中に自分の若さゆえの判断ミスから大怪我を負い、不本意にも海辺の街で足止めをくらう。療養中暇を持て余しながら街でいろんな人に出会いつつ、ラットキンのファーン(口ぐせはこんちくしょう!)が経営する本屋を手伝い、腕の良いパン屋のドワーフ女性と仲良くなる。全体的にほのぼののんびり話が進む。ホムンクルスや空間転移魔法のような不思議な本の描写はなかなかおもしろかった。

    前作と同様、女性同士の恋愛描写が薄いながらもちょっとある。控えめなのでこういうのが苦手な私も大丈夫だった(?)。欧米というかアメリカの作品にありがちだが、なぜ惹かれたのか、恋に落ちたのかの描写があまりされず、肉体的な魅力しか描かれないのは物足りない。説得力をもっとくれ。恋愛に理由は要らない?ならまぁいいです。

    本屋さんをテキパキと改装、改善していくさまは楽しいが、何もないところから店を作り上げていく前作のほうがわくわく感があったかな。

    前作でも感じたが、この筆者は戦闘シーンの描写が上手いように思う。キャラクターの動きや状況を想像しやすい。いっぽうで、ファンタジーならではの種族については説明が少ないので、詳しくない人のために容姿をそれとなくでも書いた方がいいんじゃないかなぁなどと思うなどした。

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    2026年08月08日
  • フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 上

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    ネタバレ

    ヴァイオレットを守ろうとして闇堕ちしたゼイデン。
    なんとか彼を戻そうとするヴァイオレットですが、まだその方法が分かりません。
    ゼイデンとヴァイオレットのイチャイチャ以外に進展がないような気もするのですが…。

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    2026年08月04日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ネタバレ

    表紙がなんともかわいらしい。色味も好き。
    看板に1つずつメニューが追加されていく度に嬉しい気持ちになった。
    カフェラテとシナモンロールが食べた過ぎる。

    珈琲に魅せられたにしては、そこに関してのこだわりの描写がなかったように思う。
    ヴィヴは、カフェという空間そのものに惹かれたのかな。
    そもそも珈琲じゃなくてエスプレッソじゃないかな。でも大まかには珈琲か。
    原本はどう書かれているのかな。
    この世界にはいわゆる珈琲もあるのかな、などつらつらと考えてみたり。

    時々出てくる「八大地獄」という言葉も原文では何と書いてあるのだろうか。

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    2026年07月23日
  • 穏やかな死者たち シャーリイ・ジャクスン・トリビュート

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    シャーリイ・ジャクスンはずっとお城で暮らしてるに衝撃を受けてから気になる作家さん。
    このトリビュートで、新しい作家さんとの出会いがあればいいなと思い読まねばと。
    好みの濃淡はあれど、どれも面白く読めたので満足。

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    2026年07月20日
  • フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 上

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    全部そう!ここで!?っていう場面で終わる。
    まだ下巻があるから良いけど、下巻読み終わったらどうすれば良いのか。
    アンダーナが成長してきて断然わくわくしてきた!

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    2026年06月24日
  • フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 下

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    あれ?三部作じゃなかったっけ?あとがきを見ると五部作になってる…。これはしかしもう、自分的にはおなかいっぱい。この内容に対してこの分量、ってのがツラくて…。残り二作は、1/3くらいにならんかな。基本的に政治場面、バトル場面、セックス場面のくり返しなんだけど、バトルにしろセックスにしろ、その描写はどうしたって似たような内容になるし、そうなると読み続けるのがしんどい。そういえば同じような理由で、ポッターも三作目までで原作を読むのはやめにしたんだった。本作も、映像化作品でいいからクライマックスは知りたいけど、18禁になるからそっちは難しいか。う~ん…。

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    2026年06月08日