原島文世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読むのに時間がかかった。
秘密を抱えて学園生活に戻るヴァイオレット。教授陣がほぼみんな敵。どうすんねんと思ったけど、仲間との絆でなんとか乗り越える。国全体が、敵の存在を隠して、滅亡に向かっているなか、反乱軍として、徐々にまとまり、戦っていく。
何が正義かわからない。
少し中弛みした感はあるが、後半また盛り上がってきた。最後は候補生全員に呼びかけてみんなで学園から離反…もうむちゃくちゃ。今後どうすんだろ…
とにかく拷問が容赦なくて可哀想なヴァイオレット。だけども愛の力は強い。後半への期待値も上がった。
ただ、少し長い…翻訳だから仕方ないけど、読みづらさはある。そして少しでいいから絵が欲しい… -
Posted by ブクログ
ネタバレ現代スペースオペラのアンソロジー。スペースオペラとは言うじょう、波乱万丈ではまったくない。
〇イアス・S・バッケル「禅と宇宙船修理技術」ーロボット宇宙船が宇宙戦に生き残った戦争を起こした冷酷な独裁者の救助命令に逆らえないが。
・ユーン・ハ・リー「課外活動」ー七連合王国もの
〇アーカディ・マーティーン「あなたが王だと思っていたすべての色」ー女王のクローンが女王との決闘に臨み反逆を企てる。
〇アレステア・レナルズ「ベラドンナの夜」20万年周期で銀河を周回し記念イベントを行うが、実は種族は滅びている。哀愁漂う
・T・キングフィッシャー「金属は暗闇の血のごとく」
・チャーリー・ジェーン・アンダーズ「時空の一時的困惑」ーカルト惑星に侵入し盗みを企てる。ハチャメチャ喜劇
〇アリエット・ド・ボダール「包囊」ー母惑星から独立した宇宙ステーション人は母惑星の文化を装うため包囊を身に着ける。ベトナム系フランス女性作家の作品
・セス・ディキンソン「モリガン、光へと落ちる」)
〇ラヴィ・ティドハー「背教者たち」ーユダヤ教の背教者を探るため派遣された裁定者が背教し。
〇ベッキー・チェンバーズ「善き異端者」ーウィルスが寄生し超空間ナビゲート能力を得るが、共生がうまくいかずに。
〇アーニャ・ジョアンナ・デニーロ「クイーンズスロートへの旅路」ーMTFらによる女権帝国に対し男権主義者が反乱を起こし一時は帝国は滅亡しMTF狩が始まるが。
・アン・レッキー「審判」
〇サム・J・ミラー「惑星執着者」ー故郷の惑星へのゲートが閉じてしまい宇宙を放浪する男娼が武器商人と会い故郷の通貨を見つける
・カリン・ティドベック「スキーズブラズニルの最後の旅」 -
Posted by ブクログ
今回も「えーーっ、ここで終わるの?!」と叫んでしまう。
ストーリーはとても壮大で、予測不能な展開も満載!でも、説明不足な部分が多すぎて、ついていけなくなる(泣)。映画やドラマの脚本ならこれでいけるだろうけど、小説となるともう少し親切にして欲しかったかなー。
やっぱり固有名詞が多すぎるところが一番大変だった。人間の名前、竜やグリフォンの名前、地名がごちゃごちゃになり、その都度、巻頭の名簿を確認する。もう一回読めば、もっとストーリーに集中できるんだろうね。
翻訳の演出なんだろうけど、割と直訳で書かれているので、原作のテイストを味わうには良いけれど、翻訳モノに慣れていない私にはちょっとひっかかった。頑張って原作を読んでみたらよいかも。
それにしても、次が楽しみすぎる!発表はしばらく先になるようなので、今度はちゃんと復習してから読まないと! -
Posted by ブクログ
ヒューゴー賞受賞の王道ファンタジーと宣伝されていたので手に取った。あるところに王女さまがいて、他国に嫁いだ姉が夫から過酷な扱いを受けているのを救うため、旅に出て、仲間を集めて目的を果たし、帰るまでの物語である。ジブリアニメにありそう。
王道ファンタジーなのでストーリー展開に意外性はない。もう少し設定や物語の牽引方法を工夫してもよかったのではと思う。主人公たちではなく、作者が魔法に頼りすぎた感は否めない。
主人公が30歳を過ぎた女性で、仲間の婆さんたちが大活躍という点は少し現代的か。キャラクターは生き生きしていると思う。英雄的な要素をはぎとられた主人公がいい味を出しているが、敵役の姉の夫は時代劇の悪者レベルの造詣たった。
ストーリーは淡々とというより、安易といっていいほど淀みなく進むが、それが主人公の冴えない感じを上手く出しているとも言える。三人称で書かれてはいるが、読者に示されるのは主人公の目をとおした世界である。因果と示唆に富み、あらゆるものが蠢く複雑な世界をやや愚鈍な主人公は遠くまで見通すことができない。思いつきで動き、場当たり的に対処し、流されるように進む感じを上滑りするようストーリー展開であえて出しているなら成功している。
訳によるのか、文章はやや読みにくい。指示語が何を指すのか曖昧なものが少なくない気がした。