原島文世のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
このシリーズの5作目"Come Tumbling Down"がHugo賞候補になっているのだが、シリーズ途中を英語でというのはあまりにハードルが高いので、邦訳が出ている1作目を読んだ。巻末の解説では三部作とあるのだけど、5作目が出ているので、そこまで訳してほしいなぁ。寄宿制の学校が舞台。普通の学校と違って、先生も生徒も、かって、扉をくぐって、別の世界に暮らしたことがあるものばかり。夢のようなロマンチックな国が多いのだけれど、主人公のナンシーが過ごしたのは死者の国。別の世界を故郷と考え、元いた現実世界に馴染むことを拒否した生徒達。そんな世界で殺人が起こる。とっても面白い設定。
-
-
-
Posted by ブクログ
思ってたよりもど真ん中のファンタジー!
人は、誰かに助けてくれと言われたら、そのひとために動くものなのかもしれない。
助けてほしいと行動を起こすこと、やりとげることができる意思こそ、主人公の条件なのだと思う。
冒頭の試練を、主人公がやりぬいたことからすべてが始まる。その結果の骨犬は、ずっとずっと忠実に主人公によりそう。
助けてほしい。
こんなひどい現状がまかり通って良いはずがない。
その行動に、味方する人たち。
信じられる味方を得られたこと、前にすすみ続けたことが、この物語の芯であり、読み続けると勇気づけられる。
ダークファンタジーと思いきや、まったくそんなことはなく、可愛らしいファ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前情報を何も仕入れず、竜に乗って戦う冒険活劇だー!と思って読みはじめた。竜に乗ることは乗るけど、話のメインは、いかに試練を潜り抜けて竜騎兵になるかという、少年ジャンプのような熱血スパルタスポ根もの(※基本的に試練に失敗したら死ぬ)。
そう!試練が!あまりにも!厳しすぎて!なんせ冒頭から死の橋渡り。主人公が恐怖に震えながら渡る様に冒頭かハラハラ、そのハラハラがわりとずっと続く。書記官を目指していた主人公が時に自力で、時に助けられ、四苦八苦しながらも、振りかかる災いを打ち倒していく様は痛快。
ロマンスもあったりなんかして、気になるところで上巻が終わってしまった。
下巻も楽しみに読む! -
Posted by ブクログ
ちょっと変わった旅の仲間たちが織りなす、王女様の珍道中ファンタジー。一言で言うとそんな感じ。ただし、陰気な闇のふりかけがたっぷりかかってる。
「パン焼き魔法のモーナ、街を救う」が面白かったので、こちらも読んでみた。冒頭、世界観がわかりづらくとっつきにくい。中盤、主要キャラクターが増えてくるにつれて物語の味わいが出てくる。終盤、各キャラクターの個性が輝き、物語への没入感が増していく。
それぞれのキャラの魅力がわかってきて、楽しくなってきたところで物語が終わってしまって寂しい気持ち。もっと珍道中を読みたかった。
冒頭から事件をぶちまかしてくる「パン焼き魔法のモーナ」と比べるとスロースターターで、噛 -