原島文世のレビュー一覧

  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 上

    Posted by ブクログ

    フォース・ウィング第二部。率直に言ってとても面白い。正直第一部の下巻でちょいワル先輩と文系女子のオラオラ学園官能小説じみた展開になった時は、第二部読もうかまじで悩んだけど、いや、まったくの杞憂に終わった。読んでよかった。
    ちょいワル先輩と主人公の文系女子(が、めちゃ強)がお互い自制してその手の描写が少なめなのが良かった(そうは言っても主人公はそこかしこで先輩にきゅんきゅんしっぱなしなんだが)し、悪役や仲間など新たなキャラクター、謀略、謎解き、アクション、友情など、ストーリー展開が厚みを増して、最後まで息を抜かせず楽しめた。

    0
    2025年05月21日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 上

    Posted by ブクログ

    今回もずっとハラハラさせられっぱなし。
    ソレンゲイル司令官のことが好きになりましたわ…このまま下巻へ。

    0
    2025年05月18日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高〜〜〜〜〜〜〜
    私は信じてた、ママは娘を愛していると。
    だって1に書いていたもん、冷酷な人ではないことが。
    デイン、見直した。けど規則という自分の中で絶対的に守らなくてはならないもの(と思っているのか?)が揺るいだ時、デインが崩れないか心配。
    ヴァイオレット、あなたは壊れない。したたかで美しい女性。素敵、なんと例えられるのかも分からない。
    ゼイデン、ヴァイオレットを思う気持ちがここまで強いなんて、決して疑っていた訳じゃないけれど想像もつかなかった。
    リアム、リアンノン、隊のみんな、ジェシニア。
    ミラは大丈夫かな。デヴェラが来てくれたのは本当に嬉しい。個人的にはカーとカオリも好きだったんだけ

    0
    2025年05月18日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フォース・ウィングシリーズ第二弾。詳細な感想は下巻で。

    前作のあの終わり方から、今作もこんな気になるところで。。。と思いきや、まだまだ上巻。え、こんな状態でも半分かという驚き。下巻も楽しみ。

    0
    2025年05月11日
  • 硝子の魔術師

    Posted by ブクログ

    今回は努力足りひんでざんねんな感じになったけどなぜかチートな話になってた(泣)
    誰かが頑張らないといけない話展開てなんでや
    結果はシオニーうまく行きまくりであたしはばかしたい話になってた(悩まなくていいんだけどね)

    0
    2025年04月28日
  • フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 下

    Posted by ブクログ

    上巻に続き、勢いに任せて一息で読んでしまいました。
    戦闘の場面・描写がややわかりづらいのは、この世界の魔法の概念をしっかりと理解するように読み込まずに、筋を追って駆け足で読んでしまったからかもしれません。

    「学園モノ(軍事大學ですが)」という要素もありますが、命がけの緊張感が漂う日常だからか、恋愛要素が性描写に繋がる部分も多く、YA文学というよりは大人向けな作品だと思います。
    ハリーポッターやハンガーゲームなどの作品で育った30代前後のファンタジー作品が好きな読者には刺さるのではないでしょうか。

    シリーズは五部作ということですが、無事に全巻が日本語訳で刊行されることを祈ります。

    0
    2025年02月20日
  • パン焼き魔法のモーナ、街を救う

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    かわいい表紙とは裏腹に重い!

    可愛らしい表紙なのに中身はとても重たいファンタジーです。
    パンに関する魔法しか使えないモーナ。それはクッキーを動かしたり、パンをふっくらさせたりなどにとどまっていたのですが、「魔力持ち」と呼ばれる人たちが次々暗殺される事件が起きてすべてが一変します。
    命を狙われ逃げ回るモーナ。もう優しい日常には戻れない。魔力持ちはどんどん逃げるか殺されるかでいなくなる。なのに、残虐な敵が街に攻めてくることになった。モーナはどうする、というハラハラする内容です。
    英雄になんかなりたくない、どうして大人がしっかりしていないの!というモーナの叫びが突き刺さる作品でした。

    #深い #ドキドキハラハラ #泣ける

    0
    2024年12月11日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の可愛らしさに惹かれた。ファンタジーの世界でカフェを開き、主人公や登場人物が幸せになっていく斬新な設定と物語に夢中になった。ラットキン(小鼠人)が作る絶品のパンや焼き菓子が美味しそうだった。

    0
    2024年10月13日
  • 不思議の国の少女たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異世界に行って戻った物語はたくさんある。戻った少年少女は元の世界に戻ってどのように暮らすのか。

    異世界から戻った少女たちは、異世界こそが故郷だと思い、「故郷」に戻ることを熱望するが扉は閉ざされてしまっている。その扉が開くことは稀である。

    ナンシーは死者の世界から戻ってきた。
    少女たちが行った世界は様々
    妖精の世界、ヴァンパイアの世界、骸骨の世界。

    彼女らは同じく、異世界から戻ってきたエリノアによって開かれた学校で暮らし、カウンセリングを受けることになる。

    物語の終盤
    少女達が襲われ死んでいく。身体の一部を奪われている。
    この犯人はジル。「故郷」への扉を開けるために、少女たちの身体を集め

    0
    2024年08月14日
  • 真実の魔術師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても面白かった。三巻目にして、がっつり恋のお話もあり、バトルあり。エメリーとシオニーの愛が深まっていくのが本当にいい。
    手紙の鳥が鷹に捕獲されてしまうところがとてもよかった。ある意味四角関係にも思えるような関係性もいい。
    魔術の最高峰とも言える秘密を抱えながらも、好奇心を抑えられないところが本当にシオニーらしいなと思いながら見ていました。
    ずっと、一人で戦っている気がしたシオニーが最後にエメリーと一緒に戦うのがとてもよかったです。
    魔術師試験はどんな術を使うのだろうとドキドキしたのですが、これまでの彼女の努力が全部詰まっていて、特に最後の心臓は最高でした。

    そして、最後のプロポーズ!!むち

    0
    2023年08月27日
  • 硝子の魔術師

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    実習生らしい友達とのやり取り、師匠とのロマンス。そして魔術の不思議。全部が詰まっていて、なおかつ切除師とのスリルいっぱいのやり取り。

    シオニーとセイン先生の今後も気になります。

    0
    2023年08月16日
  • 紙の魔術師

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて読んでみましたが、面白かったです。
    紙の魔術師という設定がまずすごい。あしながおじさん的要素と恋愛小説、それと魔法要素が素晴らしいバランスで組み合わされている。
    特に折り紙に親しみが強い日本人には読みやすいのでは?と思いました。

    正直主人公のシオニーとヒーローのセインの絡みはそこまで多くないのですが、それ以上の結びつきが出来てしまう構成がすごい。

    続編も気になります。映像化も決定しているとのことなので、動く折り紙がとても楽しみですね。

    0
    2023年06月15日
  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行 2ブダペスト篇

    Posted by ブクログ

    今度はブダペストへの旅。といっても、すんなり到着させてくれるわけではなく、誘拐されたり、新しい出会いがあったりして、錬金術協会に挑むことになる。隠されていたことを知らされたり、思いもかけぬ人と再会したり、てんこもりの状況。それぞれの特技を活かしての活躍が楽しい。
    三部作と聞いていたので、3冊目で終わりかと思ったら、上下合わせて一冊とのことで、まだ最終章が残っているのが楽しみ。

    0
    2023年05月15日
  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行 2ブダペスト篇

    Posted by ブクログ

     ヴァン・ヘルシング教授の娘ルシンダを救出したアテナ・クラブの面々は、彼女を伴いウィーンからブダペストへ向かう。しかし奸計にはまり、とある古城に幽閉される…

     あのヘルシング教授が登場するならば、当然ながらライバルの「伯爵」も登場してくる。終盤には大立ち回りもあり、少しほろ苦い結果にも。それにしても、<錬金術師協会>の女性会長(マダム・プレジデント)のラスボス感は結構なものがありました。

     最後の方では、ホームズが行方不明になる。さらにメイドのアリスの正体が明らかになったが、彼女も拉致され監禁中。そしてモリアーティ教授が暗躍する。次巻も楽しみです。

    0
    2023年04月08日
  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行 2ブダペスト篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやいや、ここで終わりはないでしょう!

    早く続きを下さい♪

    今回の巻は私の大好物をおっきな缶に詰め込まれているようで、読んでいて大変楽しく、幸福感満載でした(*^^*)

    しかし、最後にあの人が出てくるのは、お約束なんでしょうね。

    0
    2023年04月05日
  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行  1ウィーン篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     あちらこちらに浮気しまくっていたために、ようやく完読。

     今回はアテナ・クラブそれぞれのメンバーがヘルシング教授の娘からの助けに応じて、イギリスから欧州大陸へ。

     相変わらずの文中のノリ突込みは楽しいですし、彼女たちの活躍にはあらためて目を見張ります。
     さて、このまま『ブタペスト篇』へ入りましたが、一気読みしてしまかも(^▽^;)

    0
    2023年03月28日
  • メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行  1ウィーン篇

    Posted by ブクログ

     <アテナ・クラブの驚くべき冒険>シリーズの第二作。本書はその前半部分。メアリ嬢はジキル博士の娘。さらにハイド氏、ドクター・モロー、フランケンシュタイン(科学者の方)、ラパチーニ教授の「娘」たちが集結した<アテナ・クラブ>。加えて名探偵ホームズとワトソンも。謎の組織<錬金術師協会>の陰謀に立ち向かう。

     アテナ・クラブの面々はヴァン・ヘルシング教授の娘ルシンダを助けるべくウィーンへ。そこで彼女たちを助けるのがアイリーン・アドラーで、現在はアイリーン・ノートン夫人(未亡人です)となっている。
     ちょっと展開が間延びした感があるが、相変わらず面白
    い。評価は「ウイーン篇」に関してです。「ブダペス

    0
    2023年02月16日
  • 吸血鬼ハンターたちの読書会

    Posted by ブクログ

    主婦 Housewife(名詞)ー軽薄で役に立たない女性または少女ーオックスフォード英語辞典 小型版 一九七一年

    この物語の舞台は、1988年〜1997年のアメリカ南部。主人公で主婦のパトリシアは、格式ばった読書会の参加をやめ、数人ほどの主婦たちの、犯罪実録書やホラー小説などを読む読書会に参加していた。
    ある日パトリシアは自宅の庭で、アライグマの死体を屠っていた隣人老婦に片耳を食いちぎられてしまう。
    そして謝罪に来たその老婦の大甥であるという男ジェームズを快く家に招き入れてしまう。
    しかしジェームズはなんと吸血鬼だったのだ!
    そしてそのことを知っているのは、パトリシアを始めとした読書会の主婦

    0
    2022年07月03日
  • 砂糖の空から落ちてきた少女

    Posted by ブクログ

    「不思議の国の少女たち」シリーズ3冊目。最初の巻の続編ではあるけれど、主要登場人物の何人かは故郷(という名の異世界)に帰ってしまったので、新しいメンバーもいる。そして、空から落ちてきた少女リニ。彼女は、前にこの学園にいたスミの娘だと名乗る。スミが戻らなければ、消えてしまうリニを救うために、4人の生徒が、死者の国を経由して、お菓子の国に向かう。それぞれの国におかしなルールはあるけれど、ナンセンスの世界であるお菓子の国は特によくわからなくて面白い。翻訳では三部作の完結となっているが、原書は5冊まで出ている。ひきつづき、翻訳されることを期待している。

    0
    2021年12月08日
  • トランクの中に行った双子

    Posted by ブクログ

    「不思議の国の少女たち」の2作目。続編というよりは、登場人物の中にいた双子の過去の物語。すでに概要は語られていたのだけれど、物語として詳しく書かれている。親に押し付けられた「元気な子」「おしとやかな子」というイメージに苦しむ子どもたちの話。前に読んだ「とわの庭」も親子問題だったので、続けて読むもんじゃないなって思った。自分は娘に何かを押し付けていないかと、親の視点になってしまう。次の作品までで三部作と書かれているので、全体がハッピーエンドになってくれることを期待。

    0
    2021年12月06日