原島文世のレビュー一覧
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ネタバレ北の小国の三番目の王女マーラは、15歳の時から修道院で暮らしている。彼女は大国に嫁いだ姉たちのスペアなのだ。それを忘れずに15年の時が過ぎて、マーラは2番目の姉カニアが、暴力に晒され、死に近い所にいることを知る。
彼女を助ける為に墓守女を訪ねるマーラ。彼女は墓守女に3つの試練を与えられるのだか。
お約束の御伽話のようでいて、全く違う方を向いているこの物語は面白かったです。
旅の仲間も癖が強いし、ゴッドマザーは祝福を与えているつもりで呪いをかけている。
優しい御伽話の中にある幸せは決して幸せではない。
そんな答えを私は出しましたが、他の人はどうだろうとも思う。
なかなか皮肉っぽいけれど、こ -
Posted by ブクログ
竜騎士を育成する寄宿学校の話。選ばれし者は特別な能力を開花させる…。RPGやハリポタのような世界観はとても好き。作り込まれた感じの設定が良かった!
ロマンス+ファンタジー=ロマンタジーというらしく、アメリカではすごく流行ってるらしい。上巻は学校の話が多かったけど、下巻はロマンス(お色気シーン)が多すぎないかい(笑)?設定はしっかりしてても、ストーリーはアメリカの配信系ドラマっぽい。
それでも、結末にかけての怒涛の展開は、オオーッ!ってなって、読みごたえがあったし、あの終わり方だと、絶対に続編を読まなきゃ!ってなるはず。
上巻の時も書いたが、翻訳版だから仕方ないのかもしれないけど、直訳が残 -
Posted by ブクログ
ネタバレ序盤から中盤にかけて、ゼイデンとのすれ違いが長々と続くところは、「いいから、早くヨリを戻しなさいよ!」とせっつきたくなりながら読みました。
新たに登場した騎手科次長はわかりやすく悪役でヴァイオレットを苦しめますし、親友にも秘密を打ち明けることができずにストレスをため続けてゆくヴァイオレットの「揺らぎ」に読者も一緒に振り回される時間が長かったように感じます。
後半からはストーリー展開が早くなり、頑なだった母親との和解(?)や、憎い敵になってしまっていたかつての幼馴染・デインとの関係修復もほのめかされる結末になりました。
このあと、下巻では真実を隠し通そうとしてきた帝国との戦いが始まるのでしょ -
Posted by ブクログ
この巻から読み始めたが特に違和感なく読み切れた。短いながらも作品全体の雰囲気が良く、最後に救われるべきものが救われるとてもよい話だった。異世界を救って帰ってきたものの、現実世界での居場所がわからなくなってしまったヒーローたちが寄り添う学校という設定が面白い。個人的には「ナルニア国物語」などの実際に異世界転移する物語たちよりも、赤川次郎の「第九号棟シリーズ」に共通点があると思った。あちらはもっと現実的だけれども。
ちなみにシリーズ完結とか裏表紙に書かれているが全くの嘘で、ふつうに続刊しているらしい。また最初の巻の紹介には三部作と書かれているものの、各巻でストーリーが連続しているわけではなく、世界 -