原島文世のレビュー一覧

  • フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 上

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    読者の感想にハリポタの名前がよく出るのと、本屋大賞をとったファンタジーだったので、電子版で安く購入できたタイミングで積んでいたもの。
    上巻まるまる読者が設定を理解するための長い序章みたいなものと思えば、内容はまずまずではある。
    でも、翻訳があまり…正直読み進めるのが慣れるまでかなりしんどく、つまらなくはないけれど今一乗り切れなかった。訳され方次第で、きっと面白さが全く変わってくるのだろうと思うと残念。よく翻訳部門大賞とれたなって感じ。
    とりあえず、出ている刊については読み進めようと思う。

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    2025年07月25日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 下

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    結界を強化する方法を探るヴァイオレット。古文書の解読作業に励むこととなる。ついに一つの仮定を導き出すのだが…。そして、やってくるベニンたち。
    激しい攻防戦が幕を上げた。

    地名と人名に苦しみながら読んだ下巻。
    途中ではたと気づいたのは、この巻で終わらないな…ってことだった。
    ゼイデンとの心の距離が近づくにつれて、ヴァイオレットの置かれている状況はどんどん厳しくなり、読んでいてハードでした…。
    嫌な伏線だけ残していったな…^^;

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    2025年07月22日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 上

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    2年生になったヴァイオレット。
    語られない歴史にたどり着き、それを確かめ、突き進もうとするが、同時に命も狙われることに。
    ゼイデンとの仲もすれ違ったり求めたりの上巻。

    登場人物が多いせいか、なかなか覚えられず、地名も覚えられず、雰囲気読みしている感は否めなかったけれど、
    最後の最後でやってくれたな!という爽快感。
    ゼイデンに対して、ブレナンが放った最後の小言がお気に入りになった。笑

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    2025年07月14日
  • フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 下

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    恋愛パートいまいちだな。表現が古くさいのか翻訳が下手なのか。メインのストーリーはまあまあ面白く次が気になるのでまた読みたい。

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    2025年07月12日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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     珈琲店を題材にしたファンタジー小説、いろんな種族が活躍する様子が面白かった。
     それぞれのキャラクターが魅力的でした

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    2025年07月10日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    決してつまらなかったわけじゃないけど、いろんな種族が出てくる系のハイ・ファンタジーはちょっと苦手なのもあり、期待したほどではなかったかな…。
    珈琲と出会って生き方を変える決心をしたというわりに、扱いが雑というか…結局マシンまかせなの?っていう。
    手作業でドリップすれば世界観を壊すこともないのに。どうしてもエスプレッソにしたかったのだろうか。
    いまいち珈琲への情熱が伝わってこなかったのは残念。
    そのかわりシナモンロールやビスコッティはすごく美味しそう。
    いい仲間と出会い、彼らやお客様からのアイデアで店をよりよくしていく過程はワクワクした。
    ただ恋愛は必要なかったと思う。普通に友情を描いてほしかっ

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    2025年06月19日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ネタバレ

    傭兵のヴィヴは幸運を引き寄せるというスカルヴァートの石を手に珈琲店を開くつもりでした。一からの店づくりに、幸運にも才能ある者たちがヴィヴの周りに集まってきて ―― 。


    オークやサキュバス、ラットキン…。
    ファンタジーらしく、異種族が同世界で生きているイメージがなかなか掴めなく、世界観に浸れなかったのは残念でした。

    珈琲やシナモンロールを焼く香りがしてきそうで、カフェで読みたい本です。

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    2025年06月17日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 下

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    世界観ではなくて、もう一つの主軸である主人公と彼の愛に関する部分は、あり得なく感じてしまって全く共感できず。彼の主人公に対する(逆も)、その人が運命であり、その人以外の愛はこれまでもこの先もあり得ないというような感情は、愛情というより執着でしかなく惹かれる関係ではないと私は感じてしまった。
    その点が引っかかってるけど、とにかく面白いのは間違いない。最後あの人がああなってしまったところは電車の中で泣いてしまった。

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    2025年05月29日
  • フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 下

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    竜に選ばれたヴァイオレットが送る学年の後半の物語。と言っても正直ほとんど恋愛と戦で学生生活という感じはない。
    海外のあの運命的に体が惹かれ合う感じの恋愛描写が盛りだくさん。そのためか、その後の彼の秘密を知った後のヴァイオレットの態度に冷める。心を通わせようとすることを怠ってるようにしか見えないので、そんな悲痛な感じになられても白ける何より一番物悲しくなったのは竜と主人公の関係。
    結局誰に対しても何に対しても、主人公はその存在にとっての一番になれないんだな、と。現実ってそんなものなので、ファンタジーの世界ではせめてそうであって欲しかった。

    ラスト5行くらいで次巻が気になる展開が描かれるが読むの

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    2025年05月28日
  • フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 上

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    話題のロマンタジー。
    竜が騎士を選ぶ世界で、主人公は騎士科に進学し学生生活を送る。そこで出会った仲間や先輩、宿敵とともに成長していくストーリー。

    竜が主人公を選ぶシーンは上巻で一番の面白さ。でも個人的にはそこがピークだったなぁ。
    洋物ロマンス系を読みなれていないせいか、恋愛展開がなんとも唐突。海外の、とりあえずビビッときて唇を交わして求め合って恋や愛になるのが好きな人は楽しめる。しかし、主人公や相手の繊細な心の機微に対する描写があってこそと感じる私的には突然の海外ドラマでそういうシーンに出くわしたような気まずさを感じて冷めた。

    竜が選ぶシーンの良さが星4。
    その他あまり突出した魅力を感じず

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    2025年05月26日
  • 紙の魔術師

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    読んでたけどあんまり良くないよ(泣)
    ネットの評判(誰かがあのスネイ○プに擬されていた)が芳しい
    映画化できるのね
    シオニーの性格はタイムトラベラーよりマシに見えさせるけど変わんないよ

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    2025年04月28日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ネタバレ

    伝説の傭兵が珈琲屋をはじめるお話・・・と聞いていたんですが、思ってたのと違ったな。現代戦争を生き抜いた渋いおっさんが・・かと思ったらファンタジーだった。凄腕の女オークということですが、文章だけだと女性って結構わからずにずっとピンとこなかった。
    まあ周りに助けられほのぼのとした感じが大半なのでのんびりと読めたのはいいですね。ただ、なんだろう?コーヒーのおいしさみたいなものはそんなに雰囲気として伝わってこなかったな・・・なんかほとんど(文章のボリューム割いていたのも)スイーツなものが多くなかったですかね?シナモンロールとかめっちゃ食べたくなったし、そういう感想は散見されますが、コーヒー飲みたくなっ

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    2025年03月24日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    この可愛い装画とタイトルで
    装丁買い

    装画の子が主人公、、ではなく、
    主人公は女のオークでした

    まだ珈琲の知名度が低い世界で
    引退した傭兵が
    1からカフェ店を開いていく
    コージーファンタジー

    サキュバスやノームやエルフなど
    色んな種族が出てきます

    徐々に追加される太文字で書いたメニューや
    時間経過の間をコーヒー豆3つで表すとこも
    癒されます

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    2025年03月14日
  • ピラネージ

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    読みながらラヴクラフトの「クトゥルフ神話」を少し思い出した。
    作品後半でこの幻想的な世界の立ち位置がわかってくる。
    実際ありそうな世界。行ったり来たりしてみたい。

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    2024年10月11日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ・トラヴィス・バルドリー「伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く」(創元推理文庫)を読んだ。主人公を ヴィヴといふ。これが傭兵で珈 琲店を開くのである。それだけの物語と言へば確かにそれだけである。傭兵と珈琲店が似つか はしくないと思へたのだが、それも読んでいるうちに変はつていく。似つかはしくないといふのには理由がある。普通、かういふ小説の傭兵はヨーロッパ中世あたりがモデルだと思ふのだ が、そんな時代に傭兵が喫茶店を開くのかといふことが一つ、 今一つはヴィヴがオークであるといふこと、つまり、この物語世界は他にノーム、エルフ、ドワーフといつた妖精譚にお決まりの登場人物(?)がゐるのみならず、それ以外

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    2024年08月18日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ネタバレ

    202408/表紙とあらすじにひかれ購入。ラットキンとかストーンフェイとか種族等の説明なく当たり前のものとして物語が進み、直近文章中での同一人物の描写も「●●(名前)は~」「▲▲(種族名)は~」と混在しているので、ちょっとわかりにくいかもしれない。

    中盤あたりで訳者あとがきの一ページ目が見えてしまい、ここで初めて主人公が女性だと知った笑!話す口調や種族(オーク)的に男性キャラだと思いこんでた先入観。
    読み返すと、序盤(P24店契約の会話)に「仕事人の女」ってあったけど、意味わかってなかった笑。どうせなら最後(P385)の「ご注文は、ご婦人?」まで伏せてたほうが、インパクトあったのでは。

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    2024年08月14日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ファンタジー好きにはたまらない世界観!
    オーク、ドワーフ、サキュバスなど、ファンタジーの世界にはお馴染みの種族たちが集まって、珈琲店を営んでいくお話。
    それぞれの種族の細かな説明はないので、これらの生き物に馴染みがない人には想像しづらいかもしれない…。
    でも、その辺りの知識がなくても、起業ストーリーとしても、異種族と協力し合うお仕事小説としても楽しめます!

    最初は人付き合いの下手なオークが、どんな風に接客業をやっていくんだろう…と心配しながら読んでいったけれど、だんだんと仲間が集まって、お互いにぎこちなかった初対面の関係から、少しずつ信頼を寄せて、軽口を叩けるような関係にまでなっていく過程が

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    2024年07月16日
  • 伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く

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    ネタバレ

    カフェができるまでのことや、人気が出てくるまで、出て来てからの事件等、丁寧に書かれて面白かったです。珈琲とパンはやっぱり最高です。
    ただ、表紙やあらすじに惹かれて購入して、元傭兵って言われておっさんを思い浮かべたのにオーク、しかも女性って言われてちょっとがっかりしました。おっさん好きなので。また女性の恋人って。。あまり百合好きではないのでその辺が引っかかりました。

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    2024年05月27日
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選

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    SF。短編集。ロボット。AI。
    副題の"AIロボット反乱SF傑作選"の通り、全体的に暗めの作品が並ぶ。
    すべて2000年以降の作品で、だいぶ新しめの作品集。
    メッチャ面白いという作品はなかったが、無難に楽しめる作品揃いだった感じ。
    アレステア・レナルズの作品を読んでみたいと思った。
    日本では翻訳が進んでいない、ンネディ・オコラフォーの作品を読めたことも嬉しい。
    個人的ベスト3は、アレステア・レナルズ「スリープオーバー」、ショーニン・マグワイア「ビロード戦争で残されたいびつなおもちゃたち」、ンネディ・オコラフォー「芸術家のクモ」。

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    2024年01月21日
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選

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    AIおよびロボット達にまつわる短編集。前半が比較的読後感が良いものが多いのに比べ後半は暗い味わいのものが多く、編集の仕方ー!と個人的には思わざるを得ないが、その方がSFの読み物としては良いのかもねとも思う。結局人工知能って不穏だから。
    何処までをAIと捉えるのかという定義は必要かと思うのだけれど、私は人間のように思考しつつも人間の感情を理論で切り捨てられるような思考を容易に持ち得る存在をAIとして描いてくれる話が好きなので、ビックマックの話がもっと読みたいと思ったことでした。
    個性を持つAIの話が好きです。

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    2024年01月02日