原島文世のレビュー一覧
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ネタバレまだ途中ですが、ヴァイオレットがゼイデンに対してすべて打ち明けろというのがどうしても理解できず、先に進もうか決めかねています。国の歴史をかけた反乱に巻き込まれているのに、幼すぎる気がします。
頭が切れる設定ですが大部分はブレナンの日記とミラからの知識に支えられている気がするし、どちらかという勇気があって気が強くて権力にひるまない。その部分が引き立つ主人公だと思いますし、ゼイデンが惚れたのもその部分だと感じました。2人とも貴族、軍人の子供というのも同じですし、似た者同士だったのかと。
頭がよいなら、ゼイデンが革命のため、そして自分を守るために全ては明かせないのも理解できるはずなのに…と思ってしまいます。
主人公を16歳、ゼイデンを20歳の上官とかにして過激なシーンを抑えたらちょうど良いロマンスになったんじゃなかろうか。
ロマンタジーですが、少女漫画的なロマンスの王道が土台という感じがします。
例えるなら、進撃の巨人でエレンとミカサが3話くらいでくっついて巨人をほっぽいてずっとイチャイチャしてるみたいな違和感があります。
翻訳もん?と思うところが引き続き多々ありますが、英語レビューにもそういうことが書いてあったので、もしかしたら原文からそうなのかも?
世界観はとても好きなので結局淡々と読み進めてしまう気はしています。
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ネタバレ面白くなくはないのだけれど、恋愛要素がいい加減軽めで良いかも…翻訳もやはりちょい変だったり、読みづらい部分があるが、一気に読めばなんとかいけると思う。
2巻は上下巻ともにストーリーに展開があるが、色々と??な点も多かった。
・ジャックがベニンに転化していることを知り、ノロンは魂を修復しようと試みていた
→ベインの存在を隠そうとしているのに、魂修復中も通常の生活を送らせていたのが?
・ゼイデンの第二の験
・ベニンに転化するのってベニン側の誰かが何かをして転化するものなのかと思いきや、ゼイデンの回想から想像するに、自身の力を使い切ってそれでも力を得ようとしたとき、自発的にベニンに転化する?
→だとしたら、今対峙しているベニンたちも元々は魔法が使えた験を持つものたちということ?
・割れた結界石が修復できるとかチートだなぁ
・ソレンゲイル母の力、吸引して結界石に送れば週単位が数分単位に縮まるってあり?!
アンダーナに関しては、まぁなんかあるに決まってるよねというかんじだった。
気になる今後の展開だが、何となくヴァイオレットもゼイデンを追って闇堕ちしそう…最終的にはベニンでなくなる方法を見つけそうだけど…
次作はもーちょい恋愛要素とあの場面少なめで、ストーリーを進めてほしいなぁ -
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ネタバレ前巻で死んだはずの兄と会ったヴァイオレット。
愛し合っていると思っていたゼイデンが自分に多くの秘密を持っていることを知ったヴァイオレットは怒ります。
距離を取ろうと思っても心はゼイデンを求め、竜同士の絆もあり長く離れることは出来ません。
そして黄金竜のアンダーナは眠ったまま。
今巻でもヴァイオレットはピンチの連続です。
新任の教官はヴァイオレットを敵視し命を狙います。
秘密を抱えたヴァイオレットは軍の上層部にとっても危険な存在です。狙われるのを怖れて親友や仲間にも真実を言えないヴァイオレット。
それなのに秘密に近付こうとするから読んでいてハラハラします。
軍事大学の訓練で多くの死者を出し、それが当たり前という感覚の物語の世界観にはやはり慣れません。
弱者を淘汰していくことは戦う中では必要なことかもしれませんが、何に向かって戦っていくのか、物語の中ではまだわからないから余計にそう思うのかもしれません。
ヴァイオレットの母がヴァイオレットを騎手科に入れた理由は娘を思ってのことでした。
そのことに少し安心しました。
今回のことも見逃してくれているということなのかしら。
いずれヴァイオレットの家族はそれぞれに戦うことになるのかなあと、その予想が当たらないことを願っています。 -
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決してつまらなかったわけじゃないけど、いろんな種族が出てくる系のハイ・ファンタジーはちょっと苦手なのもあり、期待したほどではなかったかな…。
珈琲と出会って生き方を変える決心をしたというわりに、扱いが雑というか…結局マシンまかせなの?っていう。
手作業でドリップすれば世界観を壊すこともないのに。どうしてもエスプレッソにしたかったのだろうか。
いまいち珈琲への情熱が伝わってこなかったのは残念。
そのかわりシナモンロールやビスコッティはすごく美味しそう。
いい仲間と出会い、彼らやお客様からのアイデアで店をよりよくしていく過程はワクワクした。
ただ恋愛は必要なかったと思う。普通に友情を描いてほしかった。 -
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ネタバレ伝説の傭兵が珈琲屋をはじめるお話・・・と聞いていたんですが、思ってたのと違ったな。現代戦争を生き抜いた渋いおっさんが・・かと思ったらファンタジーだった。凄腕の女オークということですが、文章だけだと女性って結構わからずにずっとピンとこなかった。
まあ周りに助けられほのぼのとした感じが大半なのでのんびりと読めたのはいいですね。ただ、なんだろう?コーヒーのおいしさみたいなものはそんなに雰囲気として伝わってこなかったな・・・なんかほとんど(文章のボリューム割いていたのも)スイーツなものが多くなかったですかね?シナモンロールとかめっちゃ食べたくなったし、そういう感想は散見されますが、コーヒー飲みたくなったは比べると少数なような。 -
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・トラヴィス・バルドリー「伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く」(創元推理文庫)を読んだ。主人公を ヴィヴといふ。これが傭兵で珈 琲店を開くのである。それだけの物語と言へば確かにそれだけである。傭兵と珈琲店が似つか はしくないと思へたのだが、それも読んでいるうちに変はつていく。似つかはしくないといふのには理由がある。普通、かういふ小説の傭兵はヨーロッパ中世あたりがモデルだと思ふのだ が、そんな時代に傭兵が喫茶店を開くのかといふことが一つ、 今一つはヴィヴがオークであるといふこと、つまり、この物語世界は他にノーム、エルフ、ドワーフといつた妖精譚にお決まりの登場人物(?)がゐるのみならず、それ以外にサキュバスとかも出てくる、言はば見事な 妖精譚の世界なのである。しかもオークとは何かと言ふと、分かり易く言へば、「指輪物語」 の敵役であつた。別名ゴブリンである。本作中にゴブリンが出てこないのはオーク=ゴブリン だからであらうが、もしかした らゴブリンでは直ちにその悪役面を見抜かれてしまふからでもあらうか。珈琲店主がゴブリンではイメージが違ふと言はれさうである。そんなわけで私は最後まで楽しく読んだ。基本的に物語は開店準備から開店、そして新装開店となつて終はるだけである。ただし途中で邪魔が入る。傭兵仲間が幸運の石を、珈琲店に繁栄をもたらした石を盗 りに来るのである。ここだけはつまづくが、他につまづきはない。実にスムーズに店は繁盛する。
・読み終はつたところで「訳者 あとがき」を読む。すると1行目から「おなじみの種族がごく 普通に暮らしている世界。女 オークのヴィヴは」(391 頁)とあるではないか。正直なところ驚いた。えつ、ヴィヴは女だつたの? である。この頁 の最後にも「珈琲と本を愛する オークの女性のヴィヴ」(同前)とある。女性のエルフは結 構ゐると思ふのだが、女性の オーク、ゴブリンとなるとどう なのであらう。しかも、訳文の せゐか、私はヴィヴが女性であ ると気づくことはなかつた。ここまでずつと男性だと思つてゐ た。サキュバスのタンドリはいづれ恋人といふ関係になる女性 だと思つてゐた。敢へて言へば、タンドリと同衾する場面 (271頁)も、女同士であるとは思ひもしなかつた。男女でこそ意味があると思つてゐた。 ところがさうではないのであつた。女同士だからこそ同衾できたのであるらしい。作者としてはこのあたりをはつきりさせないでおくことで、私のやうな勘違ひを誘発させたかつたのかも しれない。訳者もその意図を汲んで言葉遣ひを女性的にせずに男性とも思へるやうにしたのかもしれない。傭兵仲間のガリー ナは女性的な話し方(15頁他)である。間違へることはない。これもまたひつかける訳であつたのかもしれない。結局、この物語の主人公ヴィヴが女性であること(を隠してゐること)はオークと関係あるらし い。作者が「意図的に定型をもじっていることに気づくのではないだろうか。」(391 頁)、つまり「指輪物語」の オークがここでは「珈琲と本を愛する」女性となり、それゆゑに珈琲店の店主となつてゐるのである。こんなゴブリン見たことない、正にかういふことである。これなら人間でも良いとい うのは野暮といふものであら う。さういふ妖精世界だからこそ、こんなオークを悪者としない設定も生きるのである。本書には最後に短編「出会い」がついてゐる。これを読んでもヴィ ヴは女性的ではない。しかし最後の、初めてヴィヴが喫茶店に入つた時に言はれた言葉、「ご注文は、ご婦人?」(385 頁)でやつと分かつたのである。いはば、本書は妖精譚の冒 険世界のパロディーといふところであらうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ202408/表紙とあらすじにひかれ購入。ラットキンとかストーンフェイとか種族等の説明なく当たり前のものとして物語が進み、直近文章中での同一人物の描写も「●●(名前)は~」「▲▲(種族名)は~」と混在しているので、ちょっとわかりにくいかもしれない。
中盤あたりで訳者あとがきの一ページ目が見えてしまい、ここで初めて主人公が女性だと知った笑!話す口調や種族(オーク)的に男性キャラだと思いこんでた先入観。
読み返すと、序盤(P24店契約の会話)に「仕事人の女」ってあったけど、意味わかってなかった笑。どうせなら最後(P385)の「ご注文は、ご婦人?」まで伏せてたほうが、インパクトあったのでは。
主人公が男性だと思ってた時も女性だと知ってからも、タンドリとの関係は好みじゃなくて。ラブい描写もいらないし、そこは友情のままがよかったな~。
それと、タイトルは何故「伝説とコーヒー」ではないんだろう?偏見かもだがコーヒーにこだわる人は、カフェラテなどは多少邪道に思ってる節がありそうなんだけど。原題「Legends & Lattes」でLで韻ってこと?
気になったとこもあれど、仲間が増えていくRPG感も楽しめたり、主人公の心境描写にグッときたり、火事のところはこちらもつらくなったり、とにかくフードがおいしそうだし、面白く読めた一冊だった。本当にお店があったら通いたい! -
Posted by ブクログ
ファンタジー好きにはたまらない世界観!
オーク、ドワーフ、サキュバスなど、ファンタジーの世界にはお馴染みの種族たちが集まって、珈琲店を営んでいくお話。
それぞれの種族の細かな説明はないので、これらの生き物に馴染みがない人には想像しづらいかもしれない…。
でも、その辺りの知識がなくても、起業ストーリーとしても、異種族と協力し合うお仕事小説としても楽しめます!
最初は人付き合いの下手なオークが、どんな風に接客業をやっていくんだろう…と心配しながら読んでいったけれど、だんだんと仲間が集まって、お互いにぎこちなかった初対面の関係から、少しずつ信頼を寄せて、軽口を叩けるような関係にまでなっていく過程が微笑ましかった。