廣嶋玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズの短編集!
久々のナルマーンの世界を味わえて最高の1冊
青の王、白の王、赤の王それぞれの様子が伺えてめっちゃ良かった〜!
青の王のあの2人の結末
少し切ない恋模様ではあるけれど、2人にとっての最善の幸せを送ったんだなーって
しかも青の王の純愛さにドキドキしてしまう
白の王は、王様じゃない2人の恋模様
うわっ、2人のなりそめ読めるなんて思っていなかったから嬉しいな
結婚したのは知っているけれど、そっかこんな風に絆されたのかーってニヤニヤしてしまう
赤の王は、王様自ら市井に降り立ち人里の世界を満喫する姿にほっこりする
やはり人間とは違う価値観をお持ちなんだなって
ナルマーン年代記で描かれて -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻で何者かに呪いを送りつけられて昏倒してしまった紅子。兄、禍一の仕業だと考えた善二は銭天堂の臨時店主になる事を願い出る。今回のテーマは「距離感と相手の気持ちと立場を考える」だろうか。「人気ニッキ」の寧音は人気者になりたいわけではなく、孤独になりたいわけではない。適度に人と関わりたいという願いだったし、「怪盗ロールパン」の虎徹は、親友の知也がゲーム機を親に取り上げられて憤慨していたが、親の立場でゲーム依存だった知也の為だったし、虎徹は知也とゲームの距離を取らせた。「ゴネコロネ」は我儘なせりかは呉羽の立場や想いを考えず、呉羽は距離を置くことになった。「ちぐはぐベアと『幸せのお導き』」の航星は赤ん
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Posted by ブクログ
ネタバレ新刊発売と同時に買いに本屋へ走る。
(入学式だったので娘と一緒に)
紅子さんはやはりすごいなと感じる内容。
善二のキャラクターが令和っぽい。
善人なんだけど なんだかモヤモヤすることも。
善意は必ずしも人を幸せにするわけではないし
誰にも幸せになってほしいと思うのはわかるけれど
それを理想論であると分かった上でやるのと
そうでなくて突っ走ってしまうのとは違う。
優しさと傲慢は紙一重。
いっそ禍一のように呪術師だからで割り切る方が味方にしやすいかも。
銭天堂の商品は、裏表があって
うまく使いこなせばいい
使いこなせなかったら それはそれ。
って人生のスパイスを教えてる。
人生は甘い砂糖 -
Posted by ブクログ
恋人のあせびを裏切って姿を消した十郎。
残されたあせびさんの憔悴ぶりが痛ましい。
でも、みんなが彼女を思いやって励ましてくれる。
で、ああなるのねw
うん、そうこなくっちゃね。
今回の敵は、朔ノ宮や月夜君も苦心するほどの相手で、どうなるかとどきどき。勝つとは思っていても、ね。
なので、そんな中、朔ノ宮を正気に戻そうとする月夜君のあの行動にはぶっとんだー。うふふふふ。
玄楽さんが、なかなか豪快で大好きなので、また登場してほしい。
そういえば、あの後、久蔵と初音はいったい?w
もろもろ決着がついた後の津弓のあれにはびっくり。先が楽しみだねー。
ということで、すでに続きが待ち遠しい。