廣嶋玲子のレビュー一覧
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マハーンは見た目だけで ナルマーン王国の王子だということにされてしまった。
シャンは 火を扱う力があったけど それは赤の王が本来もっていたはずの力だった。
サルジーンという狂気の王が現れたり
やっと最後に 死にかけたシャンから 赤の王の力が王に戻る。
マハーンに王は最後の望みを聞く
シャンが生き返ること
もう王座も頭になくなっている。
やっと本来の自分に帰れた。
赤の王が 人間の血に特別も凡庸もない。血は血にすぎない。
というのが なんかいいですね!
マハーンとシャンが 赤いサソリ号に乗せてもらえて ホッとしました。
幸せはここにある!よかったよかった!
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Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った新刊。今回のテーマは「自分は自分。人を妬んだり、貶めたりしてはいけない」というところだろうか。「向こう水」を飲んだ秀哉は強さを求めるばかりに周りが見えなくなってしまった。「ナッシンググミ」の琴美は自分の欠点を克服した途端に、似たような欠点を持つ同級生を貶めた。結果、貶めた智美の欠点を受け継いでしまった。「マスコットマスカット」のふうかは結菜を妬んでいたが、自分らしさを選択した。「プライドフライドポテト」の信二はポテトを食べた事で、人を貶めたり蔑んだりする家族と決別し、自分らしく生きていく決意をした。「チェンジリング」の美晴は過去の栄光にしがみつき、成功したねねを妬んで入れ替わったが、入れ替わった人生でもしあわせになったねねを妬んだ故に、戻れなくなってしまった。「ノベルベル」の喜穂は貶められそうになっていた友達を救った。最後の「ごちソーダ」の昌子は、本人は満足してしているが、昌子らしい料理が失われてしまったようだ。いくつかの話は欠点を克服はしているものの人を妬んだり、貶めたりして逆に自分が痛い目にあっている。欠点すらも自分らしさだったのかも知れない。逆に欠点をそのまま受け入れて、人を貶める行為や人々から離脱した話もある。結局は「自分は自分。妬みや貶める行為は自分に返ってくる」、子供用に言えば「人を羨ましがって意地悪したりするよりも、自分らしさを大切に」であろうか。
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Posted by ブクログ
女の子なのに 男のふりをして 山の奥で鍛冶屋をやる。お父さんは亡くなってしまった。
なんか こんな話し 読んだことがあるなあ!
と思っても ついつい一気読みしてしまいました。
王子の剣に宿った暗い闇の思い
それが王子を別人のように変えてしまう。
それを倒す剣を打ってくれ!
それは 自分が女だと認め 神様からも認められないといけない。
やっと打ったその剣を持って王宮に行くと
邪悪なけんに心を吸い取られた王子は 実は女だった。
剣を打つ人も剣を持つ王子も ありのままの自分を認めないと 邪悪な剣から逃げられない。
女でいい ありのままの自分でいい
この思いが 邪悪な剣を倒す。
面白かったですね!
パチパチパチ! -
Posted by ブクログ
ナルマーン年代記完結!
前巻の白の王からおよそ25年後の物語
過去のあの人やこの人の登場に喜びを隠せない
青の王である君主である少女、白の王に登場する主人公たちタスランとアイシャ、そして白の眷属と赤の眷属であるモーティマ
タスランとアイシャが夫婦でいるなんて情報過多!
そっか、あの2人はこんな未来を歩んだのか!と凄く嬉しくなってしまう
しかもアイシャからの猛アタックなんて〜
2人の幸せを見れて良かったし、この物語上でも重要な扱いでとても良かった
2人の息子くんもまだまだ青臭い青年って感じで、今後も物語が続いて彼の姿を見たいなと思ってしまう
白の王の裏ボス?的な奴は今作でめっちゃ呆気ない!
子供にやられてしまうなんて!笑
そして今作の主人公である赤の髪と瞳を持つ少年のシャンと旧王家の血筋と言われるマハーン
この2人もとても良いキャラをしているなって
でも正直過去の子達の印象が強いのも事実だったり笑
兄弟の絆がとても素敵だった
マハーンが最後に選んだ選択と2人の道
冒険に出てきっと素敵な未来が待ち受けてることだろうなって!
今作のラスボス退治
こちらも前作登場のサルジーン元将軍で現王
悪霊化しててとても恐ろしくておどろおどろしい
ラスボス退治は正直呆気ない印象はあったけれど、とても感動してしまう
そっか、最後には自我が戻り大切な兄弟と言葉を交わせて良かったねって
きっと、きっと、彼の救いになったことだろうって
結構うるうる来てしまった -
Posted by ブクログ
青の王からおよそ50年後?ぐらい先の物語
物語の途中で僅かだが青の王の彼らハルーンやアバンザのことについて伺えて嬉しかった
彼らの人生は船と共にあったんだって
冒険の始まりは1つの緑の石
その石が青年と少女、そして猿小人と呼ばれる小さき種族との旅の幕開け
最初の討伐したエイのような大きな生き物はどんな味なのだろうか
淡白な味なのかなと想像する
旅の途中で王の部隊に攻撃を受け命からがら生き延びる
助けてくれた人達が赤いサソリ号!
そっかぁ、やっぱりおんぼろのまんまなんだ!とふふっと笑ってしまう
青の王の力は本当に凄いんだなって
そして赤いサソリ号には青の王の物語に出てくる魔族のモーティマ
何気に青の王の時代を知ってる登場人物ってモーティマだけなんだな〜と感慨深くなる
物語は進み、主人公のアイシャもそしてタスランも別々の者たちに狙われる
アイシャが攫われている間閉じ込められている場所がもう悲惨すぎると思った
自分の汚物と腐った食べ物にまみれて小さな空間で幾日も…うわぁ私なら精神壊れそう
そしてタスランはタスランで右手を失う……生えてくる奇跡あるかなとか思ったけどそうはいかなかった!
血色の女郎蜘蛛と呼ばれる女性はめっちゃ恐ろしい
好いた男を木乃伊にして愛でるなんて…怖い
というか今作は前作に比べて黒々としていて全体的に怖くて不気味な要素が多い!
私が1番ショックなのは旅してきた猿小人さん
心開いてから皆を守るために命を犠牲にした猿小人さんのこと、私は大好きだー!泣
そして最後に思ったのは、ナルマーン国の王様どうなったのかなぁ?と
破滅の道が見えてる気がするけど、次の作品赤の王に繋がるのだろうか?
白の王の物語は、青の王と違って白の眷属達がほぼ出てこない!
白の王様自身もあまり出てこなかったな
でも、一緒に旅をしていたのかと
前作はドキドキで、今作はハラハラといった印象
何度も命を狙われてヒヤヒヤハラハラしてしまう!
旅する仲間達がまた愛嬌あったり微笑ましく、定期的にグロっ!怖っ!が混じるのがまた味わい深いファンタジー
意外に児童書のファンタジーってほの暗く死の描写やグロ描写が多かったりする印象もある
子供にどうなの?と思ったりするけど、小学生の時めっちゃのめり込んで読んで大人になって買うぐらいだから、そういったインパクトのある作品も大事だろうなと思ったり
できたら小学生の自分にも読ませてあげたい作品 -
Posted by ブクログ
めっちゃ良かった好みで楽しかったー!
読んでて楽しいと思える作品との出会いって本当に嬉しい
魔族×魔法×冒険
幽閉された少女を見つけ2人で脱出し逃走の旅へ!
色鮮やかな冒険劇
2人から3人へ、3人から3人と1匹(?)へ
仲間を増やし冒険が進む
翼船は翼をはためかせ空飛ぶ浮遊船
その動力となる、船を浮かせる工程が描かれていて凄く興味深かった
幸いの虫という登場…虫物?は凄く凄く意地が悪い
あれしろ!こうしろ!と断れないことを理由に沢山のくだらないお願いをする
でも、そのお願いには理由があったけど、その理由を言わず悪役を引き受ける幸いの虫ってめっちゃカッコイイのでは!?っと途中で思い始める
この子がいたからハルーン、ファラ、アバンザは戦い少なく旅をすることが出来たんだよね…
この3人も幸いの虫に唆されて沢山苦労したとは思うけど、幸いの虫にどれだけ助けてもらってたか教えてあげたくなった笑
本当の幸いの虫になり和解したけれど、その時ですら謝罪のみで済ませて、めちゃくちゃ良い子で個人的には好感度高い
ただ見た目が正直受け入れられるでしょうか…子供の顔に虫のような身体?いや怖い
青の王と魔族たちの繋がりやすれ違いの部分は切なくて、でも守ろうとしていた青の王の気持ちは凄く素敵だと感じられた
そしてハルーンとファラの正体
ファラは何かあるとは分かってたけど、まさかのハルーン自身にも隠されていたとは!
出てくる子達みんな個性豊かでとても楽しい作品だった
児童書ということで、ハウルの動く城のようにテンポよく色んな事象が瞬く間に起こり飽きずに読むことができたかなって
そして沢山の青色に出会えるのも素敵な作品だ
空の青海の青、黒混じりの青や明るい青など沢山の青色
仲間と共に困難に立ち向かう王道な展開も大好物で夜勤中あっという間に読み進めてしまった