廣嶋玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ銭天堂の新刊。新しくできた善福書店の二ツ頭善二は敵というわけではなさそうだ。だが、善人過ぎるというか独りよがりな感じがする。紅子が提供した「ご挨拶入れ」の竜馬はまだ幼いからか考えるというより身に付けさせる習慣がなかったようだ。銭天堂の商品で、挨拶が身についた。習慣を身につける手伝いをしたのだろう。「親友交換日記」の怜奈は最初、銭天堂で「フレンドブレンド」を買ったがこれには厄介な人間までもが近づいてくる可能性があって、善福書店で「親友交換日記」と交換した。怜奈が満足しているのならいいかも知れないが、人間関係で人間を見分ける考えを持つチャンスを失ったのだろう。次の「ラブリー爬虫類図鑑」を使ったゆいりは、正常な思考を失って爬虫類以外の事は考えられなくなってしまった。銭天堂の「ほどほどドーナッツ」で平均な思考を取り戻したというところか。「お茶の子さいさい」のすみれは言わずも自分の意志を失ってしまった。最後の「映え映えガイドブック」のつむぎは映え動画に夢中になって正常な思考を失っていた。今回のテーマは「便利なものは使ってもいいが、最後は自分で考えて判断をする」というところだろうか。そして腹を立てた善二の兄の禍一の呪いで、紅子が昏倒。どうなってしまうのか。次巻に期待。