【感想・ネタバレ】はざまの万華鏡写真館のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

廣島玲子さんの新作!
差し込まれた挿画もカラーで綺麗。
必要とする写真を撮ってくれる不思議な写真館。
主が少年リューというのも雰囲気があっていい。
1話目があたたかな感じだったので、そういう雰囲気なのね、と思ったら、そうとばかりはいかないのが廣島玲子さん。
2話目のシャロくんは、きっとそうだと思っていた。
こういう予想が当たるとなんだか嬉しい。
イン氏の話はまったく想像できなかった。
ああいうの大好き。
リューが写真館の主となる経緯が語られる最終話も美しい。ぜひともシリーズ化してほしい。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

ノリにノッている廣嶋玲子さんの新しいシリーズ。
まだ一巻しか出ていないけど、きっとシリーズになるはず。
訪れた人の本当の姿、望んでいる姿を映してくれる写真館。廣嶋さんならではの優しさと暖かさと、少しの毒、闇が混在して、なんともいえない余韻を残してくれる。
早く続きが読みたい。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一軒の写真館、そこでは望んだ写真を撮ってくれる。最初のルリは結婚への気持ちの答えと未来を撮影されたし、双子の姉妹は存在しなかった思い出と未来を撮影された。シャロは大切な人の元へ帰る道を、インは記憶を刻んだ。ロイロは騙してきた女性達の恨み。どの話も時空を超えた撮影だ。最後はリューの誕生秘話。リューが言っていた父親とは、自分の持ち主の事だろうか。廣嶋玲子の新しいシリーズになるのだろうか。

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

大切な人に届ける写真、人生最後の記念撮影、未来や過去の自分、現実ではありえない瞬間…。客が「必要とする」1枚を撮ってくれる写真館。暖かさのなかにもチクっと刺さる毒があったりして、どのお話も面白かった。なかでも、リューが写真館の主になるまでのお話が好き。挿絵も綺麗でした。シリーズ化すると良いなあ。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

4年から。写真館にであった人に、必要としているものの写真を撮るリュー。代わりに、ある大切なものをお代として頂いていく。最終章に大切な設定が書かれているので、次作が楽しみになる。魔石館シリーズよりもキャラクター寄りで、されど落ち着いたキャラクターは少し大人びた4年生からおすすめ。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

廣嶋玲子さんの作品は児童書なのかどうなのか分かりづらいものがあって,手に取るかどうか悩む時がある。この作品も角川つばさ文庫からの単行本なので児童書なのだろう。
しかし内容的には子どもが読んで面白いようには思えない。謎である。

あの世とこの世の間にあるらしい写真館では依頼者の本当に取りたい写真を撮ってくれる代わりに依頼者の大事なものを差し出さなければいけない,と言う話。
「記念写真」
「連写」
「尋ね人」
「ポートレート」
「証明写真」
「カメラ」
「エピローグ」

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2023年12月10日

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