廣嶋玲子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ5巻目。今まで断片的にしか出てこなかった魔石館の主人が姿を現している。人の世に出るべきではない石を、館に招くためだ。「スタウロライト」は困窮したがジャンヌが、家宝と伝えられた石を処分しようとした所に主人が現れているが、先祖達の想いを見せられて所蔵していく事を決意する。「クンツァイト」では色褪せた石ながら、キャロラインを魅了して秘められた演技力を引き出した。結果、キャロラインは破滅してしまった。「スモーキークォーツ」は学校という場所にあり、勇気を出せない子ども達や周辺に力を与えているようだ。多様性が集まる学校という場所は石にとっては最高の場所だろう。それが正でも悪でも。「ガーネット」のア
-
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った新刊。今回のテーマは「自分は自分。人を妬んだり、貶めたりしてはいけない」というところだろうか。「向こう水」を飲んだ秀哉は強さを求めるばかりに周りが見えなくなってしまった。「ナッシンググミ」の琴美は自分の欠点を克服した途端に、似たような欠点を持つ同級生を貶めた。結果、貶めた智美の欠点を受け継いでしまった。「マスコットマスカット」のふうかは結菜を妬んでいたが、自分らしさを選択した。「プライドフライドポテト」の信二はポテトを食べた事で、人を貶めたり蔑んだりする家族と決別し、自分らしく生きていく決意をした。「チェンジリング」の美晴は過去の栄光にしがみつき、成功したねねを妬んで入れ替わったが
-
-
Posted by ブクログ
女の子なのに 男のふりをして 山の奥で鍛冶屋をやる。お父さんは亡くなってしまった。
なんか こんな話し 読んだことがあるなあ!
と思っても ついつい一気読みしてしまいました。
王子の剣に宿った暗い闇の思い
それが王子を別人のように変えてしまう。
それを倒す剣を打ってくれ!
それは 自分が女だと認め 神様からも認められないといけない。
やっと打ったその剣を持って王宮に行くと
邪悪なけんに心を吸い取られた王子は 実は女だった。
剣を打つ人も剣を持つ王子も ありのままの自分を認めないと 邪悪な剣から逃げられない。
女でいい ありのままの自分でいい
この思いが 邪悪な剣を倒す。
面白かったですね!
パ -
Posted by ブクログ
ネタバレ宝石をテーマにしたシリーズ4巻目。この巻では石は人を支えもすれば、良い方にも悪い方にも変えてしまうという話が多い。「ブラッドストーン」では祖父の話に憧れ、話を信じて石を大切にしていたからこそ最後には命が救われ、「ラリマー」では仕事に忙殺されていたマーサを解放して、おおらかな明るい性格へと変えた。「ガーデンクォーツ」は石に依存しすぎて、人格すらも空け渡してしまった。「アレキサンドライト」は屈辱に悩む青年に、実在の皇太后マリアがアレキサンドライトを手渡し、誇りを教える。「インカローズ」は盗人に罰を与える話だとは思うが、よく読むとインカ帝国の末裔達が石を使って帝国の復讐をしている。「サファイア」は愛
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ2作品目。こちらも異国情緒が溢れているが、2巻目はファンタジー性や民俗学性が色濃く出ていると思えば、近代を舞台にして現実と交差している内容だ。ラピスラズリを砕いて描かれた絵を製作者と貴族令嬢、妖精伝説を下敷きにした「琥珀」、神秘的な老人から与えられたトパーズで成功するものの自分を見失ってしまった「トパーズ」、一族の呪いを解いた「翡翠」、推理小説にそのままなりそうな内容の「黒真珠」、そして所有者達の憎しみと哀しみを閉じ込めた「ダイヤモンド」エピローグで魔石館の主人が「石は奥深い。愛しさも憎しみも掻き立てる。石をダメにするのも人間なら、本当の意味で輝かせられるのもまた人間」というのは、本当
-
Posted by ブクログ
ネタバレ銭天堂シリーズの著者の作品。宝石をテーマにしたこのシリーズは異国情緒溢れて読み応えがある。国が特定されていない国もあれば、バグダッド、エジプト、ヴェネチア、インド、最後は日本と語り継がれた宝石達の物語。深く読み解いてみると、宝石を介して人と人との繋がりを考えさせられる。師匠の想いを汲み取れなかった弟子、婚約者に捨てられたエラ、誇りを捨てずに王族を救ったアッバ、双子の姉妹の絆を取り戻したアン、息子を深く思い、祈り続けた母親、両親の不仲を嘆き悩み続けるアーリヤー、同時に悪事を働きながらも相棒を顧みなかったサミール、最後は落ちぶれていく華族令嬢…。互いの想いがすれ違ってしまっていた話が多かったが、や
-
Posted by ブクログ
ナルマーン年代記完結!
前巻の白の王からおよそ25年後の物語
過去のあの人やこの人の登場に喜びを隠せない
青の王である君主である少女、白の王に登場する主人公たちタスランとアイシャ、そして白の眷属と赤の眷属であるモーティマ
タスランとアイシャが夫婦でいるなんて情報過多!
そっか、あの2人はこんな未来を歩んだのか!と凄く嬉しくなってしまう
しかもアイシャからの猛アタックなんて〜
2人の幸せを見れて良かったし、この物語上でも重要な扱いでとても良かった
2人の息子くんもまだまだ青臭い青年って感じで、今後も物語が続いて彼の姿を見たいなと思ってしまう
白の王の裏ボス?的な奴は今作でめっちゃ呆気ない!
子供 -
Posted by ブクログ
青の王からおよそ50年後?ぐらい先の物語
物語の途中で僅かだが青の王の彼らハルーンやアバンザのことについて伺えて嬉しかった
彼らの人生は船と共にあったんだって
冒険の始まりは1つの緑の石
その石が青年と少女、そして猿小人と呼ばれる小さき種族との旅の幕開け
最初の討伐したエイのような大きな生き物はどんな味なのだろうか
淡白な味なのかなと想像する
旅の途中で王の部隊に攻撃を受け命からがら生き延びる
助けてくれた人達が赤いサソリ号!
そっかぁ、やっぱりおんぼろのまんまなんだ!とふふっと笑ってしまう
青の王の力は本当に凄いんだなって
そして赤いサソリ号には青の王の物語に出てくる魔族のモーティマ
何気 -
Posted by ブクログ
めっちゃ良かった好みで楽しかったー!
読んでて楽しいと思える作品との出会いって本当に嬉しい
魔族×魔法×冒険
幽閉された少女を見つけ2人で脱出し逃走の旅へ!
色鮮やかな冒険劇
2人から3人へ、3人から3人と1匹(?)へ
仲間を増やし冒険が進む
翼船は翼をはためかせ空飛ぶ浮遊船
その動力となる、船を浮かせる工程が描かれていて凄く興味深かった
幸いの虫という登場…虫物?は凄く凄く意地が悪い
あれしろ!こうしろ!と断れないことを理由に沢山のくだらないお願いをする
でも、そのお願いには理由があったけど、その理由を言わず悪役を引き受ける幸いの虫ってめっちゃカッコイイのでは!?っと途中で思い始める
この -