廣嶋玲子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ銭天堂番外編という事だが、児童書として安心して読めるダークファンタジー。天獄園は文字通り、天国と地獄の隣り合わせなのだろう。「結びの観覧車」は彷徨える霊だった千紗が晴太と結びついて幸せになった。「マダム・デビーの占いテント」ではさくらが幸せな占い結果の人生を、永遠に繰り返している。己を顧みず、後悔も反省もせずに呑まれた「地獄コースター」「ミッシング・ゴー・ラウンド」、反対に、後悔と反省で現世に戻れた「夜風横丁劇場」、「闇憑きポップコーン」は、反省したかわからないが…。銭天堂もそうだが、人外の力を得た時は相当の自制心と判断力が必要になる。やはり人ならざる存在や力とは、一線を引いて棲み分けるべきなのだろう。児童書なので、自分を見つめ直して、周囲の存在の大切さに気づき、己の力で人生を切り拓いて生きていくべき、というところか。
ちなみによどみちゃんは、着物よりも魔女姿の方が似合っているし、可愛いかも… -
Posted by ブクログ
もう、千吉の弥助大好きっぷりが微笑ましいやらおかしいやら。
弥助を助けたいが故の修行だものだから、強くなりたくてじりじりしちゃうのね。
生まれ変わっても、とにかく全てが弥助のため。
天音、銀音の双子も愛らしい。
王蜜と師匠朔ノ宮のやりとり。特に、朔ノ宮が月夜公といがみ合うきっかけには笑ってしまった。それは、まぁw
子供たちが修行中の弥助と久蔵の酒盛りシーン!
いずれ劣らぬ親ばかぶりだねー。
千吉も双子も、周囲の大人に恵まれていて、やんちゃはしても成長していっている。
彼らの今後が楽しみ。
千吉は、いつか自分の前世を知るかどうかが気がかり。