廣嶋玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よどみの世界は、闇の中にひそむ複雑な人間模様を映し出す鏡のようだ。
主人公よどみの抱える過去や葛藤がじわじわと明かされていく物語は、ただの悪役ではなく一人の人間としての苦悩を伝えてくれる。ダークな舞台設定の中に、彼女の切実な努力や誇りが見え隠れし、読んでいて思わず応援したくなる気持ちになる。怪童を案内役に据えた幻想的な構成が、物語の緊張感を巧みに高めている。一話ごとのエピソードには怖さだけでなく教訓もあり、子どもにはもちろん、大人が読んでも考えさせられる深みがある。イラストもキャラクターの多面性を引き立て、物語に独特の魅力を添えている。 -
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Posted by ブクログ
うぶめという子預かり妖怪の家を壊してしまったために、うぶめの代わりに妖怪の子を預り屋をすることになった少年、弥助。
弥助の育て親であるミステリアスな美青年・千弥。
出てくる妖怪たちも、なんだかかわいい。
妖怪ってこわいけど、「子ども」なら、人間や動物と同じように可愛いもの。
でも、ハサミの付喪神「切子」は、やることがこわいか。寝ている間に髪の毛がなくなったら、えぇぇぇひえぇぇぇ・・・です。
小3息子のために用意したものの、「これすごく面白いからママも読んで」と言われて読みました。
たしかにおもしろい。
読み始めて、「あれ?ルビがふってないぞ?」と気づく。
どうやら、この本はそもそも大人向け -
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Posted by ブクログ
アニメや映画は見たことがあったのですが、原作を読んだことがなかったので1番最初からチャレンジしてみました。
1話完結の短編集なのでやはり読みやすい!
紅子さんはひたすら謎に包まれているけれど、小さい子どもがお客さんになる場合、説明書を読んでね、ではなく口頭で説明をしてくれてたので、悪い人じゃないんだな、と好感を持てました。
あと駄菓子をプレゼントするっていうケースもOKなのは予想外だった。
主人公は子どもばかりではなく社会人やお母さんなど色んな大人も出てくるし、結末の方向性も痛い目を見たり幸せになったり、話によってバラバラ。予測できないところが面白かった♪続きもしっかり読もうと思えた1巻で