銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心の奥底を歩く旅をしているようだった。
それは、これまでの積み重ねを知っているからこその旅だったと思う。
深く深く、どこか遠くへ何かを探しつつ、一人で歩きながらも孤独ではない。
同じ道を行く仲間がいるから。まっすぐな眼差しで。
心に書きとめておきたいいい言葉が沢山あった。
さく君の大人っぽい顔にもびっくりした。
5月4日の愛する能力が自分にはないのではないか?なんてことを書かれている場所があって、声を出して笑ってしまった。
銀色さんの愛は、もっと大きくて、小さな愛ではないから、普通の尺度では測れないから、そう感じられるのかな?
読み終わったあとも、深く深く想いにひたる時間が続いている。幸せなと -
Posted by ブクログ
彼女の本は、18~22歳の時に、つまり、大学生になって一人暮らしをするようになって、バイブルのように繰り返し読んだにもかかわらず、社会人になって部屋が手狭になったとき、全て処分してしまった。その時はもう読まないよな、と思ったのに、今になって、また気になっている。
この本も愛読書になりそう。
挿絵がかわいい。
表現がステキ。
そして、全体に背伸びする感じが好き。
・私たちの力は加速する
・そんなささえになったのです
・暗闇に咲く白い花
・美しい孤独
・今日 私の率直な探求心をほめられた
・私が泣くのは別のこと
・余裕がなくちゃ
・恋をしてしまったとき
これらのペー