銀色夏生のレビュー一覧

  • しゅるーんとした花影 つれづれノート(21)

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    心の奥底を歩く旅をしているようだった。
    それは、これまでの積み重ねを知っているからこその旅だったと思う。
    深く深く、どこか遠くへ何かを探しつつ、一人で歩きながらも孤独ではない。
    同じ道を行く仲間がいるから。まっすぐな眼差しで。
    心に書きとめておきたいいい言葉が沢山あった。
    さく君の大人っぽい顔にもびっくりした。
    5月4日の愛する能力が自分にはないのではないか?なんてことを書かれている場所があって、声を出して笑ってしまった。
    銀色さんの愛は、もっと大きくて、小さな愛ではないから、普通の尺度では測れないから、そう感じられるのかな?
    読み終わったあとも、深く深く想いにひたる時間が続いている。幸せなと

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    2012年03月28日
  • しゅるーんとした花影 つれづれノート(21)

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    今回も読みごたえたっぷり。
    かんちゃん、大学生か~。
    さくもすっかり中学生。
    いろいろ感慨深く、楽しく読んだ。

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    2012年06月11日
  • 詩集 ロマンス

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    2年ぐらい前に読んで、もう一度読み直してみたのですが、やはりいいですね。
    自分は、この人の詩、好きだなーと再確認しました。

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    2012年03月10日
  • 【写真詩集】わかりやすい恋

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    10代の森高千里をモデルにした写真が多く入っていることで有名。モノクロが多くノスタルジック。15ページと103ページの詩が好き。「わかりやすい恋」という詩は「わかりにくい恋です」という1文で終わる。恋とはわかりにくいものだ、とたしかにおもう。

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    2012年03月03日
  • 【写真詩集】君はおりこう みんな知らないけど

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    写真の風景の切り取り方やそれに添えられた詩は、本当に著者ならではの感性だとおもう。「雨の日」の暗い中のひまわりの写真と、64ページの1行の詩がとても好き。

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    2012年02月20日
  • 夕方らせん

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    中1の頃、今は無き地元の三省堂書店でこの本に出会い、私の世界は180度変わった!夢と幻想の世界に一気にもってかれて いまだに戻ってこれてない・・・生まれて初めて買ったハードカバーの単行本だと思う。一体何度読み返しただろう。いつかお墓にもっていくならば、この本にしよう。

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    2012年02月16日
  • カイルの森

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    「カイル。憎しみに対して、戦う武器は憎しみじゃない」主人公カイルの父は言う。愛すること。愛の力。愛するというきもち。きらめいた世界の中で、透明な言葉になって届いてくるそれらを、まっさらな心で受け止めたとき、世界が美しく見えてくる。つらい現実にさらされて傷ついたとき読むと涙が出てくるような優しい物語。

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    2012年02月13日
  • 【写真詩集】これもすべて同じ一日

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    写真とことばの並びが綺麗。「僕たちの言葉は飛行機」の2ページが好き。「太陽の木と星の木」の2ページが印象的。

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    2012年02月04日
  • 詩集 ロマンス

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    高校生の頃暗記するほど読んでいた。
    最近「そして僕は途方に暮れる」を聞いて
    銀色さんの言葉にまた触れたくなりました。

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    2011年12月16日
  • 【写真詩集】君のそばで会おう

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    君のそばで会おう

    ですよ。
    素敵。
    この一冊は恋が多くて、鋭さがあって、ビャドゥ島があって、
    素敵な写真も多くて、中でもお気に入りの一冊。

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    2011年12月04日
  • 【写真詩集】これもすべて同じ一日

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    ネタバレ

    すりきれたFMの
    赤いLEDは下2個点滅

    君が見つけたなにかを
    見えたと思った
    250分の1秒後

    1万光年の川向こうで
    背を向ける君

    君の願いと
    僕の願いと

    銀河は叢雲に覆われ
    最後の月の光に
    一度だけ輝く雫

    写したはずの
    ぼくのフィルムは

    黒く
    濁った

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    2011年11月25日
  • 【写真詩集】わかりやすい恋

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    私が
    銀色夏生ファンになり、写真に興味を持つキッカケになり、
    詩を書くきっかけともなった1冊。
    学生の頃この本に出会い、友達に勧めたら
    違うクラスの話したこともない女子が何人も本を借りに来た、と言う
    伝説の(笑)本です。
    その後私の学年で卒業まで『銀色夏生ブーム』が続きました。

    白かったカバーは今や真っ黒(笑)
    何度も読み返し、何度も買い直そうかと思いましたが
    大事にしている(手垢分の思い出も含め)1冊なのです。

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    2011年11月02日
  • 【写真詩集】君のそばで会おう

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    文章を読まずに写真をぱらぱら見てもよし、
    詩を一つづつ読みながら写真を楽しんでもよし。

    じわじわ良さが来る。

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    2011年10月27日
  • Balance

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    読み終わった後、とてもすきだなあと感じた。銀色夏生さんの本は初めて読んだけれど、けっこう自分にしっくりくるものがある。

    写真と文字とのBalanceがぴったりはまっていて、見開き1ページごとに、素敵で大きな物語だった。

    「未熟な週末」がぐいっとひきこまれた。

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    2011年10月25日
  • ひとりが好きなあなたへ

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    著者が撮った手作り万華鏡の写真と詩のミックス。
    静かなのだけれど情熱的な語り口の詩がとても心を打つ。

    お気に入りの言葉が一杯詰まっている。

    どのくらいひとりがすきか、そして どのくらいあなたがすきか
    を緩急をつけての語り口はさながら音楽のよう。

    万華鏡の写真もとても美しく。

    やさしく美しい 写真詩集です。

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    2011年10月21日
  • ひょうたんから空―ミタカ シリーズ2―

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    出てくる食べ物が、ミタカたちが食べてるとほんと美味しそう。モーモー亭とか、ミタカのモンブランとか。ナミコの家にみんなが集まってくるのが、平凡だけど楽しそう。

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    2011年10月17日
  • ミタカくんと私

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    “ほんわか"って言葉がぴったりの本でした。
    ミタカくんなみたいな、気付くとそばにいてくれる人、私にもいたらな~。

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    2011年10月16日
  • 詩集 散リユク夕べ

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    高校生の時にどっぷりハマった銀色夏生の詩集。普段自分が何気なく感じていたことや、言葉に表せない気持ちをさらっと書いてあってビックリしたのを覚えています(思春期特有のものだと後で気づくのですが)この本は写真やイラストはなく言葉ひとつだけで、余白のとり方も含めて好きです。孤独にそっと寄り添ってくれるような存在。

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    2011年09月29日
  • 詩集 ロマンス

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    高校生のころ、出会って1番最初に買った、銀色夏生さんの本。何度読んだことか。最近はちゃんと読んでないけど、ちらっと見るとあのころの自分やあのひとや出来事を思い出す。。

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    2011年08月13日
  • 好きなままで長く

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    彼女の本は、18~22歳の時に、つまり、大学生になって一人暮らしをするようになって、バイブルのように繰り返し読んだにもかかわらず、社会人になって部屋が手狭になったとき、全て処分してしまった。その時はもう読まないよな、と思ったのに、今になって、また気になっている。

    この本も愛読書になりそう。
    挿絵がかわいい。
    表現がステキ。
    そして、全体に背伸びする感じが好き。

    ・私たちの力は加速する
    ・そんなささえになったのです
    ・暗闇に咲く白い花
    ・美しい孤独
    ・今日 私の率直な探求心をほめられた
    ・私が泣くのは別のこと
    ・余裕がなくちゃ
    ・恋をしてしまったとき

    これらのペー

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    2011年07月08日