銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ銀色夏生さんのエッセイを初めて読んだ。
読後感がすごく心地よくて、たしかに!!と納得した言葉がたくさんあった。
自分の気持ちを言語化することの大切さを感じたし、言語化することでさらに気づけることがあるんじゃないかと感じた。
そして、言語化を手伝ってくれる私じゃない誰かはすごく特別な存在なんだと感じた。
私のまわりにはなぜか一緒に考えてくれる人が多い。そんな素敵なみなさんに、日々感謝を忘れずにいたいな。
そして、私も誰かの気持ちを言語化する、お手伝いが出来たらいいな。
自分の思っていることを誰かにわかってもらえることって大切で、人はやっぱりひとりでは生きていけないな、とも感じました。
ここからは気に入ったページのメモ。めちゃくちゃネタバレ。
(使っている言葉、話し方)
その人が使う言葉は、その人が自分に使うことを許可した言葉。
使いたいと思っている言葉。なので、言葉を聞くだけでその人の価値観が明らかになる。
汚い言葉や下品な言葉を使う人は、自分は汚く下品な言葉がふさわしい人間だと心の奥で認めている人だ。
しゃべり方もそう。その人そのものが表れてる。リズムとか間とか抑揚。ひとりひとり全然違う。
声と声じゃないところの境目みたいなところに何かがある。
話すことの中にいろんな要素を感じながら話すのはおもしろい。
(不満のすみか)
不満は今持っているものの重要さを忘れた時に出てくる。
(外の声が自分の中にあるものを響かせる)
人は自分でうすうす思っていたけど言葉にしていなかったことを外から聞くとハッとする。
人の言葉に安心したり、感動したり、腑に落ちたりするのは、もともと自分の中で無意識にずっと思っていたから。
自分が思っていることを誰か他の人の言葉で聞きたい、誰か他の人の口から聞きたい、誰か他の人の声で聞きたいっていうのはあると思う。
(声のこと)
声は心の奥にあるものを伝えていると思う。
人が人と会話する時、その人の心の奥の本質的なものや状態が声とともに流れ出ている。
仕事で話をする時は、特に気をつけて、誠実さや安定感、平和で穏やかな気持ち、そういう心理状態で話す。それが伝わるということを意識している。
(そこにあらわれる)
会ったあとに心に広がる感情とか気持ちっていうのが、正しくその人との関係をとらえていると私は思う。
(実際に見るってことの貴重さ)
それを見たっていうことがすごく重要なものとして心の中に残ることがあります。手に入れたり近づいたりとかしなくても、実際にそれを見たっていうことがすごいこと。
ものすごく大きなことなんです。
(出来事と感情)
出来事はただそこにあるだけ。
解きほぐしたいのは自分自身の感情。
もやもやの原因をつきとめたい。
解消するまで分け入る
それは外側の現実的な事実とは違うこっち側の問題。
自分が納得するまでぴったりくる感情を探す。
力業で。
ぴったりくる感情をつかむともやもやは解消する。
そうか。
そしてまた現実は動いていく。
するとまた自分の心の中にすっきりしないものが生じる。
またそれを考える。
解消するまで。
なにかひどいことが起こった時は、一瞬だけそれをそのまま感じて、すぐに出口を教えてあげる。帰ろうとしなかったら背中を押すよ。
解釈によって感情はどんどん変化していく。
感情は明晰なまま変化し続ける。 -
Posted by ブクログ
買ってきたものや、冷凍食品を日々多用している私。
たまに手の込んだお料理をするとすごく気分転換になって楽しいのだけれど…続けてが中々出来ず…
そして、小皿にちょっとずつのおかずだったり、彩り豊かなおかず、食に対して丁寧な所がとても素敵だなと感じた。
お味噌汁も具だくさんで美味しそう。
そういえば、最近、私も好きなメーカーの味噌ができた。その味噌汁なら毎日飲みたいと思う。
季節の食べ物を食べる、畑で採れた新鮮な食材を食べる、憧れであり、これからの生活の環境の変化から、実現できるようになろう。
気になった食べ物は付箋を貼ってみました。
また見返したり、自分の食べられる量、疲れない
お料理や食を楽しみたいと感じた。
お皿やカップも気に入ったもので食べたらより一層おいしく感じるし、こちらも憧れる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ銀色さんのつれづれノートは、日常の中に静かに漂う楽しみのひとつ。前にも書いたけど、4月と10月になると、そろそろだなってわくわくしている自分がいる。ずっと読み続けていないと共感しにくい本かもしれないけれど、読み続けている読者にとっては、その時期が来たら本を買って、ゆっくり読むこと自体が生活の一部。自分の人生にすっかり馴染んだ、毎年のルーティーンだ。
今回、銀色さんのYouTubeチャンネルでご本人も驚いていたけれど、写真が真ん中ではなく最初に入っている。製本の都合で急遽そうなったらしい。今までは、楽しみではあるけれど最初はなるべく写真を見ないようにして、ある程度読み進めてから「お楽しみ」として写真を見る、というのが自分の読み方だった。銀色さんもいろいろ考えて、あえて真ん中に配置してくれていたんだろうなと思うから、急に変わったことへの戸惑いもよくわかる。つれづれを読む時のお作法というか、流れが確かにあった。でも今後は真ん中は難しいとのことなので仕方ない。きっとすぐ慣れると思う。
相変わらず面白くて、ハッとする言葉も多い。付箋をすぐ使えるようにしながら、読み進める必要がある本だ。今回は序盤、2025年2月頃の石破政権についての記述で、「日本の政府って国民を助けようとしていないように見える。まるで敵みたい。内側からどんどん壊されていっているような……」という銀色さんの感想が出てくるのだけど、まったくそのとおりだなと思って驚いた。当時の言葉なのに、今、高市政権に代わったタイミングで読むと、銀色さんの言っていることがより身に染みる。高市首相が寝る間も惜しんで国民のために頑張っている姿から、これまでとは違って「国民を助けようとしている」ことが伝わってくるから、さすが銀色さんは鋭いなと思う。
日記なので少し前の時間をたどりながら読むことになるけれど、こうして銀色さんがその時に何を思っていたのかを知るのも、気づきがあっていい。時間差で読むからこそ、つれづれノートは面白いのかもしれない。