銀色夏生のレビュー一覧

  • 【写真詩集】これもすべて同じ一日

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    思い出の中にだけ やさしいあなたがいる
    思い出の中にだけ 伝えなかった言葉がある


    □■□■□■□■□■

    80年代の銀色本は、いい具合に
    心の傷にタバスコをすり込んでくれます。
    苦しいなあ!!

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    2010年09月02日
  • 葉っぱ

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    あの日の僕が正しかったと今でも思えるわけではない。

    けれど間違っていたのだと、そう思う気持ちもなく、日々淡々とすごしている。

    仕事をして、部屋に帰って、食事をして眠る。

    時々は友達と飲みに行ったり、女の子と待ち合わせて、夕食を食べて、

    いろいろな話を聞いて、駅で手を振る。

    ベランダの鉢植えはカラカラになって、枯れた葉が飛ばされてすみっこにつもった。

    Tシャツは色が落ちて文字がかすれのびたけど、やわらかく体になじんでいる。

    環境に適応する能力は人の持つ才能だ。

    僕はもう心が痛みはしない。心は痛まないが、君を思い出す。

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    2010年09月02日
  • ミタカくんと私

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    ゆったりまったりとした雰囲気の中にいろんな事が書いてあって良いです。
    ミタカくんのテンションが好き

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    2010年09月02日
  • 今日、カレーとシチューどっちがいい? つれづれノート(18)

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    私は他の、いろんな人の評価に惑わされることなく、きちんと私の心で物事を見て、考えられるようになりたい。

    実感に基づいていない偽物の言葉を喋らないようにしたい。

    そのためには、色々な経験をして、その都度、深いところまで考えていかないと。
    表面でサラーッと過ぎていく物事、人たち‥まだまだ多いなあ。

    そして、理解したら手放して、次のステップへ。
    終わりにたどり着くことは永遠にないのだとしても。

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    2010年07月26日
  • ミタカくんと私

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    夏になると読み返したくなる本です。毎年読み返しているかも。笑 日常の淡々とした会話がつづられているけどそこが好き。

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    2010年07月18日
  • きれいな水のつめたい流れ つれづれノート(17)

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    ゆううつなときでも自分の中に深くもぐって、辛抱強く、ゆううつが去るのをまつ銀色さんの様子に、励まされました。

    映画「俺たちダンクシューター」
    心温まる、すごくいい映画(byエイジくん)

    映画「トワイライト」
    全体の雰囲気がよくて、妙に変わってる映画。ムード満点の不思議世界。この映画のテーマは「自制心」。

    サントラ
    オープニングのザ・ブラック・ゴースツ「フル・ムーン」
    リンキン・パーク「リーヴ・アウト・オール・レスト」声が好き
    アイアン&ワイン「フライトレス・バード、アメリカン・ウアウス」

    映画「プリシラ」
    オーストラリアの砂漠をバスで旅するドラッグ・クイーンたち。
    その存在が好き。どこ

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    2010年07月18日
  • 詩集 すみわたる夜空のような

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    恋が終わる、恋が始まる。

    そんな時、この感情に言葉をつけるなら?

    それ、知ってる。

    心の声が思わず言ってしまうかのように

    ひとつひとつの詩に、

    その見えない空間に、


    思いが重なる。

    手元において何度でも読みたくなる本です。

    スキです。

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    2010年07月03日
  • 今日、カレーとシチューどっちがいい? つれづれノート(18)

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    発売時期をすっかり忘れていたところ昼休みの書店で見つけて小躍り!
    かんちゃんは大人に、さくも思春期。
    長年読み続ける醍醐味だ。

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    2012年06月11日
  • 世ノ介先生

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    ネタバレ

    【本の内容】
    世ノ介先生は、かわいくて風変わりな口へらずの先生。

    私のところへ遊びにいらしては、いろいろ文句をおっしゃいますが、きっとこころさびしいのでしょう。

    そんな先生をこまらせてやろうと、私たちは考えました。

    はたして、世ノ介先生は、こまることになるのでしょうか。

    恋に関してはどうでしょう。

    笑顔がぽわんとうかぶ、ほのぼのストーリー。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    恥ずかしがり屋の童話の先生、それが世ノ介先生です。

    ずーっと独りで歩いてきた先生の前に、清楚で聡明な女性が登場するのですが、それからの世ノ介先生、どーみてもおかしいんですよね(笑)

    そんなおり、生徒たちに植

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    2011年09月19日
  • 流星の人

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    銀色さんの本を初めてこの作品で読み、また銀色さんの本の中で一番好きかもしれない本です。
    それぞれの詩集やエッセイも、はっとしながら、わくわくしながら読ませて頂いていますが、「流星の人」の中にある物の見方・視点を、どんなときも忘れずにいられたらいいのに、と思います。
    うっかりすると忘れて暴走したりして、しょぼんとなって時間もぽかんと開くとこの本を思い出して、手にとって。私にとってはそんな本です。

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    2010年06月19日
  • かわいいものの本

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    銀色さんのお気に入りについて書かれた本。写真がいっぱいでとても楽しい。「これが好き!」で終わらせず、その物に対するこだわりやツボポイントについて語っている本が好きです。

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    2010年05月22日
  • 【写真詩集】君のそばで会おう

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    「夢の嵐」

    あなたへと手をのばした
    できるだけ近くへ
    この願いが届くように
    私たちは結ばれない恋だった
    それをどうすることもできなかった

          『君のそばで会おう』より

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    2010年05月19日
  • 【写真詩集】あの空は夏の中

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    高校生のころだったか、何度も何度も読んでいた。



    「いけない子」

    私の心は 素直さをなくし
    やさしい人々を見れば見るほど
    間違っていると自分でも分かる方向ばかりへと
    心は進んでいって
    いけない子になっていって
    もう こんなふうになっては
    誰も愛してはくれないだろうと
    強い強い風の中
    ひとりで生きる決意をかためるのでした

          『あの空は夏の中』より

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    2010年05月19日
  • 僕のとてもわがままな奥さん

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    銀色さんの小説が好きです。
    主人公が高尚過ぎなくて、同じ目線で物語を楽しむことができるので。

    今回の小説も例に漏れず、最初から最後まで淡々と楽しむことができました。
    何のドラマもないけれど、だからこその読み応えがありました。

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    2010年05月06日
  • ミタカくんと私

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    ほっこり。この本に出会って10年くらい経つけれど、いつ読んでも癒される。
    こんな日々もいいなーと思える1冊。

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    2010年04月25日
  • カイルの森

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    真っ白な表紙に銀色でタイトルが記されたキレイな本です。
    あっという間に読めてしまうボリュームの中に、素晴らしい物語がありました。
    本当に「いい話」の王道のような展開なのですが、
    たまご王子の登場でシリアスになりすぎず笑いながら読めたこともあって、
    文中には出てこなかったのですが、「笑う」ことの大切さを実感しました。
    今後、改めて読むと、いろんな(再)発見があるかもしれません。
    ずっと読み続けたいと思いながら読み終えてしまった貴重な1冊です。
    裏表紙に書かれていたとおり、「一生の宝物になる物語」になりました。

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    2010年04月02日
  • 【写真詩集】君はおりこう みんな知らないけど

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    あてどなくいわれのない不安に襲われて
    たまらなくなることを想像してみる
    それは底なし沼におちてゆくように
    じわじわともやもやと胸をおしつぶすよう

    あなたが
    そんな気持ちになることがないよう
    あなたを愛することで安心させよう

    人は誰か
    自分をすごく愛してくれる人が
    いるということによって
    不安から
    すこし
    救われるという気がする

    **********

    すごく印象的な作品。
    わたしもすごく好きなひとには
    ひっそり、そうしてあげたいと思う。

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    2010年03月31日
  • 【写真詩集】やがて今も忘れ去られる

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    なんだろう、全部の詩がある友達を連想させてしまって、いちいちうなづいてしまった。

    彼女にプレゼントしようと思う。

    写真がすき。

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    2010年03月14日
  • 【写真詩集】詩集 エイプリル

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    好きな頁に付箋を付けるのだけど、
    結構付箋が多くなった。
    =心に残る言葉が多い。

    自分が求めていることが、言葉として残されることは
    なんて安心するのでしょう。
    もやもやしたものが、ストンと心に落ちる。
    仲間を見つけたかのように錯覚する。
    ひとりではないと、確認するかのような作業。

    出会いに始まって、終わっていく。
    その過程を描写しているかのような一冊。

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    2010年02月03日
  • ひょうたんから空―ミタカ シリーズ2―

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    ミタカくんシリーズの第2弾。
    銀色夏生さんの作品でミタカ君シリーズが一番好きです。
    ミタカ君ののんびりとした性格など本を読んでてなごみます。
    そういう本ってほかにはないと思っています。
    このミタカ君シリーズはぜひいろんな方にも読んでほしいです。

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    2010年01月28日