銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は今、見晴らしのいい高台から、私の人生のすべてを振り返ってみる。ほとんどのことをやってきた。でもただひとつ、やり残したことがある。それは、人を愛すること。私は一人の男性とまっすぐに向かい合って、心から愛し合ったことがまだない、と思う。だから、次はそれに挑戦したい。
15・16巻を飛ばして(と言うより出ているのに気付かなくて)本屋さんで見つけてしまった。買うしかないでしょう・・。「つれづれ」は、ドックイヤーがとても多くなってしまう本で、蛍光ペンでもひこうかな。今回もぐちゃぐちゃになってしまった本。大好きです。
『もし、何を信じていいのかわからなくなったら、これだけを思って。「物ごとは悪いよ -
Posted by ブクログ
これも、昔から買ってるシリーズで・・・とりあえず、最新巻を。
いつも「女性が、自分の力で、ある程度の経済力を持つ」というのは、
ありそで無さそで・・・でもこの方は実践してるんだなぁという、
羨ましいような、でも私にも出来そうな、そんな気持ちになります。
(ていうか、元々男性に養ってもらうとか、そういうのが無い方だから、
そのために努力した、結果だと思います)
(私が言うのも恐れ多いですが・・・)
本当はみんな思ってる、
人に気を遣って言えない、とか、誰々の為にならない、だとか、
真実じゃない、言い訳じみた台詞がこの世には沢山あるってことを、
私に教え続けてくれたシリーズです。
私にとっ -
Posted by ブクログ
6歳の頃に買ってもらった小さくて白い宝物。
落書きのような線で書かれた絵と、文字。
意味が分からないと大人は言うかもしれないけれど、私は、わかった。
『ぼくは、ぼくよりもきみを、きずつけちゃいけないとおもってる』
『ぼくがキヌちゃんをすきなのは、キヌちゃんがぼくをすきだからです。ぼくをすきな人がぼく以外にいるなんて、とてもしあわせです』
そんな気持ちで生きてきて、そんな気持ちになれる恋をさがしてて、でもそれを必要としない人や信じない人もいて。
だから、この本のことはずっと、誰にも話したことがありません。
笑わないで聞いてくれる人がいたら、とてもうれしいのだけど。