あらすじ
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【写真詩集】私たちは進みます、あなたの愛を背にうけて、ふりかえらずに進みます、あなたに愛を返すため。人生は限りなく続く荒野か、希望あふれる海原か、だれかを想うその胸に、やさしくひびく写真詩集。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
写真詩集。
銀色夏生さんは恋愛系の詩が多いが、風景を抒情的に読むのもうまい。
本書の中では、「夕空」に
「この夕空の薄紙を
四角くはいで
手紙を書こう」
なんていう表現があった。
最近読んだ「君はおりこうみんな知らないけど」よりも、詩も写真も素敵なものが多かったように思う。
「君をただひとり この悲しい世界に
取り残されたような気持ちにさせないために」
という詩は、写真のもの悲しさとすごく合っていた。
他には、
「『こんな話、おもしろくないでしょ』
『いいから、続けて』」
というのも、ふたりの関係性とか前後のシーンまで浮かぶようでよかった。
Posted by ブクログ
読み終わりました!
良かった。。
写真も詩も素敵でした(〃ノωノ)
銀色夏生さんの詩集を読み続けていると。。
だんだん会いたくなってしまう…(苦笑)
Posted by ブクログ
だれかを想うその胸に やさしくひびく写真詩集
私たちは進みます あなたの愛を背にうけて ふりかえらずに進みます あなたに愛を返すため- 人生は限りなく続く荒野か 希望あふれる海原か だれかを想うその胸にやさしくひびく写真詩集
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こちらも、理由あって再読。懐かしいね。
Posted by ブクログ
自分を励ますような詩がたくさん盛り込まれている作品。
結局過去未来を気にしたって、しょうがないよね。
表題の「やがて今も忘れ去られる」は、
目の前のことにとらわれすぎていると感じたら、
頭でぼんやり思い出しております・・・
Posted by ブクログ
詩というのは(詩に限らないけれど)、読むタイミングで、ひとつの言葉が胸に響いたり響かなかったりするものだと思う。
読み返したときに、「あのときはこれが好きだったけれど、今はこれが好き」なんて自分自身を振り返ることができるから、何かあるたびに開いてしまう一冊。
Posted by ブクログ
何気なく手に取ってみる。そんな出会いもある。
何気なく書店で本書を手にして、銀色夏生さんの描く(あえて書く、ではなく)言葉に胸倉を掴まれるような想いだった。
でも、それは決して暴力的なものではない。
どう表現したらいいのだろう……ぐっときた。心をぎゅっと掴まれて、それから、その力の暖かさにじんときた。
この本は新古書店に売られていたものだけど、私はこの本をずっと手元に取っておきたいと思う。
手放したら、もう二度と会えなくなってしまいそうだから。
Posted by ブクログ
大丈夫
恐れないで
解決できないことはない
たとえ破綻しても
思いがけない結末でも
どうにかは なっていく
時間はすぎて
どんどんすぎて
どれもがどうにかなっていき
やがてそれも忘れ去られる
やがて今も忘れ去られる
Posted by ブクログ
この好きは
何も望まないから
たぶん強く
守られる
誰かを想う気持ちって多分それだけで優しい。
ただ虚しさだけが残る想いを誰かに向けることはしたくないと思う。
Posted by ブクログ
2006年刊行。僕の読んだ2冊目の銀色夏生詩集。
素敵な写真と、タイトルの付いた詩と、つかない言葉たち。
それぞれが切なく心に響いてきてとても良かった。
Posted by ブクログ
詩集なので、読み終わったという表現はそぐわないように思いますが、行きつ戻りつしながらも、最後まで目を通しました。
常に傍に置いて、写真だけ眺めたり、詩を気が向くままに読んだりしたい、と思えた詩集でした。
Posted by ブクログ
銀色さんの詩集は、中学生時代に愛読しており、初期の作品はほとんど持っている。久しぶりにじっくりとこのタイプの写真詩集を読んだ。当時は、憧れのような視線を向けるばかりだった言葉たちが、いま、すごくリアルに胸に響いてくることに驚いた。表題詩がとても好きです。
Posted by ブクログ
詩集。やばい、かなり好きです。写真に惹かれて購入したんですけど、詩もとてもよかった。上手く気持ちを文字で表現されててすごい、と素直に感動。短い物も長い物も全部素敵でした。切なくて好き。
Posted by ブクログ
切なげなタイトルと表紙写真に惹かれて買いました。ジャケ買いです。(笑)丁度、高校卒業まであと少し、な時に読んだので、別れの詩が多いこの本にとても共感してしまいました‥。切ない。私、本をジャケ買いしたら結構失敗多いんですが、これは買ってよかった。
Posted by ブクログ
分かりやすい。
感情にラベルを貼ってくれる詩。
そういう意味では、分かりやすすぎる。
詩を読みたい気持ちは、どこか遠くに出かけてしまいたい気持ちに似ているから。
だから、深い森のような詩のほうが、僕は好きだ。