あらすじ
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【写真詩集】流星の人よ、こんにちは。私はこれからあなただけにわかる言葉で話します。美しいもの、はかないもの、愛しいものを見つめる、詩人の目。散文と写真で構成されたハートフルな一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
銀色さんの本を初めてこの作品で読み、また銀色さんの本の中で一番好きかもしれない本です。
それぞれの詩集やエッセイも、はっとしながら、わくわくしながら読ませて頂いていますが、「流星の人」の中にある物の見方・視点を、どんなときも忘れずにいられたらいいのに、と思います。
うっかりすると忘れて暴走したりして、しょぼんとなって時間もぽかんと開くとこの本を思い出して、手にとって。私にとってはそんな本です。
Posted by ブクログ
流星の人じみた笑い顔の人って私のことかな、とギクリとした。
詩のような、手紙のような、独白のような。
やはり、銀色夏生さんの「切りぬかれた」言葉と写真は、どこか冷たく突き放すようで、やさしく頼りなくて、好きだなと思う。
自分のどこかにも、同じ欠片があるかのようで。
Posted by ブクログ
銀色さんの「文章」で一番好きなもの。「流星の人」は特定される誰かではなくて、「流星の人」に向けて、大切なものや人のこと、風景のこと、心情のことをつらづらと書き綴られた誰かへのお手紙のような文です。なぜか、その言葉は私がいつか、誰かへ向けた言葉だ、とか、それはいつも胸の中に置いてる言葉だ、とか、共感出来た言葉が多くて、読んだ時は驚いたものです。つまるところ、誰もが一度ならず何度でも思ったり願ったり、支えにしていこうとする言葉の集約なんでしょう。詩じゃなくて、散文的なお手紙。そう思って読んでみると読みやすいんだと思います。
Posted by ブクログ
学生時代に買っていた本。
久々に読んでみた。
この人の本は写真がとてもきれいでそこに淡々とでも心に響く文章がうまく置いてあるから、なんとなく好き。