【感想・ネタバレ】詩集 すみわたる夜空のようなのレビュー

あらすじ

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見上げると、夜の広さ、しんしんと降りそそぐ、夜の深さ――。何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより、すみわたる夜空のような孤独を。片思いをしているすべての人に捧げる詩集。

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愛の詩集。心にすうっと入ってくるものがあり、読んで良かったと思いました。

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2021年04月12日

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詩集。
「希望」、「行く道」、「すみわたる夜空のような」がよかった。


  すみわたる夜空のような
 
  何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより
  すみわたる夜空のような孤独を


これは銀色さんの詩の中でもかなり好きな方かもしれない。
 

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2020年10月07日

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2005年刊行。
3冊目の銀色夏生詩集。
4編目の「抜け殻」でいきなり頭がぶん殴られるような荒々しさを体感して、そのあとはさまざまな人称で書かれる言葉に揺さぶられっぱなし。
短い詩集だけれどもとても濃密。名作。

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2018年09月27日

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「何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより すみわたる夜空のような孤独を」

初めて読んだのは10年近くも前の詩集だけど、今でも時々開いてみる。
とても大切な詩集。

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2015年03月17日

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タイトルと表紙に惹かれて購入。
ひとつひとつの言葉がとても綺麗だなあと思います。
最後の詩を読んだときはちょっとドキッとしました。

個人的には
「雨が好き」「自転車の夜」「想像した以上に」
の3つが好き。

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2012年05月11日

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恋が終わる、恋が始まる。

そんな時、この感情に言葉をつけるなら?

それ、知ってる。

心の声が思わず言ってしまうかのように

ひとつひとつの詩に、

その見えない空間に、


思いが重なる。

手元において何度でも読みたくなる本です。

スキです。

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2010年07月03日

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なにかがあいまいに死んでいくようなつきあいより澄みわたる 夜空のような孤独を
このフレーズは、どうしてもわたしの心に浮かんでしまうし、揺さぶられているような気がするの。

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2009年10月04日

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銀色夏生さんの詩集の中でも、特に好きな一冊です。この方の書かれる詩はとても静かで、穏やかで、突き放すようでいて深く問いかけるような言葉選びが大好きです。

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2009年10月04日

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タイトルと作者の名前に惹かれて買った本。矛盾しているようで納得してしまう文が詰まっていて、読んでいて不思議な気分になりました。明るいようで暗い、悲観的なようで前向きな素敵な詩がいっぱいです。

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2009年10月04日

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何かがあいまいに死んでゆくつきあいより、
すみわたる夜空のような孤独を。

失うことはうつくしいと思えるようになった

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2009年10月04日

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銀色夏生は中高生のときに「ミタカくん」シリーズを読む以来。
恋愛の『あるある!』を集めた詩集。複雑で腹黒い恋愛を美しい「言葉」に乗せて。

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2009年10月04日

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「泡になる」

その想いは泡になる
泡になって
消えてしまう
だから
気にしなくていい
この想いも泡になる
泡になって
消えてしまう
消えてしまうだろう

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2009年10月04日

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本が好きな大人の女の人がいる。
本の投稿から仲良くなって、顔を見たことなければ
声を聞いたこともない。文面でずっと話をしてる。

その人が、本を選んで送る活動を始めて
こっそり活動に課金をして送られてきた本。

それがこの本。

詩集は昔から好きだから、
まさか選書してくれた中に入ってくるとは
思ってもなくて、大喜びで本人に感謝を伝えた。

銀色夏生さんの言葉はどこが私に似ている。

現実の中でなんとも言えないような感情が
湧き上がってきて。
怒ってるのに怒っても仕方ないと分かっていたり、
悲しいのに、こんなことで悲しんじゃいけないって
思っていたり。

そんな、
どの言葉を添えたら正解なのか分からない部分を
上手に分からないまま文にしてくれてる。

その優しさと、突き刺さる言葉は私だと思った。

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2024年07月16日

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今のところ、一番好きな詩集です。
詩はもちろん、カバーもレイアウトも、雰囲気も、
とてもステキです。

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2022年01月21日

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詩、って苦手意識があってあんまり見ないんですけど。
これは、本屋で見つけてふと買ってしまったのよね。

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2009年10月04日

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好き。詩は自由だからこそ不自由な形態だけど彼女はほんとうにこの通信手段を愛して二枚目の舌のように使いこなしているんだと思う。

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2012年06月09日

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実は題名に惹かれて手に取ったとかいう話。優しいような、突き放すような。
彼女は私に何を語り掛けたいの?

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2009年10月04日

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なにかがだんだんしんでいくよような曖昧な付き合いより、
すみわたる夜空のような孤独を

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2009年10月04日

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後半、好きな詩がたくさんありました。
恋愛系のものはあんまりだけど、清々しくなる詩がいくつかあってよかった。

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2021年02月01日

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涼しくなろうと思って、涼しげなタイトルの詩集を読みました。
「今は誰を好きですか」「あの味」「すみわたる夜空のような」が好きです。
写真がある方が好きだな、とも思いますが、文字だけが目に入ってくるのも良いものですね。

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2018年07月22日

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本のタイトルと表紙に惹かれて衝動買い。

詩はまったく読まないので詳しいことは分からないけれど、素直すぎる文章にもう少し捻りがあってもいいなと思う反面、真っすぐで理解しやすいからこそ文を読んですぐに心に沁みるものがあった。

もともと筆者のことは名前の字面を知っている程度だったので男性かと思っていたのだけれど、詩集のなかで静かな文面の中に狂気的な恋愛感情が垣間見えるものもあって、そこで筆者が女性だと気付きました。通りで共感しやすいわけだ(笑)

「泡になる」「あの夜」「ドアをひろくあける」「帰り道」あたりが好き。

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2012年06月12日

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ネタバレ

いつか
人波の中で
目が合ったら笑おうね



真っ白なページに文字だけが載せられているのに、色がたくさん。
淡い恋のかたち。

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2011年10月02日

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全部読み終えて、最後の「すみわたる夜空のような」を読んで、以前にもこの詩集を読んだことを思い出した。

言葉の向こう側に広がる画、真っ白なスケッチブックに、一滴の絵の具を落とすような感覚。
一見、とても静かな綴られ方が好きです。

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2010年12月04日

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いつか
人波の中で
目が合ったら笑おうね

真っ白なページに文字だけが載せられているのに、色がたくさん。
淡い恋のかたち。

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2009年10月04日

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銀色夏生が書いた詩あ集められた本。
短い物から長い物まで
ページ数は少ないが読み応えがあり、手軽に読める作品
本を読むのが嫌いな人でも読める本です。

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2009年10月04日

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「今は誰を好きですか」に、ちょっとせつなく、でもあったかく。「行く道」も素敵。(2007.10.26)

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2009年10月07日

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まさしく、すみわたるような言葉がひっそりとしっかりと、あります。
穏やかに、あぁそうか、と想います。

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2009年10月04日

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初めて銀色さんの本を買いました。詩集ですが、やっぱり恋愛をイメージさせる詩が多いです。私は人生哲学みたいな詩が読みたい。

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2009年10月04日

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新しく発売された、銀色夏生さんの詩集『すみわたる夜空のような』を読んだ。銀色夏生さんの本との出会いは今から15年以上も前。一番最初に手に取って読んだ本は『わかりやすい恋』だった。学生の頃に、大沢誉志幸さんの『そして僕は途方に暮れる』という曲をよく聞いていて、この曲が大好きで、そしてその歌詞を書いたのが銀色夏生さんと知り、発売されている本を片っ端から読破していき・・・今現在私の本棚には銀色さんの本が年月を経て、色々な思い出とともに・・・全て並んでいる。銀色夏生さんの本と村上春樹さんの本は全て所有していないとおちつかない性分らしい。

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2009年10月04日

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