銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ銀色夏生さん
20代の頃から読み始め、詩、つれづれノート、写真集、物語。大好きで夢中になって読んでいた
つれづれノートの新刊が出る度、それはもう嬉しくて大事に大事に読んでいたな、、
でも20年くらいたった時、ちょっと今までの好きな感じじゃなくなり、、それから読むことを止めたんだ
それから10年程経ち、、
古本屋で何気なく懐かしさもあり、購入
つれづれノート25を読んでみた
懐かしさで、涙が出そうになった
私が大好きだった、あの世界観が25は戻ってきている(もしかして、ずっと変わらなかったのかもしれないけれど、、)
静かに綺麗な凛とした、もしくは薄いブルーのような透明感が根底にある
読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ写真も多く、つらつらとたのしく読めた。
瞑想ツアー、というタイトルだけど、銀色さん的にあまり瞑想については深堀りしていない感じ。だけどさらっとしててそれが逆に読み心地がよかった。
気になった箇所
ボロボロのタワン僧院に行ったので、もう部屋の窓からきれいにそこが見えないことを悔しく思わなくなった。あの屋根は黄金ではなくペンキだとわかったから。あの建物は豪華ですごい世界ではないとわかったから(でも違う意味ですごいところもあるのだろうけど。お堂やダライ・ラマ14世の部屋はよかった)。とにかく最初に想像したものとは違って内部を知って勝手な憧れや幻想がなくなったというか。よかった。憧れとはそういう -
Posted by ブクログ
いつもは途中で終えちゃうけど、わりとサクサク読めた。
単調だけど。
※気になった箇所
私はできれば死ぬまでこの家でひとりで暮らしたい。できる限り自分の好きな暮らしぶりでここにいたい。ここにいる限りはリラックスしていられる。それを可能にするためには最低限、体を動かせないといけない。運動能力は高くなくていい。よたよたでも動けば生活できる。それを考えて今から、死ぬまで動かせる体というのを目標に、意識して動こうと思う。くつろいでいる時に変な形でだらんとしていたら、ハッと思い出して姿勢を正す。そうすれば膝や腰を痛める確率が低くなる。
私はよく、失敗した出来事を反省して原因を解明するために自分のどこ -
Posted by ブクログ
エッセイとかってあんまり読まなくなってるんだけど、これだけは年2回なんだかんだ言いながら読み続けてる。おもしろい!てわけではまったくないんだけど、最近は庭仕事の話が多くて興味もないんだけど。なんでかなーと思うけど、ほんとうにどうでもいい話、食べ物でこんなものを買ってみたけどおいしかったとか、こんな失敗をしたとか、毎日行くお風呂の常連さんとこんな会話をしたとか、がけっこういいのかも。
すぐネガティブになって鬱々と考えてしまうという銀色さんが、タイトルのように、暗い気持ちで深刻にならずに、きれいな気分で軽い感情でいよう、と思うところに共感した。まあそう思ってもなかなかそうはできないんだけど。
楽し -
Posted by ブクログ
銀色夏生さんの詩でなく、小説は初めて。
カイルの人間性にも惹かれたけれど、スフレへの恋心を綴る詩も素敵だった。妖精からの質問に答える場面では、" 好きとは何か "から" 愛とは何か "とカイルの心情に沿って変わっているのも微笑ましい。
人はだれでもが、自分でしかありえない。
どんなに近づいても、他の人にはなれない。
だから、のぞきこむ瞳の奥に、
わかりあえると思える何かを見つけた時、
あんなにもうれしいんだね。
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何かを強く感じた瞬間に、
その思いを伝えることが大事だと、
いつもいつも、その時が過ぎてから、思うよ。
この物語で一番好きな詩。
最近 -
Posted by ブクログ
粗食の楽しさ、素晴らしさにに最近気づき始めました。玄米やお漬物(ワタシはキムチしか食べれないですが)でささっとご飯を済ませると、お腹も膨れるし体調も良い気がして、最近は外食が続くと、『外食もめっちゃすきだけど、粗食、粗食を挟ませてくれぇーー!!)ってなります。笑
銀色夏生さんの、こちらは粗食ではない、めっちゃちゃんとした毎日の、ひとりのご飯の写真と、短い説明やエッセイの本なんですが、何が良いかと言うと、手描きの説明文がめっちゃ可愛いんです!!!
料理も美味しそうだし、健康そうだし、銀色夏生という名前もかっこいいのですが、とにかく手描きの文字が最高なので、パラパラとたまに見返します。