銀色夏生のレビュー一覧

  • ひとり、風に吹かれるように つれづれノート(25)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    銀色夏生さん
    20代の頃から読み始め、詩、つれづれノート、写真集、物語。大好きで夢中になって読んでいた
    つれづれノートの新刊が出る度、それはもう嬉しくて大事に大事に読んでいたな、、
    でも20年くらいたった時、ちょっと今までの好きな感じじゃなくなり、、それから読むことを止めたんだ

    それから10年程経ち、、
    古本屋で何気なく懐かしさもあり、購入
    つれづれノート25を読んでみた


    懐かしさで、涙が出そうになった
    私が大好きだった、あの世界観が25は戻ってきている(もしかして、ずっと変わらなかったのかもしれないけれど、、)

    静かに綺麗な凛とした、もしくは薄いブルーのような透明感が根底にある

    0
    2024年03月25日
  • 詩集 ロマンス

    Posted by ブクログ

    すっと心にしみとおるような素直な言葉たちが心地よかった。
    しかし決して印象に残らないというわけではなく、鋭くえぐるような一節がたくさんある。悲しいときに口ずさみたくなる一節をたくさんメモした。


    恋の機微など、他者との関係を念頭に置いた心情を丁寧に紡ぎつつ、自分という主体を見失っていないところに惹かれた。

    0
    2024年03月24日
  • インドの聖地タワンへ瞑想ツアー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    写真も多く、つらつらとたのしく読めた。

    瞑想ツアー、というタイトルだけど、銀色さん的にあまり瞑想については深堀りしていない感じ。だけどさらっとしててそれが逆に読み心地がよかった。

    気になった箇所

    ボロボロのタワン僧院に行ったので、もう部屋の窓からきれいにそこが見えないことを悔しく思わなくなった。あの屋根は黄金ではなくペンキだとわかったから。あの建物は豪華ですごい世界ではないとわかったから(でも違う意味ですごいところもあるのだろうけど。お堂やダライ・ラマ14世の部屋はよかった)。とにかく最初に想像したものとは違って内部を知って勝手な憧れや幻想がなくなったというか。よかった。憧れとはそういう

    0
    2024年03月07日
  • きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート(44)

    Posted by ブクログ

    いつもは途中で終えちゃうけど、わりとサクサク読めた。
    単調だけど。

    ※気になった箇所

    私はできれば死ぬまでこの家でひとりで暮らしたい。できる限り自分の好きな暮らしぶりでここにいたい。ここにいる限りはリラックスしていられる。それを可能にするためには最低限、体を動かせないといけない。運動能力は高くなくていい。よたよたでも動けば生活できる。それを考えて今から、死ぬまで動かせる体というのを目標に、意識して動こうと思う。くつろいでいる時に変な形でだらんとしていたら、ハッと思い出して姿勢を正す。そうすれば膝や腰を痛める確率が低くなる。

    私はよく、失敗した出来事を反省して原因を解明するために自分のどこ

    0
    2024年02月29日
  • 石とまるまる つれづれノート(27)

    Posted by ブクログ

    もっともっと、読んでいたいなぁと思う。なんとなく、持ち歩きに不便だなぁと感じるくらいの分厚さだったけれど気付いたら二日で読み切っちゃった…。

    私は今ちょうど、将来の絡んだ異性関係でぼんやり悩んでいたので、銀色夏生さんとクマちゃんの関係性にとても憧れを抱きました。私もこれから、どうなることやら…

    あ、私と似ていたところ
    「とにかく相手がだれでも、人と会っている時間は楽しく過ごしたいと思う。」ここ

    0
    2024年02月27日
  • ひょうたんから空―ミタカ シリーズ2―

    Posted by ブクログ

    これからも続いていくナミコたちの日常をもっと見ていたかったなあ。ふたりはいつまでもこのままかもしれないし、ちょっと変わってこのまま一緒になるかもしれないって思ったら勝手にきゅんとした。可愛い日常の話。

    ひょうたんって臭くなるの知らなかった。

    0
    2024年02月15日
  • ミタカくんと私

    Posted by ブクログ

    ミタカくんと私たちの、なんの変哲もない普通の日常。その中にある些細な変化だったり、なにも変わらない”いつも”だったり。気が付けばミタカくんたちの毎日の寄り添っている感覚。改めて小説として読むのは不思議な感覚だけど、こういう話も好き。

    0
    2024年02月15日
  • 私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない

    Posted by ブクログ

    そのままの素の自分を認めてあげることって、実はけっこう大事なことかもと思った。世界はすべて成るべくして成っているので、全部大事だとあった。いい言葉だと思う。銀色夏生さんの人生に対する見方がたくさんあって、なんか感性が鋭くて感じがいいなあと思った。

    0
    2024年02月07日
  • へなちょこ探検隊 屋久島へ行ってきました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普通の観光旅行とひと味違い、著者と菊池さんに「有名な観光スポットを見たい」といった思いがなく、テンションもそれほど高くなく、ただひたすらにその日の気分の赴くまま自由に行動しているのがたいへん面白かった。

    0
    2024年02月01日
  • きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート(44)

    Posted by ブクログ

    つれづれノート㊹
    きれいな気分、軽い感情。

    タイトルが心地よい。
    本もやわらかく、カバーもさらさらで気持ちいい。

    何気ない言葉にハッとしたり笑ったり。
    ここのところ、気持ちがざわざわしていたのだけど、つれづれ読んだら大分落ち着いた。

    つれづれノートを読むと、自分の内面を大切にしたくなる。
    私の、年に2回の楽しみ。

    0
    2024年01月22日
  • きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート(44)

    Posted by ブクログ

    大好きな銀色夏生さんのエッセイ。毎日少しずつ、大事に読みました。
    日々の何気ないこととか、仕事しなきゃいけないけどやる気が出ずに…とか、育ててる野菜のこととかを読むのも楽しいし、そうかと思うと、
    暗い反省や妄想をし始めたら、ハッ、ダメ!と思って、きれいな気分、軽い感情。今日考えた明るさと暗さの配分がそのまま明日に適用されるとしたら、明日のために明るいことを考えていたいと思う。
    とか。泣くわ。
    これからも楽しみにしてます。

    0
    2023年12月30日
  • インドの聖地タワンへ瞑想ツアー

    Posted by ブクログ

    銀色夏生さんの物事をとらえる感覚が好きで、エッセイや旅行記をよく読む。インドの聖地タワンはなかなか行けない秘境ということで、幻想的な世界を一緒に旅した気分になった。

    0
    2023年11月26日
  • きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート(44)

    Posted by ブクログ

    エッセイとかってあんまり読まなくなってるんだけど、これだけは年2回なんだかんだ言いながら読み続けてる。おもしろい!てわけではまったくないんだけど、最近は庭仕事の話が多くて興味もないんだけど。なんでかなーと思うけど、ほんとうにどうでもいい話、食べ物でこんなものを買ってみたけどおいしかったとか、こんな失敗をしたとか、毎日行くお風呂の常連さんとこんな会話をしたとか、がけっこういいのかも。
    すぐネガティブになって鬱々と考えてしまうという銀色さんが、タイトルのように、暗い気持ちで深刻にならずに、きれいな気分で軽い感情でいよう、と思うところに共感した。まあそう思ってもなかなかそうはできないんだけど。
    楽し

    0
    2023年11月12日
  • きれいな気分、軽い感情。 つれづれノート(44)

    Posted by ブクログ

    畑で採れた野菜の話や草刈りの話が多かった。私も今日家庭菜園の草取りをしたので、面白く読んだ。冷蔵庫の野菜室に野菜はなく、野菜は畑から採ってくるというのはすごく羨ましい。私も季節が巡って来たら、家庭菜園にナスやミニトマトやきゅうりを植えて育ててうまく収穫したいなと思う。ガーデニングのプランを立てるのは楽しい。ワクワクする。きれいな気分でワクワクすると、重い感情も軽やかになるのかなと思った。

    0
    2023年11月05日
  • 退屈ピカリ つれづれノート(43)

    Posted by ブクログ

    銀色夏生さんの詩的なセンスが好きで、つれづれノートはよく読んでいる。退屈な日常の中にピカリと光るいいことが起こるというのが詩的な表現で素敵だなと思った。「自分なりの快適な毎日を過ごすのがいちばん」というところが一番心に残った。

    0
    2023年09月16日
  • カイルの森

    Posted by ブクログ

    銀色夏生さんの詩でなく、小説は初めて。

    カイルの人間性にも惹かれたけれど、スフレへの恋心を綴る詩も素敵だった。妖精からの質問に答える場面では、" 好きとは何か "から" 愛とは何か "とカイルの心情に沿って変わっているのも微笑ましい。

    人はだれでもが、自分でしかありえない。
    どんなに近づいても、他の人にはなれない。
    だから、のぞきこむ瞳の奥に、
    わかりあえると思える何かを見つけた時、
    あんなにもうれしいんだね。

    何かを強く感じた瞬間に、
    その思いを伝えることが大事だと、
    いつもいつも、その時が過ぎてから、思うよ。

    この物語で一番好きな詩。
    最近

    0
    2023年08月28日
  • 退屈ピカリ つれづれノート(43)

    Posted by ブクログ

    銀色さんの生き方や考え方が大好きで全巻読んでいます。日記風エッセイなので、日常の中に銀色さんの色んな考え方が描かれてて大好きな本です。

    0
    2023年08月15日
  • 退屈ピカリ つれづれノート(43)

    Posted by ブクログ

    変わらず、畑や庭仕事、温泉、将棋観戦の日々。退屈とは言ってるけど毎日楽しそう。セッセやしげちゃんも元気そうで良かった。

    0
    2023年05月17日
  • とにかく あてもなくても このドアを あけようよ

    Posted by ブクログ

    明日のことはあさって考えよう
    夜は等しく幕を下ろす
    着陸しない飛行機のようなところに僕たちはいる
    とにかくあてもなくてもドアをあけていきたい
    自分のやりたいことをやっていた形

    0
    2023年05月15日
  • 60歳 女ひとり、疲れないごはん

    Posted by ブクログ

    粗食の楽しさ、素晴らしさにに最近気づき始めました。玄米やお漬物(ワタシはキムチしか食べれないですが)でささっとご飯を済ませると、お腹も膨れるし体調も良い気がして、最近は外食が続くと、『外食もめっちゃすきだけど、粗食、粗食を挟ませてくれぇーー!!)ってなります。笑

    銀色夏生さんの、こちらは粗食ではない、めっちゃちゃんとした毎日の、ひとりのご飯の写真と、短い説明やエッセイの本なんですが、何が良いかと言うと、手描きの説明文がめっちゃ可愛いんです!!!

    料理も美味しそうだし、健康そうだし、銀色夏生という名前もかっこいいのですが、とにかく手描きの文字が最高なので、パラパラとたまに見返します。

    0
    2023年05月06日