銀色夏生のレビュー一覧

  • 【写真詩集】そしてまた 波音

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    銀色さんの写真と詩が昔から好きだった。
    特別ではない、一瞬の永遠を切り取った写真。

    ”余裕を見せて
    信頼を勝ち取ろう

    バラのアーチは雪模様
    そして
    つま先はいつも希望の場所を指している”

    読むときの状況なんかで、胸に届く言葉は違ってくるのは当然で。
    今回はこの詩が私の胸まで届いた。

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    2012年05月19日
  • 【写真詩集】君のそばで会おう

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    確か小学生の頃に読んだ本。
    今更、読み直してみたくなって実家の本棚からわざわざ送ってもらいました。
    銀色夏生さんの空気が澄んだ感じのする世界観が好きでした。
    小学生の時になんだか恥ずかしくてチラチラ見て確信に触れなかったような気がします。

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    2012年05月17日
  • 銀色ナイフ

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    エッセイ やや辛口

    ふわふわとした切ない詩を書く人とは思えないほど現実派

    その割に可愛い・・・。

    価値観が知り合いに似ていて、とても親近感がわいた。

    また読むと思う。

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    2012年05月22日
  • しゅるーんとした花影 つれづれノート(21)

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    つれづれ最新刊。カーカの短大生としての生活ぶりが知りたかったんだけど…。あまりカーカの様子は伺いしれません。だけど、イベントの写真のカーカはAKBのメンバー並に可愛かった。メイク映えする顔なんかな。さくくんもジャニーズジュニアみたいに大人っぽくなってた。後は表紙の花のデザインとタイトルがあいまって、つれづれじゃないみたい!

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    2012年03月24日
  • こんなに長い幸福の不在

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    高校時代に銀色夏生さんの本はよく読んだのだが、久々に読む。書中には多くの詩と絵が示されている。お気に入りの詩が1、2あるという感じ。中には理解が追いつかないものも。「こんなに長い幸福の不在」は、受験生時代の自分にはよく響いた詩。他にも多くの詩集があり、写真による演出もとても素晴らしいと思う。

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    2011年12月08日
  • 詩集 ロマンス

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    詩人は、独特の言葉で、時代を切り取る。
    だから、時代が違うとその感覚がつかめず、違和感を覚えることがある。
    ただ、その中にも、時代に共通の「普遍」と「不変」を含む言葉が
    大事なことを思い出すきっかけになる。
    まとめると『憧れと 感じる自分に 在る何か 事実悲しい 向き合う詩人』といったところでしょうか?

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    2011年11月24日
  • ひとりが好きなあなたへ

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    ネタバレ

    銀色さんに限らず詩的なものを読むたび
    あ、私こういうのピンとこないのだった、と思い出す。
    でも万華鏡の写真と言葉の交差が
    あとがきにある「それぞれの感情という万華鏡」
    の表現なのかと読んでるうちに実感して面白い。

    「泣いて 叫んで 逃げ出して 狂ったようになりなよ」に
    わあ嬉しいこと言ってくれるなって思って初めて
    自分が狂ったようになりたいんだって分かった。

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    2011年11月10日
  • 宵待歩行

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    ネタバレ

    それは人魚の夢だった
    一度だけ 泡になればすむこと
    一度だけ 夢をみた後に



    銀色夏生の最高傑作ともいえるような詩集。
    パステル調の表紙をめくれば、其処にあるのは言葉だけ。
    他の作品みたいにイラストも、写真も、何にもない。

    だけどその言葉一つひとつが繊細で、色を帯びているから世界が広がる。

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    2011年10月02日
  • 【写真詩集】わかりやすい恋

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    ネタバレ

    あなたにキスをあげましょう
    今さえも嘘とたのしんで
    ささやく人となるように



    どうして忘れられないんだろう。
    どうして忘れたいんだろう。
    あたしの恋への疑問の答えがここに確かに在る。

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    2011年10月02日
  • 詩集 すみわたる夜空のような

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    ネタバレ

    いつか
    人波の中で
    目が合ったら笑おうね



    真っ白なページに文字だけが載せられているのに、色がたくさん。
    淡い恋のかたち。

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    2011年10月02日
  • 【写真詩集】あの空は夏の中

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    ネタバレ

    1つとても好きな詩があって、19歳の時、とっても好きだった人をただ想ってた自分と重なる場面があってどうしようもない気持ちになった。

    あたしの青春♡

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    2011年09月28日
  • 決めないことに決めた つれづれノート(16)

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    恋愛小説に疲れたときに読む本ぱーと2。

    単純にだれかの生活を覗き見するのはたのしい。

    いや、それにしても、さくくんイケメン。

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    2011年09月05日
  • カイルの森

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    悪意ある言葉に打ち勝つ術は…愛。

    優しい言葉が飛び交う物語。
    台詞が大部分を占めている。

    情景描写はほとんどないが、森の木漏れ日や草木の匂いを漠然と感じられる。

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    2011年08月31日
  • 相似と選択 つれづれノート(20)

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    おいてけぼり感ちょっと緩和。
    ビジョンはなんとなく分かるけどそれでっけーな!って
    先ゆき見えなく見学させていただく。
    皆が行けない場所で感じることを銀色さん語で語っているので
    否定される理由もすばらしい価値もあるなあと思う。
    その前提でやってることだから「こうあってほしいのに」ていう否定はあんまり意味がねえのだと思う。

    はーカーカもさくくんもでっけーなー
    さらに銀色さんに似てきたで

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    2011年08月13日
  • セドナへのスピリチュアルな旅

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    グランドキャニオンに行った私は、それに似て、異なるセドナの風景に興味があったので読みました。


    けど、べつになにがなんでもいかなくていーかなー。と思った。


    わたし自身本質のない物事を信じることがあまり好きではないし、そういうのを気にする習慣もないので『パワースポット』『スピリチュアル』というのも眉唾ものに感じてました。


    その疑問をこの本が応えてくれた気がする。手放しでスピリチュアルを褒めてない、ぶっちゃけた感想が書いてあるのがいいと思いました。


    ライトな紀行文として読めば★4つ。旅仲間に恵まれて楽しそうだったので。


    しかし、セドナに行きたくて気になってる人からの評価とすれば★

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    2011年08月03日
  • 相似と選択 つれづれノート(20)

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    うーん、なんか今まででいちばんおもしろくなかったような気が。CD製作とか興味のもてない仕事の話が多かったからかも。もっと日常の話が読みたい。この本のこと、山本文緒さんがツイッターで、「(銀色さんは)まだやっぱり憂鬱になるんだ」っていうようなことを書いていて、それが気になって読んだところもあるんだけど、ほんとにCD製作も終わって最後のほうは、「気が沈む」とばかりあった。そうなんだ。わたしは「気が沈む」とか書いてくれるとなんかみんなそういうことあるよねとか思ってほっとするから、それはいいんだけど。でも、単に更年期障害なんじゃないかな、と思う。

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    2011年09月18日
  • 相似と選択 つれづれノート(20)

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    毎回楽しみにしてる!というよりも、
    なんとなく気になって、という感じに変化しつつある
    最近の「つれづれ」

    自分とは生き方が全く違う作者の、
    子どもたちのこととか
    仕事のこととか
    ハラハラ心配しながら読んでます。

    この自由な感じ、
    ある意味すごいなぁーと思います。
    この方の行く先がどんなふうになっていくのか、
    乗りかかった船(?)
    最後まで見届けたい気分です。

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    2011年07月19日
  • 相似と選択 つれづれノート(20)

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    子育てに関して言えば、銀色さんとさくくんが宮崎に住めば、かんちゃんも自立せざるを得なくなり、さくくんも宮崎で満足、全て解決する気がするが…。

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    2011年07月09日
  • ひとりが好きなあなたへ

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    はじめての銀色夏生。軽い驚きが。詩集ってこんなだったかな?私小説のよう…。これ一冊では判断できませんでした。

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    2011年07月05日
  • 引っ越しと、いぬ つれづれノート(12)

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    ずっと気にはなっていたけど、今まで手にとって開くまではいくんだけど、「うーん」といまいち読みたいという気持ちにならず購入したことなかった。

    たまたまこの本を買うことになり、読み始めてみれば、普通の日記なのに、たんたんとした日常(作家の日常なので普通の人の日常とは違うけど)なのに、最後のページまで読み止らなかった。途中「えーここまで書いていいの?」とひやひやしながらあっという間に読み終わってしまった。チャコちゃんがかわいい。14巻出ているからこれから読みつぶしていくつもり。楽しみが増えた♪

    ただ、ほぼ包み隠さず書かれているのでたまにブラックな表現があり、その気持ちがこちらにも伝染してくる

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    2011年06月11日