銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「つれづれ」シリーズも今年で22巻目。年一回発売なのでかれこれ20年以上のおつきあい。
好きだけど人には勧めない本のひとつだ。エッセイは好き嫌いがあると思うし、近頃は特にスピ系に偏ってたり、作者をベタ褒めするファンの手紙を載せたり、かなりナルシズムな内容になっていた。今回はその批判を受けてか、日常をつらつら書き留めるかつての文体に戻ってきたように思う。
読むと不思議と心が落ち着くのはなぜだろう。変わり者と一緒にいると相手に合わせる必要がないので気楽だったりするのだけど、そんな感覚。共感するところもあるし、違うところはへぇーっておもしろい。銀色一家の今後が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
今回はレコードレーベル立ち上げや物販が失敗に終わり、貯金も底を付き、そのことにかなり落ち込んでいる模様。でもこの時期にお金がなくなったことって、就職活動中であるかんちゃんの寄生願望をストップすることができそうのでかえって良かったのではないか?と老婆心ながらそう思った。かんちゃん、銀色さんを解放してあげて~~(笑)。
銀色さん、絵を描きためているようで、その絵数枚が写真にちらりと出ていた。画集出すのかな。あの絵たちがとても気になる。
ところで、さくくんがとてもキレイな男の子なので、風景と彼の写真で詩集作って欲しいなぁと思いました。容易に撮らせてくれなさそうで至難の業かな。でもあの時期って得難いも