銀色夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スーパーマーケットに行って、
そこで何を見て、何を買ったか、
どんな人に出くわしたか、何を思ったかを
ひたすら書き綴った買い物エッセイ。
(ほんとうにただひたすら!)
“ 今日、注目したのは、あるレジの人の眉毛。不思議なふうにピンと上がって描かれていた。おもしろい。その形にしたいというその気持ち。それが好きという感性。”
大抵の人ならば、なにかを
ふっと感じる瞬間があっても
取り立てて口に出すほどでもなく
つぎの瞬間にはもう、
忘れてしまったりするような
何気ない気付きや淡い感情。
べつになにか結論づけてるわけじゃない。
取り止めもなく書かれた文章のなかに
ちょっと共感したり、くすっと -
ネタバレ 購入済み
落ち着く本
離婚した話が載ってるところに興味を持って読んでみた。でも泣いたり怒ったり大きな感情の動く場面は無く、淡々とした感じで、そりゃそうだよな、これだって日常の一場面だしな、と思った。その後の距離の取り方も丁度いい感じで他人ごとながら何故か安心した。
ただの日記といえばそれまでなのだが、なんとなく最後まで読めて、気分が落ち着く本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレネタバレというか独自解釈です。
間違っているかもしれません。
昔から詩が苦手で克服したいと考え手に取りました。が、一人称と二人称が全く違う詩が、パターン化されているわけでもなく突然入れ替わるのでかなり困惑しました。ちなみに、この著者の作品を読むのは初めてです。一人称二人称のない部分は誰の気持ちなのかわかりづらくて、何度も何度も繰り返して読みました。通してだと最低でも5回は読んだと思います。
内容としては、両想いなのにすれ違ってしまい、お互いに想いを馳せながらひとりの時間というものに向き合う友達以上恋人未満の男女をそれぞれの視点から描いたものだと思います。
p121にある『現実を見よ