銀色夏生のレビュー一覧

  • 決めないことに決めた つれづれノート(16)

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    銀色夏生のエッセイや日記、もう読まなくてもいいかな、なんて最近は思ったこともあったけど、やっぱりおもしろかった。自分の現在の精神的な状態にも関係あるのかしらん。あるいは宮崎が舞台だったころに比べて、都会生活が楽しそうに見えるのかなー(笑)。表参道に住んでて六本木ヒルズに映画を見にいく、とかね。なんだか銀色さんも楽しそうに感じたんだけど。もちろん、なんてことない平凡な日々もたくさんだけど。読むのが楽しくて、毎日読むのが楽しみで、読み終わるのが寂しいと思うほど。わたしが特に好きなのは、気持ちが暗い、とか、なんだかわからないけど気が沈む、とか、失敗だった、とかっていうようなことも書かれているところ。

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    2011年09月18日
  • Balance

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    粒ぞろいの詩集。
    うまいなあと思ったフレーズを一つだけ抜書きしておこう。


     私は、男と女というのは、やはり、基本的には別の生き物だと思っていて、だからこそ別の生き物のくせに言葉が通じたりすることが楽しいと思うのです。    
    (本書「男の人」より)

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    2009年10月04日
  • 食をめぐる旅

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    これおもしろかった。銀色さんと角川文庫の編集者スガハラくんとツツミさん3人のバランスがとてもいい。グルメ本ではなく、これいつもの銀色さんの「挑戦」シリーズですね。次回作期待したいけどやらないだろうなぁ(笑)。

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    2009年10月04日
  • 詩集 すみわたる夜空のような

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    詩、って苦手意識があってあんまり見ないんですけど。
    これは、本屋で見つけてふと買ってしまったのよね。

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    2009年10月04日
  • ミタカくんと私

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    主人公の女の子(ナミコ・高校生)と、ナミコの家に入り浸る幼なじみの「ミタカくん」、それにナミコのちょっと変わった母親、中学生の弟の4人のお話。恋愛小説と書いてあるけど、楽しく読めました。ナミコの母親のキャラが濃くて、読んでてこんな家庭が羨ましかったです。ミタカ君とナミコも幼なじみとして長い付き合いだから、言いたい事も沢山いえる仲が羨ましい。銀色さんは詩が多いけどミタカ君シリーズ凄く大好き!!

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    2009年11月12日
  • 宵待歩行

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    季節の移り変わりにのせた離別・未練がテーマの詩集。
    はぐれてしまったこと、もう2度とより添えないことに気づいたときの
    ぼんやりとした、現実感のない悲しみ。そんなものが押し寄せてくる。
    忘れたくない人がいる人には、共感できる言葉がたくさんあるだろう。
    ただ、内容がはっきりとしておらず個人的な話という印象が強めなので
    「何が言いたいの?」と問いたくなる人も少なくないと思う。

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    2009年10月08日
  • 食をめぐる旅

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    この食めぐり、自分で行きたいと言っていた一流グルメに行っても、それほどおいしそうでもなかったり、少食で食べられなかったりっていうところがすごくおもしろかったー。よくある「おいしかった」ばっかりのグルメレポートとは違って。感想も、よく考えてみたらムースのケーキは好きじゃなかった、とか、おなかいっぱいで苦しくならなかったのがよかった、とか、でもこの半分でいいや、とか。せっかく行ったのに失敗だったり、ってことは現実にはあるし、そこで無理してよかったとか言わないところ、正直なところがいいなあと。銀色さんの、楽しそう!と思ってやってみたらそうでもなかったとか、一度でいいやとかなるところ、わたしも似ている

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    2011年09月18日
  • ひょうたんから空―ミタカ シリーズ2―

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    ミタカくんシリーズ第二弾。ひょうたんっていいなと思う。読んでいて手入れが大変なのは良くわかったが、それとともに魅力も増した。家出中だったパパも帰ってきて、新たにキャラも増えますますにぎやかに。相変わらず淡々とした日常のみをうつしだすが、この雰囲気がとても心地よいのである。二人には展開が特にないが、この本にとってそこはさして問題ないのであろう。

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    2011年07月17日
  • ぶつかり体験記

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    興味はあるけど覗いて見たらやっぱ大嫌い!!! というのが共感です。
    銀色さんにはアンチ自己啓発、アンチ精神世界なスタンスをこれからも貫いてまた体験してきてほしいです。

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    2012年04月19日
  • ミタカくんと私

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    ほのぼのとした内容で癒される。登場人物の細かい設定が見極められず、並子とミタカがいくつなのかが分からず・・・まぁそんなのはおいといて、二人の関係性が良いなと。いつも一緒にいて恋人を超えもはや家族。パパが家出してもひるまないみんなが好きでした。

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    2011年07月17日
  • 食をめぐる旅

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    銀色夏生の本は無条件で購入してます。
    乗ってた南国土佐のすももアイスキャンデーが食べたい!!

    グルメガイドブックではないけど、楽しそうで苦しそう。

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    2009年10月07日
  • 第3の人生の始まり つれづれノート(15)

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    ついに出ました、つれづれノート?!しみじみと共感してしまうところもあり、まったく私にない部分に目からうろこの部分もあり、おもしろおかしく読みました。もうついていく人がついていけばいい、という世界に入って、楽に書いている感じ、読む方としても楽でいいです。子供たちの成長が楽しみになってきてしまいました笑

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    2009年10月07日
  • このワガママな僕たちを

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    手書きの文字による詩がたくさん出てきた。筆文字、色鉛筆の文字、サインペンで書いたような文字など。それだけでもにぎやかなのに、イラストがまたまたいっぱい。
    色々と、たのしめた。
    前半はわからない詩が多かったけど、そういうのはまた後日読み直すときの楽しみになる…

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    2009年10月04日
  • 川のむこう つれづれノート(14)

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    「あー!わかるなぁー。」ってところも たくさんありましたが、
    「銀色さん、ちょっと こわい・・・。」と 思うところも
    多々 ありました。

    それでも やっぱり つれづれノートはおもしろいです。

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    2009年10月07日
  • 銀色夏生の視点

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    色んな人との会話が載っていておもしろい。が、わたしの好きだった頃の銀色夏生は消滅したんだろうなと確信した。だからと言って今嫌いになったというわけではなく、今は今で非常におもしろい人だと思う。えらそうな感じが。そしてあの鋭い感じが。ちびちびした旅本より、こういった本の方がわたし好みだ。表紙の写真も好き。わたしだったらもっと色をいじりますが。

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    2009年10月04日
  • 第3の人生の始まり つれづれノート(15)

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    もう読むのをやめようと思いつつも、出てると知ると読むのをやめられない。私と入れ替わるように(と勝手にシンパシー)上京なさった様子が描かれていて、あーこれはあのあたりかーと思ったりして、都会の生活になじんでいく様子がおもしろかった。でも、六本木とか表参道近辺はごくごくたまにしか行かなかったので、宮崎からいきなりど真ん中に戻って、自分の空間を作り出せるのはすごいなあと思った。年齢とパワーのなせるわざなのかしら。カーカの子育ては本当にたいへんそうだなあと思うけれど、年頃の娘さんがいままでずっとそうだったならいいけど、個室がないっていうのはけっこうつらいんじゃないかと思った。これからもやっぱり読んで行

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    2011年09月03日
  • 第3の人生の始まり つれづれノート(15)

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    なんとなく、もう読むのはやめようと思っていたんだけれど、やっぱり読んだらけっこうおもしろかった。単に日記好きだからかもしれないけど。おなじ「つれづれノート」の昔の「散歩とおやつ」のあたりのわくわくする感じはやっぱりないのだけれど。(それはわたしが変わったからのかも)。最近のは、ちょっと理屈っぽく感じるところがあったり。また体当たり体験みたいに、よくわからないまま断食をさせられる鍼治療に行っているところが、おかしかった。

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    2011年09月18日
  • 空の遠くに つれづれノート(9)

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    素敵な毎日。
    素敵な生き方。
    素敵な銀色夏生。

    タイカレーを作るのがしあわせだったり
    モスバーガーに行ったり
    子供とお風呂にはいったり

    平凡な毎日に
    とりどりの色を添える
    すてきな生活

    人になつかず
    人に冷静で
    自由に生きる
    のは
    むずかしいこと

    さびしさ
    孤独
    責任がつきまとう

    けど、それをしっかりと持って
    自分に正直に生きている
    彼女が素敵だ。

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    2009年10月07日
  • 宵待歩行

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    たまには軽いのもいいですね。意外にいい詩もあります。
    『君がいるからこの世界もまんざらではないと思う』とか…

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    2009年10月04日
  • おでこちゃん

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    中学時代に、でこでこ言われている友達に薦めようと思って買った本。
    絵が入っているんだけど、
    誰もが心の中で描くような絵だと思うのです。
    たまには絵もいいね。

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    2009年10月04日