あらすじ
流れるように店から店へ、おいしいものを求めてさまよいました。みんな何を求めて来るのだろう。ここと他のところとはどう違うのだろう。何を食べても、どこへ行っても興味はつきません。
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Posted by ブクログ
しんなりトリオのぐだぐだ感が面白い。
高い店、人気店だからと言って、
雰囲気にのまれることなく、
口に合わないとか、感想なし、
などなど言いたい放題なのが良かった。
気取った店より入りやすい店、という考えにも親しみがわく。
ツツミ嬢の食通ぶりがすごい。
Posted by ブクログ
日南って五反田の居酒屋くらいしか
自分で行けそうなお店はなかったけど(高すぎて)
それぞれの高級料理店での銀色さんの料理への突っ込みとか
編集者のすがはらさんのぼけとかおやじな言葉とかが
面白くてあっという間に読んだ。
お取り寄せのアイスは美味しそうだったので
さっそく試してみる予定。
Posted by ブクログ
これおもしろかった。銀色さんと角川文庫の編集者スガハラくんとツツミさん3人のバランスがとてもいい。グルメ本ではなく、これいつもの銀色さんの「挑戦」シリーズですね。次回作期待したいけどやらないだろうなぁ(笑)。
Posted by ブクログ
この食めぐり、自分で行きたいと言っていた一流グルメに行っても、それほどおいしそうでもなかったり、少食で食べられなかったりっていうところがすごくおもしろかったー。よくある「おいしかった」ばっかりのグルメレポートとは違って。感想も、よく考えてみたらムースのケーキは好きじゃなかった、とか、おなかいっぱいで苦しくならなかったのがよかった、とか、でもこの半分でいいや、とか。せっかく行ったのに失敗だったり、ってことは現実にはあるし、そこで無理してよかったとか言わないところ、正直なところがいいなあと。銀色さんの、楽しそう!と思ってやってみたらそうでもなかったとか、一度でいいやとかなるところ、わたしも似ているところがあって、なんだかすごくよくわかる気がする。グルメっていうと大食が基本みたいだけれど、少食な人もおいしいものは食べたい。少食のグルメ話があったら読みたい〜。あと、「天のプロデューサー」っていうのの絵がおかしくて、最初に出てきたときはほんとに噴き出した。
Posted by ブクログ
銀色夏生の本は無条件で購入してます。
乗ってた南国土佐のすももアイスキャンデーが食べたい!!
グルメガイドブックではないけど、楽しそうで苦しそう。
Posted by ブクログ
ツツミ嬢が気になる。スガハラさんは「つれづれノート」に確かチラチラ出てきていて、青年というイメージがあったのだけれど、小食なところをみると、もうおじさんなんだろうな。きっと。美味しいものがあるのに、食べられない。っていうのが、私にもよくあるので、気持ちがよくよく伝わってきた。あと、飲みすぎてしまって料理の味がわからなくなるっていうのも。でも、紹介されてもあんまり食べたくならないっていうのは本としていいのかな。まあ、ここにのっているこのお店!ということではなくて、漠然と「やっぱりおいしいものがたべたいな〜」と読後に思ったので、まあ、いいのか。最後のページ?の「行くけどね。機会があれば。行くけどね」っていう手書きのところが笑えた。