遠田潤子のレビュー一覧

  • 雪の鉄樹

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    たらしの家系って…
    どんな家系やねん!
    多少、羨ましくもないではないけど^^;
    努力せんと、家系だけでモテるのなら!笑

    主人公の周り、ココロが壊れてる人ばっかり…自身も含めて。
    おじいちゃんなんか、情が分からんって、サイコパスか?
    ある殺人事件(無理心中)が原因で、自身を含め、周りの皆んな崩れていく…

    しかし、凄い空回りというか、12年もの償いは、何やったんやろ…
    自身が起こしたというより、自身も傷を負った1人とも言えるのに。
    自己解釈やけど、償いやないんやろうな。自分の居場所というか、そういうのを求めてやってた気がする。

    事件とか起こす前に防ぐとしたら、あのおじいちゃんを覚醒させんとあかんのやろな。この人が、トリガーになって色んな人の人生が台無しやもん。
    寺で修行するとかして治らんのかな。本人はする気ないけど、周りが何とかしてやらせるしかないんやろうけど…

    光が見えたような終わり方で少し安心やけど、これを起こしたのは、凄い空回りのお陰かも?
    そういう意味やと理由はともあれ、やった事は正解やったんかな。

    自分がこんな環境で育ったら、どうなってるか…


    …キツい…_| ̄|○

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    2024年01月05日
  • オブリヴィオン

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    妻殺しの罪で服役して、シャバに出てきても、もう何もないって感じ。
    人とかかわりたくない、ひとりで生きていく!そう決心したはずやけど…
    しかし、かかわる人、かかわる人、訳あり過ぎる!
    実兄は、893。
    妹を殺された義兄は、真面目な大学の先生のはずが…
    更にお父ちゃんを待つ隣りの娘。
    自身は、特殊な能力がわざわいして、ギャンブル依存症の父親を…

    やっぱり、変にお金に変えられるような能力とかあると、
     それを利用しようとする人
     嫉妬する人
    色々、絡んでくる。
    自身の希望と関係なく…
    関係ないけど、それが原因で不幸の連鎖…
    こんなんなら、自分の存在自体を否定したくなるな…
    自身は一度、底辺から抜け出して、再起してるんやから、今回も何とか抜け出して欲しいな。
    最後に、良い方向に向かっていきそうな感じで終わってる。
    何とか、そのまま進んで欲しい。




    ポキっ!とはなりませんでした!

    遠田ワールド突き進んで参ります〜
    間に休息を入れながら(^_^)v

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    2023年12月20日
  • 蓮の数式

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    算数障害物(ディスカリキュリア)と無国籍
    二つの原因が絡み合って、27年間果てのない苦しみに縛られてきた透

    結婚して13年 、子を産めなかったと理由だけで、夫と義母から一度も人間として認めてもらえなかった千穂

    あることがきっかけでふたりは出会い、愛を知らない男と愛を忘れてしまった女の逃避行がはじまる

    なぜ命に価値があるのか
    なぜ生は善いことで、死は悪いことなのか
    命の大切さなんて当たり前のことのように言うけど、それを知らないものにとっては当たり前じゃない

    人を殺しながら生き続けた、逃げ続けた暮らしに幸せはおとずれるのか
    蓮のつぼみが朝日の光の下、笑うように、嬉しそうに花弁を開くのだろうか


    初読みの遠田さん
    苦しい、辛い、重い話が多い作家さんみたいだけど好きかも…

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    2023年12月16日
  • 二周目の恋

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    「最悪よりは平凡」島本理生
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    「カーマンライン」一穂ミチ
    「道具屋筋の旅立ち」遠田潤子

    このあたりが特に好きだった!
    色々なmatured kinds of loveで、飽きずにサクサク読めました!

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    2023年12月04日
  • 雪の鉄樹

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    過去をなかなか明かさない物語の展開に歯がゆさは感じるものの、ちょっと思い付かないプロットが素晴らしい植木屋の恋!

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    2023年11月21日
  • 蓮の数式

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    面白かった。
    けど重い、暗い。
    遠田潤子さん、4冊目だけど全部そう。

    重いし、性描写が強いのが苦手。
    ダークすぎて人にお勧めできない。
    そこが無ければなぁ。

    作品は面白いんだけど、
    もう当分、お腹いっぱいです。
    爽やかなの読みたい。

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    2023年11月19日
  • 雨の中の涙のように

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    ネタバレ

    登場する映画を知っていれば、より一層楽しめたと思いますが、わたしが知っていたのは「長七郎江戸日記」と「忠臣蔵」だけでした(笑)。大洲の町並みや、臥龍山荘の景観の美しさも、思い浮かべることができて、第一章は想像とが現実がうまい具合に相まって、景色が流れるように読めたのがよかったです。アイドルの握手会は、見たことなかったので、うすぼんやりとしか想像できませんでしたが。

    どの章にも、登場人物が基本的に、一回なんかしら暗い過去があって、それに捕らわれているんですが、それを昇華して気力を取り戻していくために切っ掛けになった人物が描かれています。ちょっとずつ出てくる過去が繋ぎ合わさって、一人の人物になっていくのが面白かったです。

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    2023年11月05日
  • 雨の中の涙のように

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    202308/謎と映画を絡めつつ、人間と人生を見事に描いた連作短編集。これもまた遠田潤子の恐ろしさ凄さが詰まった名作!第二章の「だし巻きとマックィーンのアランセーター」が何故か一番心に残った。

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    2023年10月25日
  • 冬雷

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    重かったなぁ。閉鎖的でしがらみや伝統が人々をがんじがらめにする。子供もその風習などに飲み込まれていってしまう。とても切ないお話でした。最後は少し希望があるのかな、代助と真琴には自分たちの人生を歩んで欲しい。

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    2023年10月24日
  • あの日のあなた

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    表現力があるので情景が浮かびやすく綺麗な映画のように読めた。
    色々真相が明らかになってさらに手記でも二重三重に同じようなことを書いてるのでくどいと思ってしまった。
    序盤が面白いので残念。
    この人の本はいつも詰め込みすぎな気がする。
    でもイヤミスほど読後感は悪くないし、面白いからもうちょっと他のも読んでみようと思う。

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    2023年10月23日
  • アンチェルの蝶

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    暗い、最初からどことなく暗い。
    なんでこうなるか、救いがない。

    でも止まらなかった。
    先が気になるもんで、なんだかんだで読み続けて、一気に近い感じで終わりました。
    面白いか、面白くないかで言えば面白いんだけど、そうはいえない内容の苦しさ。
    心がじんわりする場面もあるんだよねぇ。

    でも、これは読まんと分からんよねぇ。

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    2023年09月25日
  • 雨の中の涙のように

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    どこかしらで一人の俳優と繋がっている主人公の短編が電車で読むのにちょうど良い長さ。そして、ちょうど雨の日に最終章を読み終えて、なんだかほわっとした。

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    2023年09月09日
  • 雨の中の涙のように

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    八篇からなる連作短編集。各短編の主人公は過去の傷や重いものを背負って生きていてそれに不器用。子供の頃のことや、男女間のこと、仕事などさまざまな環境や生活が描かれている。各短編に共通するのが一人の俳優が何かしら影響を与えていること。それがそれぞれの心を少し軽くしてくれる。知らず知らずのうちに影響を与えていた俳優のこれまでが語られるラストもとてもいい。これまでの遠田作品にはない温かみがありこういう作品をもっと読みたくなった。

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    2023年09月08日
  • 銀花の蔵(新潮文庫)

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    次々と試練がかかる銀花が可哀想だったが
    登場人物全てが可哀想で、でもしっかり生きている
    ドロっとしつつ前向きな話

    面白くて一気読みして
    後半ボロボロ泣いた

    「そう言えば、私ら、お母さんの子やなかったんや」と軽く言うセリフで気持ちが明るくなった

    全く血のつながらない銀花と剛夫婦のおかげで
    この一族と家業は明るい未来へ向かっていく

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    2023年09月06日
  • 雨の中の涙のように

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    各章で映画のシーンや台詞が登場すると、自分の頭の中にあるその映画のシーンが再生されて話を更に盛り上げ、より先を読み進めたいと言う原動力となった。
    文字が映像を引き出し、引き出された映像が文字を補完してくれる1読で2度おいしい小説だ。

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    2023年08月14日
  • 雪の鉄樹

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    『緑陰深きところ』が良かったので他の作品を読んでみたくなった。
    読み始めて、『緑陰深きところ』と構成が同じでがっかりして、テンプレかと思った。
    でも読み始めたからには読み切ろうと思い直してページを捲る。すると、1/3くらいから面白くなって、結果的に一気読みしてしまった。

    内容はかなり突飛というか、なかなか居ない立場の登場人物ばかりに思えたけど、殺人事件や事故や自殺は頻繁に起こるのだから、私の周りで起こっていないだけで世の中には作品の中のようなことが多々起こっているのかもしれない。悲しいことだけど。

    認めることと頼ることはとても大事だと改めて思う。

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    2023年08月11日
  • 銀花の蔵(新潮文庫)

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    面白かった!醤油蔵を継いだ銀花の一代記。家族の再生の物語。ミステリー要素もあり。
    どんな困難でもとにかく健気で前向きな銀花に好感が持てます。

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    2023年06月22日
  • ドライブインまほろば

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    いろんな家族の形があるけれど、今回の話の人間たちは最低で自分勝手な人間と真っ直ぐ生きようとする人間とが描かれており、共感というか、子供たちがまっすぐ生きて欲しいなと、感じました。

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    2023年06月11日
  • ドライブインまほろば

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    義父を殺した小学6年生と妹が奈良の山奥のドライブインに逃げ込む。5才の娘を亡くした女主人がひと夏を一緒に過ごしながらお互いの傷を癒し、10年に一度現れるという生まれ変われる十年池を探す。
    高校生売春、育児放棄、殺人と世にも酷い犯罪が山盛り描かれている。嫌な気持ちになりながらも最後まで読んでしまう。半端な説教話しで終わらせないのが凄い。

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    2023年04月09日
  • アンチェルの蝶

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    ネタバレ

    重い。
    前半は藤太がぐずぐず言っててなかなか進まなかったけど、過去のことが明らかになるにつれて目が離せなくなっていく。
    悲しい話。でも最後はなんとか持ち直す方向で終わって良かった。
    余談だけど、遠田さんの下ネタはエグくて苦手。蓮の数式は冒頭で挫折した。

    [ストーリー]
    藤太の営む居酒屋まつに、秋雄が、いづみの子どもだというほづみを預けて失踪する。3人は仲が良かったが、3人の父親たちが焼死した火事の後、中学卒業をしてから25年疎遠だった。

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    2023年03月24日