小室淑恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
他の本で読んだことがあった話が、単語と登場したためちゃんとインプットされる。「人口ボーナス期」に対する「人口オーナス期」。欧米と違って、労働時間を減らそうにも一筋縄ではいかない日本は、とりあえず、朝方勤務をしっかり残業としてカウントする、というあたりから取り組むのは良いことだと思う(うらやましい)。たぶん、社員に自由度をもたせるという意味はあると思う(始業を早められるフレックスってだけで目新しいものではないけれど、やれるかどうかは会社次第)。公的機関が「働き方改革」と行うのはたしかにインパクトがあるし、それが警察となればさらにインパクトは大きい(愛知県警察)。おもてなしとかサービス精神とか(間
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Posted by ブクログ
ネタバレラクに勝ち続ける働き方とは、
時間効率がよい:時間あたりの生産性が高い、無駄がなくスピーディーである
結果を出す:目標や夢を着実に達成する、誰とでもwin-winの関係になる
持続可能である:10年後、20年後も持続可能、経験を積み重ねられる
働き方のこと
時代の変化で、結果の出し方が変わった
やみくもに暗記したりとかって意味がない、労働時間が効果の大きさに比例する状況はもうない
介護の問題もあるし
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートと時間配分を50:50にしましょう、みたいな話ではない
ワークとライフの相乗効果、つまりワークライフシナジーが重要
ラクに勝ち続ける働き方を身につ -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本企業の働き方改革・女性活躍がなぜ必要か、働き方改革・女性活躍がもらたすメリットを学ぶ上で非常に参考になる一冊。人事系の人にはオススメです。
この本によると、働き方改革の一番良い方法は評価軸を「期間あたり生産性→時間あたり生産性」に切り替える事。これをしない限り、残業・休日労働を無制限にできやすい男性管理職が活躍し続け、それ以外の社員は活躍の可能性が制限されると思う。
※自分用メモ;その他参考になる指標
・夫の家事協力時間が、第二子以降の出生に顕著に影響する。週6時間以上の協力で第二子以降出生率80%
・人間の脳は朝起きてから13時間しか集中力が持たない。それ以降は酒酔い運転と同 -
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ネタバレ印象に残ったことは一人で役職を兼任するということ。組織が1人に頼ることなくチームで動くことを教えてくれる良書である。職場の課題を見える化するために、ワークとライフそれぞれ分けて、チェック表で振り返る。ドリームミーティングをして、社員で目標を共通認識する。連絡はメールで、スケジュールも細かく共有。風通しの良い職場を作ることで、仕事が円滑に進む。問題対応は誰かに任せるのではなく、全員の責任。動けるものが対応する。そのあと原因を究明する。どんどん自己開示をすることによってチームで支えあう雰囲気を作っていく。とにかくほめる。9:1の割合でほめると叱るを使い分ける。上司だけでなく、部下も上司をほめる。特
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Posted by ブクログ
私たちの働き方や労働人口について、今の日本が抱える課題やそれに対する国の政策などのトレンドがしっかり理解出来ます。
なぜ今女性の活躍が必要で、長時間労働を是正しようとしてて、ダイバーシティが叫ばれているのか。
そういったそもそもの部分をしっかりと解説してくれるので、とても説得力があるし、現状に危機感を持ちました。
実際の大手企業のライフワークバランスや女性活躍への取り組み事例もセミナーレポートという形で掲載されており、ダイバーシティなどに取り組んでいる方の生の声を聞けるのは貴重だと感じました。
この本はぜひ経営陣にも読んで欲しいですね。
とは言え、例えまだトップのコミットメントがなかったと -
Posted by ブクログ
以前読んだ小室淑恵さんの「6時に帰るチーム術」という本がとても良くて、会社のオフィスに置いて常に目に留まる様にしている程。
でも何故か他の著書を読んだことがなかったので、何冊か購入してみました。
ライフワークバランスについて書かれた本書ですが、それが求められる背景の説明が分かりやすく、思わず納得してしまいます。
今の日本の社会が抱える課題についても、他国と比べることで危機感を持ち、事象を課題として捉えることが出来ると思います。
また、ライフワークバランスを提唱するだけでなく、その為に取り組むべきことや心構え何かにも触れられていて、とても実践的だと感じました。
会社が変わるのを待つのではな -