小室淑恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とにかく忙しく、日々走り回っているプレイングマネージャー。
私自身、この1年、本当に自分の限界と向き合っていた。
今の業務量からすれば、周囲のスタッフ達に助けを求めるしかないのだが、毎日打ち合わせで飛び回っている間に夕方になり、日中の隙間時間に辛うじて上長とスタッフ達からの質問に答えるのがやっと。メールを読む暇も無く、あっという間に夕方になり、上長とスタッフは定時で上がっていく。。。ああ、今日も話せなかった・・・
もう疲れた、、、週末の休日出勤で取り返そう。。。
そんな中、とあるスタッフが入院したり、また別のスタッフが休んだり・・・
こんな感じで、毎日、発狂しそうになるのを堪えながら、過ごしている。
遅ればせながら、藁を掴む思いでこの本を入手した。趣味の読書をストップして、自分の睡眠時間を削ってでも読もうと気合を入れる。もっと早く読んでおくべきだった。(笑)
とりあえず、行動を変えるために以下からチャレンジ。短期的に見れば、自身のチームは一度大混乱になるだろうが、「今回こそは」思い切ってやるしかない。
・定例的な社内会議に出ない。参加しても予定終了時間になったら「次の予定がある。結果は誰か教えてください。」と切り上げてみる。
・他部署や上長からの依頼に対して、締め切りを交渉する。
・上長に思い切って「これは出来ません」と相談してみる。
・重要な仕事をスタッフに主担当者として任せてみる。任せたら口出ししない。
・いくつかのタスクが遅れることを覚悟のうえ、スタッフに仕事を依頼する時間を作る。
・スタッフに話しかける際、まずはポジティブな言葉から。「○○の件ありがとう」とか「○○のチャットとメール、読んだよ!了解です。」とか。
・自分よりもスタッフの方が優れており、良いアウトプットを作り出してくれると信じる。
・「もう限界です!皆さん本当に助けてください!!!」とお願いする。
絶対にやるしかない。このままだと、来週には倒れてしまうだろうから。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレプレイングマネージャーになる直前で読んだ本。マネージャー3年目で読み返しても納得感や自省につながることが多く、たまに読み返しておきたい。
印象に残ったこと。
★プレイングマネージャーは、8割はマネジメントに徹する。プレイヤー比率を高めると、部下は信頼していないと感じエンゲージメントが下がる、猛烈上司にはついていけないと諦め距離を置かれるという弊害がある。むしろ、マネージャーが充実した生活を送っていることを示すことがメンバーのモチベーションにつながる。
•業務の計画•振り返りは15分単位で。振返りで見積もり誤差を減らせる。
•関係の質がすべての大前提。限られたリソースを活かすのだから、相互信頼に基づく双方向意思疎通が生産性向上の観点で不可欠。
★プレイングマネージャーの落とし穴:プレイヤー比率を高めるとマネージャーとしてメンバーとコミュニケーションが減るため、一方的な指示が増える。しかも、自分のプレーヤーとしての基準で指示を出しやすくなり、酷い場合は忙しい被害者意識で攻撃的にさえなる。結果。メンバーの心理的安全性を木っ端微塵にする。
•マネージャーは、自分の優秀さを証明することよりも、心理的安全性を重視することこそ求められている。プレイヤーを極めるために給料が高いのではない。
★弱みを開示できると、マネージャーの武器になる。そこに心理的安全性を築けるから。
★ミーティング:メンバーを待つ。メンバーは5-6分遅れでマネージャー基準の質のコメントをする。マネージャーの独演会にはしない。
•ポジティブフィードバックを9回したら、1回漸くネガティブフィードバックも可能か。でも、客観的事実にフォーカスし、個人攻撃しない。
★マネージャーが途中経過をチェックするタイミングを予め定める。抜き打ち検査でどうしようもなくなり引き取るような事態を回避するために。
•P113の個人カルテの整理軸は参考になる。
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Posted by ブクログ
心からの応援の意味も含めて星5つ。
私が年次研修で保育園と一般企業で実習し、一番驚いたことが、きちんと休憩時間があること。
普段は、休憩する暇もなく、やらざるをない仕事に追われ、睡眠時間を削って家でも仕事をし、土日も当たり前に出勤。もちろん残業代なし。
そういうものだと頑張ってきたが、やはりそれでいいはずがない。
本を読み、司法も守ってくれないことを知った。韓国の事例も興味深い。
業務量に対する考え方も、図にまとまっていて分かりやすい。給特法をなくすことが業務量削減につながると納得。
また、給特法のある現在の学校でも、様々な工夫で業務量を減らした事例が紹介されており、それもとても参考になった。
働かせ放題の教員の職場環境が改善し、健やかに働き続けられることを切に願う。 -
Posted by ブクログ
先日、(株)ワーク・ライフバランス代表の小室氏のウェブセミナーを視聴した。
もともと私自身が女性と子ども、労働、法律に興味があることもあるが、非常にわかりやすい資料、講義で参加してよかったセミナーだった。
さて、本書はそのセミナーの内容とも一部同一箇所もあるが、共著者パートも読むことで、よりこの問題について知識を広げ、考えられる。
私の勤務先でも、現行部門でも半休が取れるように規則が改正された。
また、男性育休も増えてきている。
が、まだまだ昭和の残り香衰えず・・・・。
特に非現業だと、残業しなければ終わらない、時短、短日数勤務でも仕事量はあまり変わらない。
でも締め切りは一緒、残業は保育園のお迎えがあるからできない。
加えて、ノーワークノーペイの原則に則り、給与はおよそ8割。
忙しさも負担も大きいのに、給与は低い。
当たり前?当たり前なのか?この働き方が?
なぜこの大変さを男性は負担しないのだろう?
女性上司は大変な時代を生きてきた。
尊敬はするけれど、仕事のキャリアor子供なんて。
男性は結婚して子供ができても出世した、ができるのに。
職場に負担をかけてしまうのはわかる。
でも、その負担は、本当に必要な負担か?
頭をたくさんの想いが駆け巡る。
男性育休の義務化は、妻の側からは邪魔な人間が増えるだけ、だから反対だという意見もあるだろう。
そこはやはり男性自身が変わらなくては。
仕事のこととなるとプロジェクトとして頑張れるのに、家庭のことは、担当者はお前一人だ、俺は上司だ、手を貸さない、なんてなっていたらおかしいでしょう?
そして母親含め、周囲の大人も、男の子は何にもしなくていい、という育児方針は改めるべきだろう。
大変さに男女差はない。
互いに一つのチームとして育児はこなしていくべきだ。
上司のマネジメント力の向上ということも育休がもたらす恩恵の一つらしい。
そうなれば、男性自身にとっても、働きやすい環境となる。
性別や、育児の有無で社会のあらゆる人が分断されたりしないように。
そのために今、自分ができることを、少しずつ始めよう。継続していこう。 -
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プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術
著:小室 淑恵
チームを変えるキーパーソンはプレイングマネジャーである。そのプレイングマネジャーは「頑張らないこと」が大切。
第一に「マネジャーである自分が頑張らなければ」という意識を捨てる。過剰に背負っている「責任感」や「プライド」を肩から下して、気持ちを楽にする必要がある。
素直にメンバーに助けを求め、メンバーを信じて仕事を任せる。人間は誰しも、チームへの貢献欲求をもっている。それを信じることが、メンバーの力を引き出して、健全なチームワークを生み出す出発点である。
本書の構成は以下の6章から成る。
①「8割マネジメント」の働き方
②「関係の質」がすべて
③「働き方改革」のキックオフ
④「働き方」を可視化する
⑤チームの「生産性」を高める
⑥「働き方」を劇的に変える
バランスと順序・段取りが非常に大切。
やみくもに「責任感」と「プライド」を肩から下して、メンバーに仕事を任せてもうまくはいかない。順序が大切であるも一定の時間的制約も求められる。その中でいかに早く効率的に結果を出しながらチームをマネジメントするかが今の自分に求められており、その答えを組み上げる上で非常に役立つ一冊となった。
焦る気持ちを抑えるブレーキな役目としても本書はつかえる。
大切なのはチーム間における関係の質。出来上がってからでは遅すぎるので適正を見ながら大きな道筋を提示し、あとは任せながら関係の質を高めることを気を付けておこないたい。
本書を読み進めるにしたがってうまくいっているイメージ以外見えていない。明確に成功のイメージを持ちつつ、油断せずに柔軟に組み上げていきたい。 -
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働き方改革を進めていくために、分かりやすく「残業ゼロ」をお題目に掲げ、プレイングマネージャーが率先して行動していくために参考になる本。実際に目指す目標は「残業ゼロ」ではなく、社員が仕事でもそれ以外でも生き生きとしていられるという主張に納得。タイトルの「残業ゼロ」はキャッチーなキーワードとして持ってきたのかも。弱さを見せあ合える組織が強いって(そんなタイトルの本なかったけ?)いうのは、『日本再興戦略』にあったリーダー2.0にも通じるのかもしれない。あとからふと思ったこと。日本人はこんなふうなちょっとした工夫でキチキチに詰めて作業を効率化する方法を考え出すのが得意だけれど、他の国ではそんな細かい点を突いた工夫でなんとかするなんてことはしていないんじゃないかと勝手なイメージで想像。多分、日本とは根本的に異なった考え方に立脚していたり、異なったアプローチを採ったりてしているのではないか。もしあるとするならば、それがどんなものか知りたい。それは日本にはなじまないものなのか?