小室淑恵のレビュー一覧
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とにかく忙しく、日々走り回っているプレイングマネージャー。
私自身、この1年、本当に自分の限界と向き合っていた。
今の業務量からすれば、周囲のスタッフ達に助けを求めるしかないのだが、毎日打ち合わせで飛び回っている間に夕方になり、日中の隙間時間に辛うじて上長とスタッフ達からの質問に答えるのがやっと。メールを読む暇も無く、あっという間に夕方になり、上長とスタッフは定時で上がっていく。。。ああ、今日も話せなかった・・・
もう疲れた、、、週末の休日出勤で取り返そう。。。
そんな中、とあるスタッフが入院したり、また別のスタッフが休んだり・・・
こんな感じで、毎日、発狂しそうになるのを堪えながら、過ごして -
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ネタバレプレイングマネージャーになる直前で読んだ本。マネージャー3年目で読み返しても納得感や自省につながることが多く、たまに読み返しておきたい。
印象に残ったこと。
★プレイングマネージャーは、8割はマネジメントに徹する。プレイヤー比率を高めると、部下は信頼していないと感じエンゲージメントが下がる、猛烈上司にはついていけないと諦め距離を置かれるという弊害がある。むしろ、マネージャーが充実した生活を送っていることを示すことがメンバーのモチベーションにつながる。
•業務の計画•振り返りは15分単位で。振返りで見積もり誤差を減らせる。
•関係の質がすべての大前提。限られたリソースを活かすのだから、相互信頼 -
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心からの応援の意味も含めて星5つ。
私が年次研修で保育園と一般企業で実習し、一番驚いたことが、きちんと休憩時間があること。
普段は、休憩する暇もなく、やらざるをない仕事に追われ、睡眠時間を削って家でも仕事をし、土日も当たり前に出勤。もちろん残業代なし。
そういうものだと頑張ってきたが、やはりそれでいいはずがない。
本を読み、司法も守ってくれないことを知った。韓国の事例も興味深い。
業務量に対する考え方も、図にまとまっていて分かりやすい。給特法をなくすことが業務量削減につながると納得。
また、給特法のある現在の学校でも、様々な工夫で業務量を減らした事例が紹介されており、それもとても参考になっ -
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先日、(株)ワーク・ライフバランス代表の小室氏のウェブセミナーを視聴した。
もともと私自身が女性と子ども、労働、法律に興味があることもあるが、非常にわかりやすい資料、講義で参加してよかったセミナーだった。
さて、本書はそのセミナーの内容とも一部同一箇所もあるが、共著者パートも読むことで、よりこの問題について知識を広げ、考えられる。
私の勤務先でも、現行部門でも半休が取れるように規則が改正された。
また、男性育休も増えてきている。
が、まだまだ昭和の残り香衰えず・・・・。
特に非現業だと、残業しなければ終わらない、時短、短日数勤務でも仕事量はあまり変わらない。
でも締め切りは一緒、残業は保育園 -
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プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術
著:小室 淑恵
チームを変えるキーパーソンはプレイングマネジャーである。そのプレイングマネジャーは「頑張らないこと」が大切。
第一に「マネジャーである自分が頑張らなければ」という意識を捨てる。過剰に背負っている「責任感」や「プライド」を肩から下して、気持ちを楽にする必要がある。
素直にメンバーに助けを求め、メンバーを信じて仕事を任せる。人間は誰しも、チームへの貢献欲求をもっている。それを信じることが、メンバーの力を引き出して、健全なチームワークを生み出す出発点である。
本書の構成は以下の6章から成る。
①「8割マネジメント」の働き方
②「関係の質 -
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働き方改革を進めていくために、分かりやすく「残業ゼロ」をお題目に掲げ、プレイングマネージャーが率先して行動していくために参考になる本。実際に目指す目標は「残業ゼロ」ではなく、社員が仕事でもそれ以外でも生き生きとしていられるという主張に納得。タイトルの「残業ゼロ」はキャッチーなキーワードとして持ってきたのかも。弱さを見せあ合える組織が強いって(そんなタイトルの本なかったけ?)いうのは、『日本再興戦略』にあったリーダー2.0にも通じるのかもしれない。あとからふと思ったこと。日本人はこんなふうなちょっとした工夫でキチキチに詰めて作業を効率化する方法を考え出すのが得意だけれど、他の国ではそんな細かい点