あらすじ
「仕事もプライベートも両方楽しみたい」という人は、年々増えてきています。ただ、制度はあっても気持ちがついていかなかったり、ロールモデルが少ないのでイメージがわかなかったり……。悩みはあると思いますが、そろそろ周囲のせいにするのはやめて、自分自身で理想のワークライフバランスをつくってみませんか? ワークライフバランスのプロ、小室淑恵さんがご自身の経験から意識の変え方、実践方法まで大公開!
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Posted by ブクログ
わかりやすくて、とても面白かった!ワークライフバランスを導入することで個人の生活がよくなるというのはわかっていたけど、社会の構造的にもそれが求められているというところまでは思い至らなかった。これからは仕事の仕方を見直したい。
こういう本は、「結婚して仕事やめたい」という人に仕事をさせることが目的なのだと思っていたけど、「仕事しながら家庭を持つこともメリットあるよ」という、両方の視点があってよかった。(自分が後者なので)
Posted by ブクログ
著者については有名だねくらいでWLBにも著者にもあんまり興味なかったんだけど。
かつて某大手化粧品会社社員だったと知って興味がわきました。
バリキャリじゃないひとも読んで損はない本。分かりやすく書いてあるけど日本でゼロからWLBを奨めてきたことや、社会に大きく貢献して且つ、こんなにキレイな女性って本当に魅力的。
女性がバリバリ働くと失わなければならないものもあると説く本もある中、この本を読んでいると、頑張るためには家族との時間も大いに大切だって、当たり前のことに気付きました。
Posted by ブクログ
正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。
まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。
今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。(999字)
Posted by ブクログ
就活セミナー中にもらって今まで放置してたけど、就職して「出会っといてよかった~!」と本気で思った本。
やりたいことはいっぱいあるもの。
環境がそうでなくても、ちょっとくらい私が空気変えてやる☆
Posted by ブクログ
ワークライフバランスについての本。
小室さんの本ですね。
テレビでワークライフバランスの
話をしているのを聞いてから、ずーっと尊敬しています。
育児、うつ、介護で長期休暇を取った人が復帰するには?
また復帰してもらわないと企業側がどれだけ困るかを
分かりやすく書いてくれています。
育児、介護は仕方ないにしても、
うつで休んでしまう原因を取り払って、
みんなハッピーな生活を送りたいですね。
プレゼンの必要性についても触れています。
プレゼンは才能ではなく、努力。
プレゼンが苦手な私には、ありがたい言葉です。
Posted by ブクログ
?仕事の基本プレゼン力を身に着ける。
?近道は営業を経験すること
?自分の部署を変える→残業を減らし、定時対処をするには何をすべきか
?15年後の日本は介護大国になる
?自分がロールモデルになる
?3足、4足のわらじを体感し、刺激を多く受ける
Posted by ブクログ
ハイスピード斜め読み。(多分2回目)
なんか、自分がこの先のキャリアで何を大切にしていきたいのか考えていたんだけど、ちゃんと子育てもして、育休も取って、短い時間でちゃんと結果を出せるようにしていきたいと思った。
Posted by ブクログ
以前読んだ小室淑恵さんの「6時に帰るチーム術」という本がとても良くて、会社のオフィスに置いて常に目に留まる様にしている程。
でも何故か他の著書を読んだことがなかったので、何冊か購入してみました。
ライフワークバランスについて書かれた本書ですが、それが求められる背景の説明が分かりやすく、思わず納得してしまいます。
今の日本の社会が抱える課題についても、他国と比べることで危機感を持ち、事象を課題として捉えることが出来ると思います。
また、ライフワークバランスを提唱するだけでなく、その為に取り組むべきことや心構え何かにも触れられていて、とても実践的だと感じました。
会社が変わるのを待つのではなく、自分たちが出来ることから実践してみる。
その意見に大いに賛同します。
Posted by ブクログ
・今後は更に働きながら子育てする女性向けのサービスが増える。
・時代は短期間で情報やビジネスのスピードが変わる。必要なのは社外にある情報、従来の枠にとらわれないアイディア。
・共働き家庭の家事の分担はきちんと分けるのではなく、状況に応じその場で決め一緒にやるほうが良い。そうでないとお互いが済ませたことを主張しあい精神的に消耗する。
・やりたくない仕事ほど短期間で120%の結果を出す。そうすることがやりたい仕事に近づく1番の近道。
・相手が抱える課題について考え、どう解決するか話し合い結果を出すことが頼りにされる秘訣。この信頼関係があれば過剰な丁稚サービスをせずに済む。
・時間はあっても上手に使えなければ仕事は終わらない。仮に時間がいくらあっても時間を無駄にしていれば何もうまくいかない。
・これからの時代、評価され求められる仕事はヒントアイディア創意工夫が盛り込まれたもの。これらの仕事はかけた時間とその成果は比例せず、むしろ時間を区切ったほうが大きな成果を生み出す。
書籍のターゲットは新卒から20代半ばぐらいの女性だと感じる。仕事とライフプランについて改めて考える良い機会になった。
Posted by ブクログ
タイトルからして独身女性をターゲットにしているように思えるが、これから子供が欲しい、出産して職場復帰したいという女性に向けたメッセージがたくさん。
Posted by ブクログ
これまでの働き方、生活スタイルで違和感のあることってたくさんあると思います。
著者は、こうした違和感、自分の枠を1歩抜け出したいという思いから
「仕事も家庭も両方充実する術」を見つけ出しました。
たくさんの社会の誤解を紹介しながら
ワークライフバランスの神髄を伝えています。
女性向けのタイトルのように感じますが、
男性、パパ向けの本でもあります!
ぜひ「仕事も家庭も充実させたい」全ての人必見の本です。
Posted by ブクログ
オススメの一言
「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。
そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」
正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。
まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。
今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。
Posted by ブクログ
201010たまたまかもしれないが、最近いった小室さんの講演内容にとてもちかかった。自分の体験談も入ったワークライフバランス入門編。内容は、薄いけど、やる気にはなる、かんじ。
Posted by ブクログ
2012.10.02再読
ワークライフバランスという、
まずプライベートを充実させることで仕事も充実するという
考え方を提唱している著者。
もともと女性的思考が強かったようだが、
社会に出ることで、価値観が変わり
現代の日本の会社制度に疑問符を投げ掛けている。
営業を経験していることから
マネジメントの重要性を強く説いている。
・相手のしてほしいことはは何か?
・相手の困っていることは何か?
・相手がいつも気にしている子てゃ何か?
これはビジネスのいたる場面で言えることだと思う。
仕事は人あってのものだから、相手の気持ちを察する洞察力は必要不可欠だ。
とにかく長時間労働による成果の出し方に反対をしていて、
定時であがり、残った時間を自己研さんや趣味にあてる、
それが仕事に活きてくることを説いている。
そして女性ならではのパートナーとの
結婚生活を充実させるためのヒントが書かれている点も面白い。
「男性目線で物事を考えてみましょう」
という提案は本書のひそかなウリだと思っている。
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キャリアウーマンのお手本とも言うべき小室淑恵さんの著書。
ワークライフバランスとは用は仕事とプライベートの両立という意味ですね。
現代社会の男女の働き方にマッチしていると思います。
成功哲学として書かれていることは割りと平凡ですが、女性の視点で書かれていることが興味深いです。
文章もやさしく書かれているので読みやすいです。
Posted by ブクログ
12/15
一度講演を聞いたことがあり、感銘を受けたので、改めてワークライフバランスについて考えてみました。
・やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。
・時間制約のない20代にこそ、短時間で成果をだす方法にチャレンジする。
・経験が増えれば増えるほど、他人の事情が理解できるようになる。
Posted by ブクログ
・プレゼン力を向上させると仕事が早く終わる?!
自分のプレゼンしたい内容について、事前に上司や顧客と相談して、意見を一部織り込んでおく。上司や顧客に事前に熟知してもらえる上に、彼らの意見が織り込まれているので、賛成せざるを得ない。
・仕事の成果が上がってなくても定時に帰る?!
仕事の成果が上がらないのは自分の能力不足のため。ライフでインプットをして自分の能力を向上させることが先決。ライフを頑張ることで、人脈も広がり、多様な人との接し方も学べる。また、定時に帰ることを決めると、時間内に仕事を終わらせなければならないプレッシャーを感じて、仕事が効率的にできるようになる。
・仕事が大好きな若手でも夜遅くまで残らせない?!
若い時には自由な時間があるが、人生を考えると育児や介護もあり、短い時間で効率的に仕事をやる癖をつけなければならない。人脈や将来のスキルを身につけることの重要さを気づかせるべき。
株式会社ワークライフバランスのホームページには「ワークライフバランス」の目的が記載されていました。
ワーク・ライフバランスの目的は、仕事とプライベートをうまく調和させ、相乗効果を及ぼし合う好循環を生み出すことです。
たとえば、仕事において、高い付加価値を提供し成果を上げるためには、広い視野や人脈が必要ですが、それらは仕事以外の場所で身につくことが多いと思いませんか?
つまり仕事以外の場を大切にすることによって、仕事も短時間で成果を上げることができるようになるのです。いいかえると、仕事での成果を上げるために「働き方の柔軟性を追求する」ということがワーク・ライフバランスの核心であるということです。
「ワーク」と「ライフ」を“ハーモニー(調和)”させることで、仕事でも家庭でもより豊かな生活ができるのです。
ぜひ本書を読んで、自分なりの「ワークライフバランス」を考えてみましょう!
Posted by ブクログ
■にわとりが先か卵が先か。
「時間がない→仕事が終わらない」ではなく、時間がいくらあっても時間を無駄に過ごしていては、何もうまくいかないのです。」
■営業をしよう。「ファンからのヒアリング」「ハッピーな未来をイメージさせよう」
■男女の違い。対応策を求めるのが男性であれば、その対応策を引き出してあげればいい。
などなど、女性にとっても
しかしながら、最終的に重要な事は、「おたがいさま」の精神であり、双方の立場をどの時点であっても、対等に理解しあう事が重要なのだろう。
Posted by ブクログ
専業主婦でいようと思っていた筆者が大学での話を聞いて、働くことに目覚め、資生堂での事業提案、独立という経過を書いている。
女性が働けるようにというものから、男性も女性も仕事と家庭のバランスをとった働き方にしようと考えるようになった幅が広がった。
定時で帰れるのは周囲の人の協力のおかげだと伝えるのは良い方法だと思う。
Posted by ブクログ
昨年、この人は勝間和代を超えるのでは?なんて話もありましたが、最近は話聞かないですね…"ワークライフバランス"をテーマにした会社を経営されている彼女。勝間さんとの違いは、かわいらしい容貌と、夫婦生活が順調であるという点でしょうか(苦笑)ちょうどこの本の1冊前の著書、しかもテーマもほとんど同じものを1年位前に読んでいたので、書いてある内容はほとんど一緒で目新しくはないです し、基本的には働く女性向けの本ですから、すべてそのままできるということではないですが…たぶん、女性の方にはすごいしっくり来るんだろうなぁト言う内 容です。ノリ的には、勝間さんと同じにおいを感じましたが、男性に敵を作らないのは、きっとその容貌のせいなのでしょう…なんて穿った見方ですかね。
Posted by ブクログ
WLBの提唱者、小室淑恵氏による一冊。小室氏のこれまでの生きてきた道とWLBの考え方が何故必要かを平易な言葉で分かりやすくまとめた一冊。20代前半の女性がメインターゲットだと思うが、男性が読んでも面白い一冊。(1)個人から家族のワークライフバランスへ。「彼を家事の部下にしない」役割を分けずに家事をした方が楽しいがなるほどと思う。(2)自分がロールモデルになろう。ひとりひとりの社員の意識が変わっていったことの結果として、会社は変わる。(3)経験が増えれば増えるほど、他人の事情や気持ちが理解できる。2足、3足の草鞋の相乗効果を活用せよ。