【感想・ネタバレ】超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える キャリアも恋も手に入れる あなたが輝く働き方のレビュー

あらすじ

「仕事もプライベートも両方楽しみたい」という人は、年々増えてきています。ただ、制度はあっても気持ちがついていかなかったり、ロールモデルが少ないのでイメージがわかなかったり……。悩みはあると思いますが、そろそろ周囲のせいにするのはやめて、自分自身で理想のワークライフバランスをつくってみませんか? ワークライフバランスのプロ、小室淑恵さんがご自身の経験から意識の変え方、実践方法まで大公開!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
 花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
 著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。

 まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
 そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。

 今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。(999字)

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2011年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オススメの一言
「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。
そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」

 正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
 花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
 著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。

 まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
 そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。

 今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。

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2011年08月09日

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