山白朝子のレビュー一覧

  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    小林泰三さんと宮部みゆきさんは、このアンソロジーでなく読んでいたのですが、改めて、う! (ーー;)

    岩井志麻子さんは日本らしい、湿気たっぷりのホラーで、やはりうまいですよね。

    去年から読みはじめて、ようやく完読。
    ことしは去年よりも読みたい本がたくさんあるので、出だしは順調でうれしいかも。

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    2024年01月02日
  • 私の頭が正常であったなら

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    読み終わった後に自分が泣いているのに気がつくような静かに心が震える短編集。
    与えられる深い絶望のなかで、足掻き、救いを掴み取る主人公たちに励まされる。
    表題作と「おやすみなさい子どもたち」が特に良かった。

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    2023年12月19日
  • 私の頭が正常であったなら

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    タイトルに惹かれて購入しました。
    幻想的な雰囲気と深い悲しみの中に、ほのかな狂気を感じられました。
    「トランシーバー」と「首なし鶏、夜をゆく」の行き場のない喪失と孤独が好きです。

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    2023年11月09日
  • 怪と幽 vol.013 2023年5月

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    織守きょうやさんの「そこにはいない」が特に好きでした。
    両思いなので末永く暮らして欲しいなと思いました。

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    2023年07月13日
  • 私のサイクロプス

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    前作のエムブリヲ奇譚の続編で、旅本作家が旅程で出会う怪異を記した短編集。
    前作の方が好みだったけれど、ドタバタ劇として本作も面白い。
    表題作が物悲しい異形の巨人の話で、一番好きだったかな。

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    2023年02月26日
  • 私の頭が正常であったなら

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    乙一氏のデビュー作から別名義も含め殆どの作品を読んでいる古くからのファンだけど、しばらく新作の発表が少なくなっていて残念だった。
    今回の作品は山白朝子名義だが、初期の作風が戻ってきたようで、とても面白かった。

    あり得ない現象が起きているのに妙にリアリティがあって、説得力を感じるところがよい。
    やはり、乙一氏は、短編ホラーの日本一の名手だと思う。

    「子どもを沈める」が特に怖かった。結末は少し納得のいかないところもあったけど、段々と怖さが増してくる描写力はさすがだ。

    どんでん返しの切れ味は、「GOTH」や「ZOO」の頃の方がすごかったけど、どの作品も納得できるレベルの高さだった。

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    2022年05月10日
  • 私の頭が正常であったなら

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    ヒヤリとしたり、ゾクっとしたり、ホロっとしたり。この話はどこへいくのかな…とドキドキしながら読んだ短編集。

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    2022年03月04日
  • 私の頭が正常であったなら

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    乙一さんに別のペンネームがあるとは全く知らなかった。
    ブグログで知ることができて本当に良かった。
    どうしてこの人の文章はハマるのだろう。
    心地よい。
    ちょっと不思議で切ない八篇の短編集。
    特に表題作が素晴らしい。
    読み終えてすぐに読み返した。

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    2021年09月28日
  • 死者のための音楽

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    ああ巧いなあと胸を打つ怪談集。ホラーと怪談は全く別のものだと思い知らされます。怖いだけではない美しさが哀しさが温かみがそこにあります。名前を使い分け、あらゆるジャンルをものにする作者ならではなのかも。

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    2019年12月21日
  • 私のサイクロプス

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    ネタバレ

    安定の面白さ。
    怪談といいながらも、語り口が柔らかく、丁寧で嫌味がない。
    安心して読める希少な作家さんだ。

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    2019年06月24日
  • エムブリヲ奇譚

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    かなりおもしろかった。
    短編集。

    ラピスラズリ幻想
    何度も人生繰り返して強くなる系の話は好き。トムクルーズ主演のあの映画も然り。ラストは切ない。この作者の切なさエンドは効くね。


    これもお気に入りの話。目に見えるものだけを嫌がったりするようなことは多い。スマホには便器並みの菌がいるとかそういう話に近い。ラストがいいんです。

    顔無し峠
    かなりグッときた。最近出会った人なのに…と登場人物本人も言っていたが、自分も同時にかなり感情移入してしまっていた。不思議な感覚だ。

    「さあ、行こう」と少年が言った
    家での仕打ちに、血管ブチ切れそうになるほどイライラした。これもラストがいい。


    全体的に

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    2019年02月12日
  • エムブリヲ奇譚

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    切なーーーーーい!!乙一先生だからしょうがないと分かっていても切ない!!!特に「地獄」あれは男版「SEVEN ROOMS」だよね!!!!

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    2016年10月26日
  • エムブリヲ奇譚

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    懐古調で怪異譚がつむがれる連作短編集。最凶の物語は「地獄」でしょうが、私は「〆」がたまりませんでした。読むんじゃなかった、、、。

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    2016年04月06日
  • 死者のための音楽

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    もの悲しいストーリーですね。「平面いぬ」のブルー等に似ているアニマル系もあったり・・・乙一氏の別バージョン誕生の話もありそこそこ満足。

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    2015年08月16日
  • 死者のための音楽

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    某作家が別名で書いた短編集。 某作家の以前読んだことのある短編集が良かった。惨いシーンが入ることもあるけど、愛情と切なさが入り混じったストーリーを読みやすい文章で作る。この短編集にはそれが強く出ている。昔話っぽいものもある。「鳥とファフロッキーズ現象について」は何とも言えない複雑な気持ちになり印象的。これからも雑誌の冥の方でも楽しみに読んでいきたい。

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    2014年04月19日
  • 死者のための音楽

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    せつなさ漂う怪談短編集。
    「鳥とファフロッキーズ現象について」と「黄金工場」が面白かった。
    というかどれも面白かった、んだけどこれここで終わりかよー!がほとんど。
    なんていいとこで了なの。

    山白む朝の、幽冥の境界に、それでも人と共にあろうとする愛の物語でした。

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    2014年01月05日
  • 死者のための音楽

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    ホラー作家乙一のさらなる別名義、山白朝子。乙一とも中田永一とも違う作風。この名義は幻想オカルト用かな。わかる人には名義を伏せていてもわかるタッチではある。少々グロイものあるけれど読みやすくふんわり幻想的。ホラー乙一よりわたしは好き。2013/401

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    2013年12月30日
  • 死者のための音楽

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    語り口が魅力的で美しい光景が広がる様でした。
    桜の下や、井戸の底の部屋や、仄暗い工場なんかが…。
    美しさに血の色や昏い切なさみたいな色の紗がかかって綺麗な織物の様です。

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    2013年12月02日
  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから

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    2026年06月21日
  • スコッパーの女

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    「シンクロニシティ」みたいなことは実際ありそう。名前の力って相当だと思う。「青軸卿」の打鍵の破壊力にあ然とした。

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    2026年05月20日